英田サキさんのレビュー一覧

エス 裂罅 小説

英田サキ  奈良千春 

暗ーいよ

今回もまたまたすごいですね。この全体的に暗い感じが好きです。
新キャラ、クロがいろいろとやらかしますね~密売銃と関係があるだろうトモという人物をクロが探して椎葉に情報を与える代わりに、椎葉の乳首にピアスをつけるという変な交渉をしました。

何かと今回は蝶が絡んでいるようです。表紙にもうっすら描かれてある通り、
片方の羽がない蝶が実に印象的でした。
クロに薬を打たれて、幻覚が見える椎葉がか…

3

デコイ-迷鳥- 小説

英田サキ  奈良千春 

過去の償い、そして旅立ち!

ドラマの始まりが、火野と那岐の子どものころに起こした、
事件が発端だった、ビルの爆破事件。

それのせいで、運命を狂わせた、人々がまた事件を起こす。
二組の愛情が、せつなくも狂おしく、読む者の心にせまってくる。

火野と那岐の幼いころの、人身売買から、売春そして、人殺しへと、
変わる事情の悲しいこと、世の中の理不尽を感じさせる、
奥深いお話、これはいくら、レビューで、語っても、

2

デコイ-囮鳥- 小説

英田サキ  奈良千春 

二組のそれぞれの、愛憎!

出演者がなかなか、多彩な面々。
一人は、人殺しをしてしまった、刑事。
一人は、人殺しを職業としている、謎の男。

かたや、二人はヤクザ。

前編の、囮鳥では、刑事の男が、おとり捜査として、殺し屋の男の
恋人として暮らすが、自分の親の敵の男を、殺して、記憶喪失になる、
不安と恐怖から、男に惚れこんで、記憶が戻るとまた、不安になる。

殺し屋の、火野は、刑事の安見に何もかも分かって…

2

エス 咬痕 小説

英田サキ  奈良千春 

悲しい・・・

永倉と真生の二人がメインですね。なんだか読んでて切ないというより悲しくなりました。
永倉と椎葉は似ていて、昔永倉は自分が愛していたSを殺されていて、また椎葉の姉も暴力団の流れ弾のせいで姉とお腹の子供ごと殺されてるんですよね。
だから、自分のSとは親密な関係というか愛しあうことができなくなってしまったんです。信頼しあうことは大事だけど、それ以上先に進んでしまったら、自分もSも最終的には傷ついてし…

7

エス 小説

英田サキ  奈良千春 

これはなかなかですね!

話は難しいような気がするんですが、だいたいの流れはわかりました。
椎葉・・・刑事だけど裏ではヤクザとか風俗関係の人たちとの交流(って言ったら変かもしれないけど)情報をもらっている。その情報をもとにして、武器などを探して事件係りに情報を渡すという情報係りをしている。
宗近・・・表は普通に仕事をしているみたいだけど、裏の顔はヤクザ。
椎葉にSとして情報を提供している。
この二人が主人公で、椎葉…

7

DEADLOCK 2 DEADHEAT 小説

英田サキ  高階佑 

刑務所の外で

前作のDEADLOCKが刑務所内でのお話でしたが、こんどは刑務所の外でディックとユウトがコルブスを居って奔走します。
爆破事件があったり、最後はカーチェイスがあったりと、アクションも全編よりグレードアップです!

FBI捜査官としてコルブスを追うユウト、スーツがとても素敵です。
ユウトはNY、DC、LAと大忙しで、この話のスケールの大きさを物語っている気がします。
そしてこの作品でも一貫…

10

恋ひめやも 小説

英田サキ  小山田あみ 

オトナの恋

恋を知らない男 棚橋(攻)と辛い恋を知る男 水原(受)の切ないオトナの恋愛を描いたお話。

7年振りに同窓会で再会した教え子と元担任。
何事にも関心の薄い棚橋は同級生も担任の顔もうろ覚え(笑)
彼女に結婚を迫られ、嫌いじゃないから良いか・・・と婚約までしてしまう非常にドライな男です。
そんな棚橋が初めて本気の恋をします。

理由を見付けてはせっせと水原に連絡を取り、会いに行く日々を過…

1

ダブル・バインド 小説

英田サキ  葛西リカコ 

英田作品を読む幸せ

今作は幸せにひたれました。
恋も事件も序章ですがしっかり読ませてくれます。
数あるBLのなんちゃって事件物のなかでさすが!抜けています。
(誉め処がBLとして微妙ですが)
あとがきにあるほど重さ暗さは感じませんでした。重かったり、暗かったりする過去の部分を、エピソードを連ねずにさくっと説明しているからかもしれません。ここはちょっと物足りないかな。
もうひとつ、主要CPのひとり上條の性格に…

3

ダブル・バインド 小説

英田サキ  葛西リカコ 

そこで続くのかっ!

大好きな英田サキさんの新シリーズ開始!
続くんだなとは知って読み始めたのですが、まさかこういう続き方をするとは><
『DEADLOCK』シリーズのように、最小限にでも一旦見切りを付けて次巻へGO!という感じだと勝手に思い込んでいたので、モヤモヤします。モヤモヤ!
早く続きが読みたいっ!

お話に関してはラブはほとんどなくて、私もかなり早い段階から「BL」というよりも「推理小説」として読ん…

2

DEADLOCK 小説

英田サキ  高階佑 

ユウト!ディック!

3作続くDEADLOCKシリーズの記念すべき1冊目!
以前から書店で、高階さんによる美しいディックとユウトに見つめられて買うか買わないか迷ってましたが…
買ってよかった!本当に!
高階さんの美しい絵と、英田さんの丁寧な文章、どちらもお金を出して買う価値アリです。

あらすじは皆さんが書いていらっしゃるので私は省略します。笑
アメリカの刑務所モノということで、少し洋画/アメリカドラマ的な…

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