英田サキさんのレビュー一覧

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  海老原由里 

過去と現在2CPのお話。仕掛けがおもしろい。

おもしろかった。゚( ゚´д`゚ )゚。
ドラマCD→原作の順で「すべてはこの夜に」を堪能したのですが
構成が違ってて
CDだと音で説明しなきゃいけない分、演出が丁寧でしたね。
原作は、短い文章の中で想いをめぐらせるような部分があって
それはそれで目頭が熱くなりました。

傷をつけあった恋人同士の再会モノ。
ヤクザとか裏社会のお話って
なんちゃって系だと軽すぎて
シリアス系だと…

2

ラブ・シェイク ~恋のカクテル召し上がれ~ 小説

英田サキ  タカツキノボル 

代議士秘書×バーテンダー(見習い)

昔の憧れの人、再会、すれ違いなど、お話的にはよくある感じ。
だけど、受攻の視点が交互に入ったりして、心情的にとっても読みやすかった。
さらりと読めます。
お互い不器用だから上手くいかない二人の恋はなんとももどかしい。

が、むしろ私の視線はメインの二人よりも、脇役カップルに釘付けでした。
秋良の働く店の店長と、その恋人のヤクザ。
作中にもちらっと二人のなれそめが語られるんだけどそれが…

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ラブ・シェイク ~恋のカクテル召し上がれ~ 小説

英田サキ  タカツキノボル 

うるっと(´;ω;`)ウッ…


小柄で甘い顔立ちの小野寺秋良。
バイト先のバーで働いているところに、
2年前ひどい言葉で信頼を踏みにじった父の秘書である
檜垣隆之がやってくる。

そんな隆之に反発するが、
とある誤解から檜垣と寝ることにー・・・。

どんなに反発していても檜垣が大好きな秋良に
読みながらうるうる(´;ω;`)

一生懸命に檜垣のを咥えてるところはエロキュン(*´д`*)アハァ
敬語攻め…

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DEADLOCK 小説

英田サキ  高階佑 

読み応えたっぷり

英田先生の作品を読むのは『DEADLOCK』が初めてだったのですが、
丁寧な描写と内容の濃さに圧倒されました。
刑務所の中で繰り広げられる
囚人達の人間模様や抗争の場面は
手に汗を握りながらも、ページを捲る手が止められないです。
ユウトとディックの絡みは
読んでいて胸が締め付けられました。
前半の焦らしがあるからこそ、ラストの盛り上がり方にグッと来ます。

早く続刊を買って2人が…

8

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  海老原由里 

切ない人間模様

夜や闇を描く英田作品。舞台設定がアンダーグラウンドな世界であることもさることながら、そこに登場する人物が皆、痛みや悲しみ、罪など光の下にさらけ出せない部分を心の内に抱えていることが、その醍醐味だと思います。この作品も、英田作品の例に漏れず、暗さや重さが際立っているように思いました。

借金を抱え、拳銃である人物を傷つけるという仕事を請け負った加持。拳銃を持って出向いた先にいたのは、因縁ある男、…

4

黒い竜は二度誓う 小説

英田サキ  中村明日美子 

ファンタジーは難しい

BLよりもファンタジー好き歴が長い私には、期待が大きかった分展開にユルさを感じます。
ファンタジーとして読むにはあまり面白くないかも。
BLなんだからそこまでこだわらなくてもと言われてしまえばそれまでですが・・・
しかしファンタジーならそれはそれでBLファンタジーのジャンルで面白い話を描く作家さんもいるのでどうしても比べてしまう・・・。
竜が出てきたり、世界観は萌の要素も多いので普段ファン…

1

エス 残光 小説

英田サキ  奈良千春 

完結…!

「エス」シリーズの完結編です。
読んだのはずっと前なのですが、今でも読み返すほど大好きなシリーズです。
最後の最後まで宗近へ抱く自分の「愛情」を認めることを恐れる椎葉。
「好き」とかいう次元じゃないんですね。「愛」なんでございますね。
認めちゃえよ!と読んでるこちらは焦らしプレイさながら、おあずけくらいつつここまで待ったわあ♪てな感じでした。
そして、影の主役(?)お義兄さまを見ていても…

5

夜に咲き誇る 小説

英田サキ  山田ユギ 

極妻v

夜シリーズ。3作目にして一番ほっとする表紙だと思うw

夜シリーズとある、この“夜”は何を指し示すのか?

1作目「夜が蘇る」は
彩りのある夜の情事が蘇ってくるって話で“夜”=情事

2作目の「夜に赦される」は、秋津の亡くなった情人・羽生だったり
秋津自身に赦されるという話なので“夜”=人物や気持ち

3作目の「夜に咲き誇る」は、まさに“夜”=極道の世界
なんじゃないかな?と…

4

夜に赦される 小説

英田サキ  山田ユギ 

夜シリーズ2作目。今回の“夜”は?

ガチ893モン。
元警視。バリバリのエリートだった秋津は
幼なじみのヤクザ羽生の情人だったんですよね。
羽生はヤクザ社会の制裁を受け殺されているのです。
そんな秋津の心の穴を埋めたのが、ヤクザの若頭・久我(年下攻め)。
それが1作目のお話だったわけですが
2作目では、なんと!羽生を殺した実行犯が久我だということが判明します。
秋津は、久我から離れてしまうのか?離れられるのか?
秋津…

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デコイ-迷鳥- 小説

英田サキ  奈良千春 

那岐に完敗!

超面白かったです。
というか、最初のカラーイラストでもう撃沈だったんですけども。
那岐のセリフにもやられてしまいました。
やっぱ那岐だよ…。

今回のお話でデコイ完結でして前回からの事件も終息していきました。
最後の最後に篠塚の推理?が出てきて「おおっ」てなりましたが。
そこまでは思い至らなかったのでね。
那岐の過去についてもわかったし、火野がどんな思いで那岐にあんなことをしたのか…

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