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朝田ねむい
カミラ
ネタバレ
宗教って苦手意識が強かったけど、ロース司祭の誰かを救いたい。って思いが、宗教の教えからくるものでは無くて痛みを知ってる者としての救いである事に胸が熱くなった。 リブにとって、何が救いなのか。 そして、リブを救うために自らも共に同じ道を選ぼうとする。 でも、それはリブに対する愛情ではなくて神に仕える人間としての行動。 だけど、リブにはロース司祭は特別な存在で、ロース司祭は神に仕える身…
ハットリくん
うーん。 良かったか悪かったかで言うと、良かったです。 買って損はしないと思います。 ですがテーマに対して結構あっさり終わるなあ、 というのが私の印象でした。 確かに私が勝手に皆仲良く闇堕ちエンドを想像していた私がいけなかったのも、否めません。 しかし、宗教や神が絡むにしては、そこまで深くはなかったと思います。 (個人の感想なので、深いと思う人もいるかもしれませんし、自分があまり考え…
東雲月虹
表題作、『Dear,MY GOD』は 宗教が絡んで来るのであれこれ不用意な事は言えないのですが やっぱり生きていく上で心の支えというか “信じる者は救われる”というところがあるんでしょうね。 (私は無宗教ですが無神論者ってわけでもない…のかな…) これまで凄惨な日々だったリブにとって ロースが本当の意味で神のような存在になった事、 リブがちゃんと救われた事に安堵しました。 例え…
ひたすら甘めが読みたい方にはおススメ出来ないですが 深みのある映画のようなBLが読みたいとおっしゃる方には 是が非でも!!! 主人公のケイが、冒頭から自殺図ろうとしていますし ワケありが働く男性の風俗店ですので 明るいお話とは言えないんですけど センスのある笑いが散りばめられていて ずーんと落ち込んで浮上出来ない事はないと思います。 そもそも、ケイが再出発して(ある意味させられ…
zww
表題作も含め、この本では胃わるエロはほぼないのですが、変わった着眼点と良く練られた読み応えあるストーリーばかりの珠玉の短編集でした。 一応BがLなものもあります。 表題作が過去に遺恨があり離れ離れになっていた兄弟の話。 巻末書き下ろしと朝田さんのwebサイトの後日談までが必読です。 お兄さんなかなか外道な所が素敵で、弟の甘えスキル高い所が堪らない。 同時収録作では「毛虫」がアングラ感あっ…
フランク
読み終わってまず思ったことは、この作品なら、BLなんて読んだこともない(私が読んでるとも知らない)家族でも恐らく抵抗なく読めて、面白いって言ってくれるんじゃないかな、ということ。 ネオン街の片隅にあるゲイ向け専門「Circus」が舞台。 タチの悪い女に入れ込んだ挙句、借金が嵩み練炭自殺しようとしたケイ。 彼は借金返済のためにサーカスで働き始めます。 読み始める前はこのサーカスにやっ…
ポッチ
「Canna Comics ベストセレクション2017」フェアの、久間さんの『錆のゆめ』のペーパーが欲しくて、前から気になっていたこちらの作品を購入してみました。実は朝田さんの『兄の忠告』があまりツボに入らなかったこともあってあまり期待はしていなかったのですが(いや失礼)、いや~、すんごいツボに入る作品でした。 この作品がBLか、と問われたらすごく微妙。 いい意味で、BLらしくない作品でし…
鳥の湯
表題作・同時収録共に、設定や舞台が宗教・ファンタジーなどの要素を含んでおり、物珍しさに購入しました。 表題作「Dear,MY GOD」は、神父とカルト教団の一員である青年の物語であり、重い印象を読む前に感じていましたが、読み味は意外にさっぱりとしていて、しっかりBLとして楽しむことができました。 キャラクターの純粋さや2人の恋愛の育み方がまっすぐで、強い背景に負けないだけの魅力があったのだ…
ultima
面白かった。外画逃避行ロードムービー風。 「風」な雰囲気だけど、多分現代日本で店舗型風俗店で、逃げない。 むしろ根付いている人たちの話。 ただ、恋愛要素やエロはない。 今のBLカテゴリではなく、90年代の青年誌の作風。 大人の鑑賞に耐える、隙間を埋める物語。
あくありむ
この方を今まで知らなかったことを後悔しました…凄く良い!ハマりました。 ストーリー作りがとても上手だと感じました。 絵も上手いです。デッサンもしっかりしていて安定してます。表紙と中身に差は全くありません。 ただ、紹介文の「BL」「笑撃」の文字はこの漫画には相応しく無いです…! この文言に引っかかって購入を検討しているかたには「ちょっと待って!」といいたい…! ショートストーリ…