英田サキさんのレビュー一覧

デコイ-囮鳥- 小説

英田サキ  奈良千春 

エスを読み返したくなりました(笑)

英田さんの代表作「エス」のファンでしたので、エスとの接点やらチラッと出てくるキャラに前に読んだ「エス」を読み返したくなりました。(エスもこれも発売されてだいぶ後に読んでます)
本作に対する感想ですが・・・
こちらも、続編の「迷鳥」に続く下準備というか伏線をしっかりさりげなく書いるので、「迷鳥」を読み終えると、「囮鳥」を読み返したくなりました。
2組のカップルが同時進行しています。
殺し屋×…

6

たかが恋だろ コミック

英田サキ  山田ユギ 

人気作家同士のコラボ

ユギさんも英田さんも大好きなんだけど、英田さんの世界観の中でユギさんらしいの抜けたシーンとかにここでは少し違和感を感じてしまった。
その分キメゴマのかっこよさと、色気のある表情はすごくすごく麗しいです。
話は好みだし、三人の微妙な関係性にも萌えました。
ただ椹木義兄さんには是非とももうちょっとねばって欲しかったかも。

個人的には義兄さん受でもぜんぜんかまわないのですが、とりあえず義兄さ…

0

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  海老原由里 

涙が止まらない!

これはものすごく泣けました。

まず最初の湊と加持の二人は読んでいるこっちがもどかしいと思うほど、不器用なんです。その不器用さが心にグッときました。
あと、側にいる武井と志郎が良いです。


そして夏の花は、武井の若かりし頃の話なのですが、その前の話で武井が良い味を出していた分、本当に泣けました。武井と鈴原の間柄は純愛だと思いますし、とても切ないです。


この作品を読んだ事がない方は是非一度読ん…

6

いつわりの薔薇に抱かれ 小説

英田サキ  石原理 

こういうの好きですvvvv

書店で何気に見つけた英田作品。
英田作品数あれど、このタイトルはあまり聞いたことがないなと思い、あらすじを見てみると面白そうだったので買ってみました。
…。
……。
………。
面白いじゃねぇかーーー!!!!!
かなり好きなタイプのお話でした。

香港マフィアのボス×刑事であり、金持ち×バトラー。
互いに、本来の素性を隠して、仮面を被っての対応。
その仮面を見破られないために、高…

2

DEADLOCK 小説

英田サキ  高階佑 

もっと早く読めば良かった!

ストーリーは皆さんが書いていらっしゃるので割愛しますが…

もっと早く読めば良かった~!
お話は、かなりしっかりしています。
内容も面白く、刑務所という閉鎖空間での濃密な雰囲気と何より絵が素晴らしい…。
ディックもユウトもカッコ良すぎです。

カンタンにHはしません。
でも、途中途中でストレートのはずのユウトの揺れ動く気持ちとゲイのディックの思いが交わった時の妖しい空気に萌え~って…

13

そんなこととはツユ知らず 小説

英田サキ  サクラサクヤ 

茶鬼さんに同意

私もリブレ系の英田サキさんにどうも違和感を感じてしまう。
英田さんだけじゃなく、こないだ某作家さんの作品でも同じことを感じたんだけどさ。
なんていうか…個性的な長所殺し、みたいな。個性的な長所を殺して何を持ってくるかというと、「BLのお約束」。
「えーっ。何故そこでBLのお約束!?」って思う箇所がいくつかあって。
まあでも、個性的な長所というのは裏返せば短所(かも)なわけで、作家さんのディープなフ…

5

君のために泣こう 小説

英田サキ  北畠あけ乃 

どっちも優しすぎて切ない。

こんなに一直線に恋愛ONLYなお話、英田さんの作品では珍しいのでは?

英田さんのお話はヤクザやらFBIやらに恋愛が絡んでくる、「恋はスリル・ショック・サスペンス」な感じが醍醐味なんだと思っていました。
卓越した筆力はもちろんですが、先の読めない展開が更に上手さを引き立てているんだと思っていたんです。

こんな風に、しっかりしっとり恋愛オンリーのお話を読むと、改めて、「本当に本当に筆力の…

6

バカな犬ほど可愛くて 小説

英田サキ  麻生海 

ヘタレわんこ?

友人に借りた本です。読みやすくて面白く読めました。

2

canriensis(合同誌) 小説

木原音瀬  遠野春日  英田サキ  和泉桂  水壬楓子  神崎貴至  深井結己 

カナリヤ椰子

このタイトル、何のことかと思ったら、宮崎の日南海岸沿いの道路脇とかによく植えてある、あの、おっきな椰子の木の名前らしい。
裏表紙の写真のね。

宮崎県の口蹄疫被害のチャリティーって事で、神崎、木原、遠野の3氏が発起人となって作られた合同誌。
一応、発起人の3氏は牛とかマンゴーとかみかんとか宮崎の農産物に関連したキーワードが入った作品を、
協賛参加の英田、和泉、水壬、深井の各氏は縛り無しで…

2

さよならを言う気はない 小説

英田サキ  北畠あけ乃 

凶暴だー

私立探偵の陣内×美貌のやくざ・天海の話。
まず設定だけでありがとうございます状態。こういうカップリング設定が好きな方は買って損はないと思います。
このお話の最初は「腐れ縁」の天海が、厄介な仕事を陣内に持ってくるところ。陣内を殴る蹴る脅す、ドアを破壊する…、断ると更に厄介で、しかも報酬は破格とくれば引き受けてしまう。このように始まっていきます。
天海は強い人間です。冷徹で、富も地位もあり、望め…

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