J.L.ラングレーさんのレビュー一覧

狼を狩る法則 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

人狼シリーズ1作目

モノクロームロマンスは、読み物としてのできが良くて一段上のクオリティ。手応えのある作品が読みたくて手に取りましたが、こちらの作品はいわゆる日本のBLと同じテイスト、軽さで、期待を裏切られました。しかしBLの萌えは世界をまたぐなと思いました。

ストレートのチェイとゲイのキートンのカップル。人狼ということで、興奮すると体の一部(目)が狼になってしまう、運命の相手(メイト)がいる、メイトの匂いには…

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王子は伯爵に恋をする 小説

J.L.ラングレー  椎名ミドリ 

海外翻訳物に挑戦・続きものでした・・・・

たまには毛色の違うものを と思い、でも狼さんはシリーズものだしな と
こちらをget。
なんと これも続きもので、日本で翻訳されていないだけでした。がーん。
訳者様のあとがきにある題名によると 2作目が当作攻めの故郷の星のお話、
3作目が当作舞台の受けさん故郷星のお話かな・・・
英語ではさすがに読めん・・
お話としては そこそこ面白かったですが、
攻めの性格がどうにもこうにも好かん。…

4

狼の遠き目覚め 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

予想は裏切られましたが

「狼を狩る法則」に出て来た、レミとジェイクのお話。

前作でとても感じの悪かったレミですが、後天的に人狼になったこともあって、今後どうなるのかと私にはとても気になるキャラクターでした。
ジェイクのメイトだということが分かり、ジェイクはこんなホモフォビアとどうやってカップルになるつもりなの⁉︎と期待していました。
ジェイクのじゃじゃ馬馴らしが見たい、もしかして、私の大好きなケンカップルかもし…

4

狼を狩る法則 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

異文化の風を感じました

ちるちるの記事で紹介されていたので読んでみました。

女の子みたいな受けは苦手なのですが、この作品の受けは小柄で可愛らしい見た目でありながら、かなりきつい性格で、人狼としても上位、という設定だったので拒否感なく読めました。

メイトが決まっているというのも、好きになるまでの過程も重要なのに!と初めは不満に思いましたが、それは杞憂でした。
攻め、受けそれぞれに不安や問題があり、2人でそれを…

3

恋する狼 狼を狩る法則 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

遊び心

アルファ・オメガ設定以外は本編と一切関係がない、
正しく番外編なのでかなり気楽に読んでよろしいかと
思われます。
注意が必要とすれば、情交描写がかなりあからさまで
ある事です。紙媒体ならページをそっと閉じる事で
冷却できますが…。
慌ててアプリを閉じて深呼吸はなさいませぬ様。
あと、この作品をいきなり読んでも恐らくアルファ・
オメガ設定について飲み込む事は出来ないだろうと
愚考し…

3

王子は伯爵に恋をする 小説

J.L.ラングレー  椎名ミドリ 

まさかのSF超大作

作家さんとタイトル買い。基本挿絵を楽しみにしている人間なので、購入後まずパラパラめくってみるのですが、「!!!?」「ま、まさか挿絵がないですと!?」となりました。

只でさえ内容が詰まっていて分厚いので挿絵は欲しかったところですが、内容が内容だけにこれは上手な絵師さんでないと表現するのがとても難しい。

個人的には笠井あゆみ先生、小笠原宇紀先生辺りを押したい。

そしてもう1つ。表紙の…

3

狼の見る夢は 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

メイト!

分量たっぷりの人狼シリーズ第3弾。
マットは可愛いし、エロもたっぷりだし、お腹いっぱいになれます。

人狼シリーズって、オメガバースみたいに設定ありきなところが大きくて、アルファだのオメガだの、群れ同士がどうしたのって部分が、この人狼シリーズの前の本はもっと多かった印象があったけど、この作品は「メイト」に的を絞ってあって恋愛糖度は高めに感じました。
ある意味狡い大人と、純粋で健気な若者が、…

2

王子は伯爵に恋をする 小説

J.L.ラングレー  椎名ミドリ 

海外BL発、男系王族の年の差甘々ロマンスもの

そもそもネット通販で見かけて手に取るまで、プリズム文庫に海外翻訳ものも数冊出版されているって知らなかったよ…。
と、プリズム文庫特有のキラキラ表紙を捲ってみたらなんと!!挿絵無し(゚д゚)
どうもこの文庫、挿絵や表紙の扱いに関しての評判はイマイチのようで、私自身もいざ読んでみて表紙と中身がミスマッチだなと感じた。

登場人物のほうも欧米人ベースゆえ、同一キャラで正式な名前と愛称が混合してい…

3

狼の見る夢は 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

補足込みの盛り上がり

前作でああ来ておいてこう来るかと言う三冊目。
暫しとっつきにくい感じはありますがページを
進める内に馴染んできて速度が上がってくるのは
毎度の話。
随所にさりげなく米国という国の中で人々がそれぞれ
どの様な立ち位置にあるかという事を囁いて
くれますのでそこさえ飲み込めれば読み易いでしょう。

入り込み易い要因としては麻々原さんの挿絵の
存在もあろうかと。
ただ一点難を言えば、筋…

2

狼の見る夢は 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

自分以外の何かにはなれない

すごく良かったです。良すぎて逆に感想が書きづらい。

毎回楽しみにしている好きなシリーズですが、主役のカップリングが毎回変わるため、今回のカップリングは好みじゃなかったらどうしよう、て思っていたのですが…
3作目にして仕事のできる年上と可愛くて健気な大学生という11歳の歳の差カップルでした。
社会人×学生がめちゃめちゃ好きなので嬉しかったです。

メイトとはこのお話では「定められた運命…

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