未散ソノオさんのレビュー一覧

よきヒモとよき飼い主 コミック

未散ソノオ 

自由な思考でどんどん周りを巻き込んで

 最初から最後までテンポ良く、楽しく読めるラブコメでした。ヒモというとネガティブなイメージが付き纏いますが、この作品におけるヒモであるメロはヒモとして転々としてきたわけではなく、あくまで今回限りの思い付き。美容学校で挫折して潔く美容師になることを諦め、何の取り柄もない今の自分が唯一できることはヒモだ!というような超前向き思考回路。とにかく素直、思い立ったらすぐ行動、どんな時でもどうすれば良くなるか…

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よきヒモとよき飼い主 コミック

未散ソノオ 

無敵たこ焼き

◾️主水(モンティ,広告代理店エリート)×愛論(メロン,いちご)
やっぱり未散先生好きだなぁ
道で受けを拾う系漫画も未散先生が描けば自分好みの作品になるという。結局描く人次第なんです。先生の作品には"いい仲間"も出て来がちですね。主役CPのいずれかが人を惹きつける魅力ある人間なことが多い。
現実味と非現実味の塩梅が好きでした。SNSでバズる展開は予想通りだったけど、それで…

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KOH-BOKU in Hawaii コミック

未散ソノオ 

おじさんだけどかわいい2人再び

本編でおじさん受けもいいものですねと初めて思えた作品。
匡が究さんを好きすぎなのは健在で(この様子じゃ一生そうでしょうねw)
仕事に忙殺され地獄絵図の中、瘴気を放つ匡w
でもハワイにいる究から写メが届くと瘴気が少し減るのに笑ったw

超多忙な中、何とかスケジュールを調整してハワイに来られた匡。
「お前に見せたくてな」と言う究さんも愛ですね。
浜辺で「一瞬死んだかなと思うくらいきれい…

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よきヒモとよき飼い主 コミック

未散ソノオ 

お金の価値、働く意味、仲間の大切さ

ソノオ先生の作品が大好きで作家買いしてるので今回も迷わず購入。

社畜のモンティは自宅マンション前で帰る家のないメロと出会い、メロをヒモにします。広告代理店に勤める高給取りのモンティにお小遣いをもらい楽しく遊ぶメロ。しかし、モンティの父親が8000万の借金を残し失踪。保証人のモンティは借金を肩代わりすることに。メロに遊ぶ金を渡すこともできなくなるため、別れを切り出すが、メロは飼い主の借金はヒモ…

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好きになっちゃうよ。 コミック

未散ソノオ 

AIと張り合う万木が可愛い

 穏やかできゅんきゅんする、とっても素敵な空気感の作品でした。なんと言っても、万木と真中のやりとりが可愛い! 未散先生の作風が改めて好きだなぁと感じました。AIの研究を個人でしている学生・万木。でも、理系っぽさも優等生な感じもほとんどなくて、とにかく気の良い男の子という雰囲気なんです。他のゼミ生から見た目のコンプレックスで疎まれていることにも気付かないほどの性格の良さ。これは、彼よりずっと年上の真…

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よきヒモとよき飼い主 コミック

未散ソノオ 

みんな幸せ

みんな幸せなのがイイなぁ。
未散ソノオ作品のいいところって、誰も不幸じゃないとこが好き。
例えば主人公のメロンちゃん。
ちゃんと愛されて育って、好きな事は何でもできると思ってたら、実は不器用でできなくて、そしたら次は何をしたらいいかわからなくなって、行く当てがなくなっても、不思議な愛嬌で良い縁を呼び寄せてる。
メロンを拾った、よき飼い主のモンティも、父親に8000万円の借金を残して蒸発され…

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よきヒモとよき飼い主 コミック

未散ソノオ 

メロンとタコ焼き

途方に暮れていた所を主水(モンティ)に拾われ、ハジメテを成り行きで捧げ、そのままヒモになったメロン(メロ)。

そんなある日、メロの飼い主のモンティは人生詰んだも同然な途方もない額の借金を抱えることになってしまい、モンティはメロとの関係を切ろうとするのですが…

金の切れ目が縁の切れ目…になりそうなものなのに、モンティが困ってるならヒモの俺がなんとかしたる!とどよんとした重い空気をおバカポ…

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よきヒモとよき飼い主 コミック

未散ソノオ 

タイトル通りの2人に癒される

タイトル通りの2人ですね。
メロンがあっけらかんとしたピュアっ子、ちょいとアホなかわいい子。
モンドはしんどい状況にあるのに出来た人で。メロンがよきヒモでいてくれることのありがたさをわかっている。借金背負っているのに、ポンと50万とか100万とかあげられないですよ普通。
2人がよきヒモとよき飼い主でとてもいい関係で。
それが、メロンが友だちに言われて初めてモンドのことを好きだと自覚して(そ…

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よきヒモとよき飼い主 コミック

未散ソノオ 

幸せが詰まってる

めちゃくちゃ良かったです~!

主要な登場人物に悪い人がおらず、読後は幸せな気持ちになりました。
よき飼い主とよきヒモから、恋人になるまで。

メロの、モンティを想っての行動がかわいくて可愛くて。
作中ではモンティが、メロの行動によって救われていましたが、読んでいたこちらもほっとしました。
こういう、悪いことを忘れさせてくれて、気持ちの切り替えをすることができる相手って最高ですね。

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おまえでダメならもうダメだ コミック

未散ソノオ 

「上辺だけ」は見せかけ

うーん、深い。未散ソノオ先生作品を読んだ後は思考を巡らせる時間がやってきます。
一見何もかも完璧な八雲。誰がみてもそう捉えるけれど、果たして本当にそうか?
それを見抜いたミトはすごいですね。
ぽっかり大きな穴が空いた自分を見て見ぬふりし続けた八雲は、きっとミトに指摘されるまで忘れてしまっていたかもしれません。
でもそれをあえて八雲に伝えにきたのはミトの温かな優しさ。
その優しさに触れて、…

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