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7/14(合計:132件)
宮緒葵 絵歩
てんてん
ネタバレ
今回は騎馬民族を祖とする犲一族の長と皇帝の甥の公子のお話です。 跋鬼討伐に向かう攻様の褒章として一夜の花嫁となった受様が 攻様の過去、王家の罪を知り、攻様の本当の花嫁となるまで。 長い歴史を誇る皇国は厳しい身分制度が行き渡っています。 受様の父は同母兄が皇位に着いたのを機に臣下に下り、 広大な領地を与えられて名門貴族の美姫を娶りました。 皇帝は仁君と称されるほどの人物ですが…
ポッチ
作家買い。 宮緒さんと言えばワンコ攻め。 そんなイメージが個人的に強いのですが、今作品もそのイメージを損なうことの無いワンコちゃんのお話です。 中華風、っていうのかな。 某国を彷彿とさせる設定を軸に、ちょいファンタジー要素も盛り込まれたストーリーでした。 ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 主人公は蒼龍皇国の皇帝の甥である瓏蘭。 彼は皇帝の弟の息子…
恵庭 絵歩
碧雲
イラストが綺麗で品が有ります。 セージは、作品中のイメージだと余り頭が良くなくて失敗が多い、優しい子がこれでもかとイジメられて常に泣いている、という印象ですが、イラストだととても育ちがよくて賢そう。 なので、脳内変換しながら読む小説版より、比較すると漫画化されたコミック版の方が安心して読めました。 恵庭 先生のHPに、3巻の先の続きが掲載されていましたが、セージはもっと気の毒な体験をする…
小説の世界観が醒める誤植が多い、これは5巻全てに共通するマイナス要素。 イメージを補う為に、漫画版も買いました。
絵歩 恵庭
小説版は、素敵な世界観を壊す誤字脱字の誤植がある、なんとかしてほしい。 漫画版には、誤字が無いことと、表現そのままが画像化されているので、漫画版の方が、私は楽しめました。 小説版は、原本なのに少し残念。
fandesu
非常に力技だなー。 ひねくれ男のシアンが幸せになってしまったよ…… このお話のキモはウィロウのキャラクター設定なんだと思うのですよ。 彼を『いい男』と言ってしまうのはちょっと難しい。 だって、身近にいられたらやっぱり「うざい」と思ってしまうんだと思うのですよね。 でも、ある側面ではこれ以上『いい男』はいないんだとも思う。 自分の価値観を押し付けないで、恋人に対して非常に寛容。 こ…
「シアンが主人公の長編かぁ!」というのが読み始めてすぐの驚き。 いや、勝手に短編集だと思っていたんですよ。登場人物が多い所為もあって、それぞれの人のエピソードを繋いで『5人の王世界』を重層的にしたものなんだろうと。 それがよりにもよってシアンかぁ…… 私の中では『最も恋愛に遠い人』という位置づけだったものですから。 見た目と異なり、シアンは非常に男性属性が強い人だと思うのですね。 恋…
最終巻なのにセージには次々に不幸が襲いかかって、お話に気を取られながらも「本当にこの巻で完結するのであろうか?」と思ってしまったんですが……ちゃんと終わりました。 まあ、疲れたのなんの。 しかし、これは心地良い疲れなのでした。 時間軸があちこち飛ぶのは(そもそもそういう作りのお話が好きなので)良いとしても、重要なキャラクターの一人であるウィロウの安否を長い間放置していたり、青の王がセージ…
BL小説のレビューの冒頭にこんなことを書いてしまうのもなんなのですが、人生で大切なものはLOVE(友愛とか肉親に対する愛情も含んでいます)だけではないと思うのですよ。 「じゃあLOVE以外の大切なものって何だ?」って言ったら、それは人によって違う。 その『大切なもの』を守ったり、貫いて行こうとした時に、自分の身に余ることをしなければならなかったとしたら、そこに齟齬が生まれます。 だから葛藤し…
正月休みに大作を読もうと、今更ながら手に取りました。 手元にありつつもなかなか読み始められなかったのは、私、どうもweb小説とはそりが合わないことが多いからなのです。「ある程度の若さがないと読めないのかなぁ……」と思うこともしばしばございまして。 やっぱり先入観というのは人生の敵だね。 なにこれ?滅茶苦茶面白いじゃないですか! もっと早く読めばよかったと激しく後悔。 非常に気に入った…