たなとさんのレビュー一覧

モーションエモーション コミック

たなと 

穏やかな顔しつつめっちゃ執着してて追い込んでいくワンコ

これ面白かったから早く読めば良かったな。
ワンコ攻めなので気になって本棚に入ったんだけど、どうもたなとさんはスキーニーレッドのボコり愛のイメージがあってクセが強そうなのと、絵柄が若干苦手なのでずっと横目で見送ってたんです。
で、何の話だったかも忘れかけていたとき「お前ならどんな奴でも100パー股開くっしょ!!」の文字が。あぁ、あれかぁと思い出して読んでみました。

ワンコ物語でして登場する…

4

しるされしアイ コミック

たなと 

つみかさねたアイたち

色々なBLを読んできた中で、今まで読んでいたものはたぶん、相手を占めたいという「恋」の描写が多く、しかしこの作品はそこにさらにお互いを大事に思うが由縁の「愛」もしっかりと描かれているということに気付かされました。
マイノリティであるうしろめたさもしっかりと描写されていて、そのうえで合法的に一緒にいられる関係を構築していく打算的な「恋」と「愛」が、たとえばの話、かけおちするよりさらに本能的で確実で…

2

スニーキーレッド 2 コミック

たなと 

turn out happily!

同タイトルの続刊で、1巻で暴力をきっかけに生まれた縁を歪ながらも形にした2人のその後です。
この巻でも2人がさらにめんどくさい!
攻めのハルはある意味わかりやすくこじれているのですが、受けの三崎くんのほうが実はとんがってる。
矯正不能の本当に手に負えないモノを持っているのは三崎くん…お前の方だ!笑
ドロドロボコボコゲロゲロやりながら、自己の成長と、お互いを思いやり無理なく継続的に良い関係を…

4

スニーキーレッド コミック

たなと 

何度も読み返す

絵柄も扱ってるジャンルも特殊なので読みやすくはないです。
言葉尻が途切れたり、かなり前に書かれていることを指したり、相手の感情を憶測して進むところもあるので、気づくと「お、なんだどした?」的な展開になっていたり。
でもほんっっっっとうに面白い…!
読み返すほど良いです。
三崎くんとハルの相手への思いが変化していくタイミングとか暴力の必要性の変化なんかがそれぞれ実に絶妙なんです。
読むたび…

7

スニーキーレッド 2 コミック

たなと 

クズxM男が甘えんぼx聖母になる話

暴力から始まった釧路x三崎の続編。
結びつきの始まりは暴力だった2人だけど、じゃあ2人にとって暴力・ボコりは必須?っていうとちょっと違うと思うのです。
釧路にとっては、気に入らない事や人、キレる瞬間に手が出る、という感じで、だから三崎と恋人関係が深まってきた時に「殴りたくない」的な態度になっていく。この辺は普通人の感覚ですね。
一方三崎が欲しいものは「激情」なのではないかしら。決して痛みなの…

4

スニーキーレッド コミック

たなと 

暴力反対!でも殴られるのが男だから平気で読める

一読して、こういう本こそ「スルメ本」というのだろう、と感じました。
多分読み手それぞれ百人いれば正に百通りの感想が出てくるだろう、と本気で信じられたし。
そしてその感想は読むたびに変わる余地のあるものだろうと感じられたし。
ここには「王道」とか「学生モノ」とか「胸キュン」とかいう、いわゆる「くくり」の一切を跳ね飛ばす、デビュー作ならではとも言えるぶっ飛ばし感がありました。
片方が片方を殴る…

2

しるされしアイ コミック

たなと 

坊主くんとヤンキーの愛の物語

スニーキーレッドからたなとさんを知った者です。
たなとさんは無愛想ヤンキーを描くのがうまい作家さんだなあと思います。
コマも表紙も絵がかわいくてたなとワールドに浸ってました。

この作品の予備知識はなかったのですが、作家買いでした。
最初は坊主が出てくるBLあんま読んだことねぇ~と恐る恐るだったんですが、読み進めていくうちにとにかく桜田がかわいくなってきます。
素直に攻めに気持ちを伝え…

1

スニーキーレッド 2 コミック

たなと 

素敵な作品です。

最高です。商業BLのなかで一番好きな作品で一番好きな二人です。二人の関係の終着点も良いです。この先も二人は仲良くやって行くんだろうな…と幸せな気持ちになりました。続編がいつか見たいです

1

スニーキーレッド 2 コミック

たなと 

もう、素敵すぎて起き上がれない…

3年越し・待望の「スニーキーレッド」続編ですね!!私はハマるのが遅かったために1巻・2巻通して読めたのですが、これを2012年から追いかけていらっしゃる方々は居てもたってもいられなかったのでは・・・!
2巻を手に取った日から何度も何度も読みかえしています。1巻の最後から2巻最初のみらいで過去の話になって、三崎さんの過去でハルのこれからである就活が描かれる。
フリーターと大学生だった二人が関わり…

11

モーションエモーション コミック

たなと 

萌え萌えシチュだらけでメリーゴーランドです(私が)

毎回ハマってしまう作者の新刊。
コミックスを待っていた表題作にいまだ熱中しています!

100ページほどの表題作+見逃せない描き下ろしが8頁。それ以外に、2014年から『号外onBLUE』にも掲載された初期作品など2つが収録されています。そちらはいずれも海外が舞台、登場人物も異国の名前です。たなと作品の特徴の一つだと勝手に思っているのですが、「甘いの」と「どこかちょっぴりコワイの」が見事に融…

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