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たなと
たるほ
「非BL」だという事で、割とハードなBLが好きな私は「どうかな〜?」と思いつつ1巻だけ購入したのですが、読み終わった瞬間光の速さで2巻も購入しました。新境地に至った気持ちです。 BLではないとの事ですが、終始「君たちどうなの?ねえ……本当はどうなの!?」と問いただしたい距離感。付かず離れず、でも時々ものすごく近い。園木と真嶋という正反対の二人が徐々に打ち解けていくさまにニヤニヤが止まりません…
黒澤
ネタバレ
丸々一冊表題作、たっぷり読めます。 試し読みで数ページ読んで面白そうな題材だったことや暴力表現が好みだったので購入しました。 正直、宣伝文句の「暴力」が前に出過ぎてて勿体無いなという印象。 折角二人の関係が変化して行く様を丸々一冊書ける作家さんなのに 暴力というものが飾りのようになっているなと感じました。 絵柄の良さと味があるので、まとまりよく描けてしまっているだけに 「暴力」をキ…
フランク
【しるされしアイ】 ひとつのカップルの中学三年生で出会ったころから、社会人になるまでを描いた作品です。 社会人となった彼らを見てると、おぉ~おぉ~こんなに立派になって…と目頭を押さえたくなるような衝動にかられます。 というのも出会った頃の彼ら、特に受けはチーマーというか半グレの集団に片足突っ込みかけているような状況でボコられた顔で登校してくるような危うい日々。 受けに一目惚れした攻めが…
これ面白かったから早く読めば良かったな。 ワンコ攻めなので気になって本棚に入ったんだけど、どうもたなとさんはスキーニーレッドのボコり愛のイメージがあってクセが強そうなのと、絵柄が若干苦手なのでずっと横目で見送ってたんです。 で、何の話だったかも忘れかけていたとき「お前ならどんな奴でも100パー股開くっしょ!!」の文字が。あぁ、あれかぁと思い出して読んでみました。 ワンコ物語でして登場する…
イトウさん
色々なBLを読んできた中で、今まで読んでいたものはたぶん、相手を占めたいという「恋」の描写が多く、しかしこの作品はそこにさらにお互いを大事に思うが由縁の「愛」もしっかりと描かれているということに気付かされました。 マイノリティであるうしろめたさもしっかりと描写されていて、そのうえで合法的に一緒にいられる関係を構築していく打算的な「恋」と「愛」が、たとえばの話、かけおちするよりさらに本能的で確実で…
zww
同タイトルの続刊で、1巻で暴力をきっかけに生まれた縁を歪ながらも形にした2人のその後です。 この巻でも2人がさらにめんどくさい! 攻めのハルはある意味わかりやすくこじれているのですが、受けの三崎くんのほうが実はとんがってる。 矯正不能の本当に手に負えないモノを持っているのは三崎くん…お前の方だ!笑 ドロドロボコボコゲロゲロやりながら、自己の成長と、お互いを思いやり無理なく継続的に良い関係を…
絵柄も扱ってるジャンルも特殊なので読みやすくはないです。 言葉尻が途切れたり、かなり前に書かれていることを指したり、相手の感情を憶測して進むところもあるので、気づくと「お、なんだどした?」的な展開になっていたり。 でもほんっっっっとうに面白い…! 読み返すほど良いです。 三崎くんとハルの相手への思いが変化していくタイミングとか暴力の必要性の変化なんかがそれぞれ実に絶妙なんです。 読むたび…
ふばば
暴力から始まった釧路x三崎の続編。 結びつきの始まりは暴力だった2人だけど、じゃあ2人にとって暴力・ボコりは必須?っていうとちょっと違うと思うのです。 釧路にとっては、気に入らない事や人、キレる瞬間に手が出る、という感じで、だから三崎と恋人関係が深まってきた時に「殴りたくない」的な態度になっていく。この辺は普通人の感覚ですね。 一方三崎が欲しいものは「激情」なのではないかしら。決して痛みなの…
一読して、こういう本こそ「スルメ本」というのだろう、と感じました。 多分読み手それぞれ百人いれば正に百通りの感想が出てくるだろう、と本気で信じられたし。 そしてその感想は読むたびに変わる余地のあるものだろうと感じられたし。 ここには「王道」とか「学生モノ」とか「胸キュン」とかいう、いわゆる「くくり」の一切を跳ね飛ばす、デビュー作ならではとも言えるぶっ飛ばし感がありました。 片方が片方を殴る…
ゆきだるま01号
スニーキーレッドからたなとさんを知った者です。 たなとさんは無愛想ヤンキーを描くのがうまい作家さんだなあと思います。 コマも表紙も絵がかわいくてたなとワールドに浸ってました。 この作品の予備知識はなかったのですが、作家買いでした。 最初は坊主が出てくるBLあんま読んだことねぇ~と恐る恐るだったんですが、読み進めていくうちにとにかく桜田がかわいくなってきます。 素直に攻めに気持ちを伝え…