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7/8(合計:71件)
J.L.ラングレー 麻々原絵里依
茶鬼
前作『狼を狩る法則』ですでに次を示唆していたそのカプがこのタイトルにて主人公。 そして、そのシステムでいけば確実に次を思わせるものをラスト近辺に配備して、 シリーズと世界感の確立とロマンスな壮大(?)さとを見せており、 非常にアメリカのTVシリーズ的作り方をされている物語だな~と 国の違いをさらに実感させるものとなっておりました。 人狼・・・日常は人間として生活はしていても、それはと…
葡萄瓜
書店で本書の帯をご覧になった方は既に何かを お察しの事かと思われます。 ネタバレが主義ではない評者がそこで何が言えるかと 言うと…カバー裏表紙に至る過程の物語ですと はぐらかす事しか出来ない訳です。 このシリーズの前作となる『狼を狩る法則』を 調和の物語とするならば本作は成長・革新の物語と 捉えて良いかと。 そして物語のバトンは前作同様しっかりと次の走者に 渡されている模様で…
雀影
ネタバレ
前作「狼を狩る法則」で人間から人狼に変化させられてしまった、レミのお話。 前作でチェイの友達で、ホモフォビアとして登場したレミですが、レミの振る舞いには彼の父親との関係が暗い影を落としていて、更にそこには彼自身も自分の心の奥底に封印していた忌まわしい過去が結びついていて、、、。 人狼となったレミが、ジェイクをメイトとして受け入れ、更に、封印していた記憶を解放して、父親の支配から抜け出すストーリ…
裕次郎
麻々原先生の素敵な絵に惹かれて購入。 あ、これはもしかして以前読んだ「王子は伯爵に恋をする」と同じ作者か?気付いた時には、同じ勢いのある文章に、気持ち良くグイグイ読み進めていた。 前作も大層気に入ったが、今作もまた違った発見があり大変楽しめた。 この作者さん、大好きである! Hの仕方もやはり日本とは違うが、そうか、、、そうくるのか、、、と感慨深い。 だけど、思いやりのある人と自己中の…
本文約410ページ分に少々怯んで対峙しましたが、 かなり心地好い疾走感と共に読み終えました。 作品の傾向としてはロマンス七割推理小説二割 社会小説一割と言う手応えでしょうか。 ロマンスの部分と社会小説の部分が重なったりも しますので読み手によってはその辺が若干変わって 来るやも知れません。 本邦ではメンズロマンスと位置付けられて刊行された 本作ですが、原著者のラングレー氏は自ら…
しょうがとサバ
攻めは、浅黒い肌で体格がよいネイティブ・アメリカンな男前。さっぱりとした性格だけどいちゃいちゃ好きっぽいわんこなかんじ。ストレート。 受けはプラチナブロンドできれい系。ちょっとツンだけとエロいことにはそれなりに積極的。童顔。ゲイ。リバっぽい描写あり。 もともとストレートの男が、運命めいた絆により、男を愛するようになるっていうのがポイントの話だと思われます。 雰囲気が洋画っぽいところが特徴…
J.L.ラングレー 椎名ミドリ
何も期待せず読んだけど、読み進めるうちにどんどん引き込まれ、あっという間に分厚い一冊読了。久々にもっと読みたい!と思わせてくれる作品でした。 ちょっと奇想天外な舞台設定なんですが、それもまた面白いんです。 海外では続編が既に出版されており、その後も続刊予定という大人気作品なのです。 日本でも早く続編が出版される事を祈ります。 内容ですが、渋さが染み渡る艦長が、ある任務を帯びてある惑星に…
アメリカじゃあ、人狼ってポピュラーなのかな? 狼の存在自体がそれだけ身近ってことなのかな。 人狼が、普通に人間にまじって生活しつつ、人狼のコミュニティもちゃんとあったり、 人狼の血で人間を人狼に出来たり、 伴侶は抗えない本能って言うか運命みたいに惹かれあって決まるとか、 そういうのって、アメリカじゃあ基本教養みたいな、お約束的な物があるのかなぁ。 それはさておき、 お話自体は、ラブス…
ハイ爺
リバの発想や受けもアソコがでかいなどはニッポンのBLしかしらない身には新鮮でした。 アソコが硬くなった、反応した、が、シツコイほど書いてあるのは、輸入物だからでなくおそらくこの作者のクセなのだろうなと思います。 読み始めてかなり早くに「同人誌みたい…」という気分になりました。作者が自分のこしらえた設定とキャラにほれ込んでて、ひたすらいちゃいちゃを書いてるだけ、みたいな~; 話として受…
ランプの精
実にエロ爽やかで可愛い人狼ファンタジー+事件もちょっとなお話でした。 チェイ(基本攻)は子どもの頃からメイトに出会えることを楽しみにしていました。 メイトとは人生の伴侶で、基本的には人間の女らしいです。出会うと理屈なく「わかる」ものらしい。 そんなチェイの動物病院に傷ついた白狼が運び込まれてきて… もう扉の向こうからビシバシと「わかる!」この扉の向こうにいるのはもしかして!! ……と…