市梨きみさんのレビュー一覧

心中するまで、待っててね。 (下) コミック

市梨きみ 

No Title

メリバ派に目覚めさせていただいた作品です。
もうほんとに神すぎます。葵兄ちゃんのちょっと照れた顔がもうどタイプすぎてぐっさぐさです。
お母さんからの電話で気づいてしまってふくくんが箱を開けてしまったところの描写好きすぎます
葵兄ちゃん過去が辛すぎて終始ぼろっぼろに涙腺壊れてふくくんと葵兄ちゃんと一緒に泣いておりました最初はメリバの存在を知らずに絵柄が好みで買ったのですが、初めて読んだ時はそれ…

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お伽話は地獄の果て、 2 コミック

市梨きみ 

美しい絵の中にドロドロしたものが…!

多くの王族から忌み嫌われる第13王子のサフィール。周りに仕える者は皆不幸な死を遂げる、と言われていますが唯一魔術師のレヴィだけが彼に忠誠を誓っていました。

サフィール王子の華奢で儚げで可愛らしい男の子の描写の中に隠れている彼自身が生き残るために培って来たドロっと黒い部分と、自分を人間だと認めてくれたサフィールを盲信的に守ろうとするレヴィ二人だけの間に流れる甘くて優しい雰囲気、そしてその他以外…

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心中するまで、待っててね。 (下) コミック

市梨きみ 

No Title

上下巻を読んでの感想です。
タイトルから結末がもう分かってはいたけど、葵兄ちゃんの回想シーンが辛かった。。。
福太の前では、お兄ちゃんでいたかったんだろうな。
福太と再会してもなお、それは変わってなくて、でもどこかでやっぱ自分を見つけて…って思ったからこそ、福太のラストのあの行動のあとに再び現れて…

「僕を見つけてくれて、ありがとう」

この言葉が葵兄ちゃんの本音なんだろうなって。…

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3分インスタントの沈黙 コミック

市梨きみ 

義理の兄弟の禁断の愛のお話

よくある設定ですが、絵がきれいなのと、義弟の執着と気持ちの重さを表す言動の数々がなかなか強烈で、情緒不安定でぐちゃぐちゃ悩みがちな義兄と、対比、関係が引き立ちます。

義兄のうじうじとごまかし方が最悪、面倒くさい地雷女のような言動の数々が読んでいて苦しいです。
義弟は割とわかりやすい執着と追っかけと発散の仕方をしています。
1冊読んで一番、強烈で怖かった台詞が、ケーキおいしかった、でした。…

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心中するまで、待っててね。 (下) コミック

市梨きみ 

趣味じゃない読み返せない、でも、きっと次作も作家買いします

非難、批判レビューではなく、マイナス印象のレビューがしたいわけではありません。
発売当初からレビュー点数がとても高く、タイトル、表紙のイラストともに惹かれるもので、購入し上下一気に読みました。これまで買ったBL漫画は五千冊以上になりますが、最も読後感が苦しくトラウマになりそうな作品でした。
ほのぼのラブラブが好きな人にはお勧めしません。
絵もとてもきれいだし、上下巻で引き込み読ませるお話の展…

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心中するまで、待っててね。 (上) コミック

市梨きみ 

普通に泣くし引きずる。それがたまらん。

私は見たことない展開でもう普通のBLあきちゃったぁあみたいな人に超おすすめです。
徐々に突然おにちゃんが現れた理由がわかっていってラストはもう切なすぎて引きずりました。2週間ぐらい思い出してずどーんなってました。
BL読み漁りすぎてあれこれ読んだっけ読んでなかったっけとなっていた私ですがすごく印象?というか衝撃的な作品でもあったのでほんとに忘れなれない1作です。読もうか読まないか迷ってる方ぜひ…

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心中するまで、待っててね。 (上) コミック

市梨きみ 

読み手を選ぶ作品

作家買いです。
さよならα、がすばらしくて、この作品も作家買いしました。

SFっぽい展開の上巻。
大好きだった近所のお兄ちゃん、自身がお兄ちゃんになったときに再会したその姿は、子どもだった、という不思議に満ちた展開です。
絵がきれいで、お話の不思議さ、展開のおもしろさにどんどん引き込まれて行きます。
先の予測ができなくて、どきどき、ぞくぞくしながら読みました。

BL作品は電子だ…

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さよならアルファ コミック

市梨きみ 

相手を想いながら丁寧にきちんと生きて待った11年が尊い

市梨きみ先生の作品で初めて読んだお話。
久しぶりに読んだのでレビューします。

タイトル、表紙のイラスト、デザイン、読み終えてから見直すと、全てからのメッセージが改めて脳裏に響きました。

眉目秀麗、文武両道、完璧な高校生、生徒会長がある日、運命の番に遭遇し、自身がΩであったことを知ることから物語が始まります。

相手がなんと小学生。
他の作品もそうですが、市梨きみ先生は絶妙に難し…

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心中するまで、待っててね。 (上) コミック

市梨きみ 

No Title

先に下巻に感想書きましたが、まだ思うところがありまして。
この表紙の対比良いですよね。
福太がデブで間抜け、葵にいちゃんが少し意地悪で、という導入から、ずっと心がざわついたまま読み進め。共依存かと思ったら、生きていけなかったのです。
後半の福太の葵兄ちゃんがいなければどうでもいい、の説得力。ここも対比がすごくて、重い。重いお話です。
自分は、連載中には心がざわつきすぎてどんな気持ちで読めば…

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心中するまで、待っててね。 (下) コミック

市梨きみ 

かなり切ない

上下一気に読みました。
タイトルや表紙、帯から推察できるよう死が関わるだろう、心が元気な時じゃないと読めなさそう、と積読になっていましたが。やはり重かった!
上巻の初っ端で、あ、これ死んでるパターンだ、と分かるけれど、主人公のなかなか思い出せないフラグと思い出してからの対比が重みがあって読み応えありです。結末もそうなるよね、メリーバッドエンドで美しい。余韻がすごくて考えずにはいられないです。

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