高野弓さんのレビュー一覧

月と馬 コミック

高野弓 

ちょっと芝居がかったところも

同じ家で育った二人でお店を経営している、というお話。
絵がとっても綺麗です。
この二人はおそらく両思いという空気を醸し出しているにもかかわらず、身分差があります。

現代版・身分差物語のような内容なのですが、その身分差というのが、ヨーロッパの貴族ものならまだしも現代日本ものにおいて個人的にはやや不自然に感じました。光太朗は愛人の子供で、一馬は資産家の息子です。

光太朗は一馬の母親に「…

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Dear+&Cheri+ LOVERS+ グッズ

本編→番外編、番外編→本編、の購入ループ

本編の番外編が載っているからと、この小冊子を購入し、この小冊子で番外編を読んで、本編にも興味をもって作品を買ってしまう…という購入ループにハマった小冊子でした。LOVEたっぷりでした!

皆様が書かれたものを除いて、ちょこっと紹介します。

・宝井理人「テンカウント」番外編
2ページ。雑誌Dear+ディアプラスの2015年2月号ふろくCDにも収録されました「ねことしろたにさん」でした。微…

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Dear+&Cheri+ LOVERS+ グッズ

買っておいてよかった!!

2013年の初夏あたりから本格的に商業BLに足を突っ込んだ新参者なのですが、AGF、草間さんが執筆しているからこの本ともう一冊が欲しくてたまらなくて、前日まで行くかどうか悩んでいました。しかし、周りに聞けば聞くほど、当日はすごい人数で大変そうで。
結局、仕事が入っていけなかったのですが、後日通販が!!!!
喜んで購入いたしました。版型が大きくて、鏡みたいにピカピカでびっくり。
で、他の作品は…

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月と馬 コミック

高野弓 

古風だけれど新しい

LOVERS+の短編を読んで、ちょっと興味を持っていたところ
たまたま出会ったので、本編を読んでみた。

絵が乙女チックで、繊細だけれどポップで、雰囲気がある。
話は、一緒に喫茶店を営む義理の兄弟が
肉体関係もあって、お互い思い合っているのに、
過去のこだわりからなかなか関係に確信が持てない……というもの。


資産家の三男の一馬(三男なのに一なのね?)の家に引き取られた幼い光太…

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Dear+&Cheri+ LOVERS+ グッズ

内容は大満足

Dear+の誌面広告でみて、通販しました。
届いてびっくり。
思っていたよりも大きくてかなり分厚い。
かなりお買い得感あります。

私はコミックス派なので、今まで「是」のシリーズと「クロネコ彼氏」シリーズくらいしかちゃんと読んでいませんでした。
そのふたつの番外編だけが目当てで買ったようなものでしたが、読んだ事が無かった作品の番外編もちゃんと楽しめました。
LOVERS+きっかけで、…

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Dear+&Cheri+ LOVERS+ グッズ

ゴージャスな一冊

好きな作品の番外編が載っていると聞き、どうしても読みたくなった本。
豪華なのは聞いていたものの、実際に見てビックリ!
写真ではなかなか分からないんだけれど、銀色の地のきれいな表紙、
(手垢が付きそうでドキドキする……)
A4版の分厚い本でした〜!

コミック27編、小説4編の中から
いくつかの作品に関して簡単にコメントしたいと思います。
他のレビュアーさんが既にお書きになっている作…

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月と馬 コミック

高野弓 

多分これが今風

作者さん、初BLコミックスだそうで、
初出も2012年から2013年の再近作。
多分、この絵が、最新流行っていうのかな、
フルデジっぽい繊細で軽やかで均質な描線とか、
結構ガッツリエチシーンを描いているようでも、形そのものを単純化してボカシを最小限にしているところとかがね。

ストーリーそのものは、腹違い兄弟のすれ違い愛物。
本妻の子の兄の方が言葉足りないばかりに、
愛人の子の弟が…

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Dear+&Cheri+ LOVERS+ グッズ

長時間並んだことに悔いはなし♪

充実の224頁でした!
漫画は作家さんにより頁数に差がありますが、
短くても萌がギュッと詰まった粒ぞろいの作品が多い印象。
小説は各8-10頁。扉絵と挿絵が一枚ずつあります♪

全部は無理なので、特に好きな作品の感想を…


―COMIC―

◆志水ゆき【是-ZE- -花鳥風月-】20頁
燿明に斬りかかったチンピラを追う火弦は
工事現場でヤってる(傷を治してる)守夜と隆成に…

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月と馬 コミック

高野弓 

面倒くさい恋人たち

ふぉー!作者さんの初商業BL単行本かな。
乙女小説の挿絵とか、エロ系で存じあげてはいたのですが、いやはや☆おまけの描き下ろしの本編にないがっつりエッチシーンのエロいこと♪
雰囲気がトロトロの感じが、描き下ろしあってよかった!って感じでございます。

1冊を通して、資産家の息子で喫茶店のマスター・一馬と一馬の父親の愛人の連れ子の光太朗という二人の物語なのですが、シンプルな話なのに間延び感も途…

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