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10/13(合計:125件)
恵庭 絵歩
薄雲
ネタバレ
全く色気の無かった前巻からこの展開!! どういうことでしょう、どういうことしょう、誰がこの展開を予想していたでしょう。 シアンがすっかりウィロウに落ちました。 それはもう見事に、落とし穴にひっかかるかのごとく、ストーンっと恋に落ちちゃいましたよ。 見てて清々しい。人のことを駒でも動かすかのように上から見下ろし、人の気持ちを弄び、天上天下唯我独尊、傲慢なこのスカした男が、自分の謀略なんてもの…
待ってましたなシアンとウィロウのスピンオフですが、何だかもうこいつら上手くいくの……? という心配が。 一筋縄ではいかなそうだとは思ってましたが、シアンの人格破綻っぷりはアージェントの上を行きますね。それに振り回されるウィロウが気の毒ではありますが、ウィロウだからこそ、変にシリアスに偏らずに明るいコメディとして楽しめたのかも知れません。 前半はシアンの過去で、ジェントへの淡い特別な思いを…
もこ
外伝ひゃほーーー(≧◇≦)ノシな叫びから だいぶたってしまいましたが 大事に大事にちょっとずつ読み進めております。 外伝前半戦。ウェブで二人の話を読んでから 書籍化を首を長くして待っていたかいあっての本作。 ときめきが止まらないよ!! この外伝発売に合わせて本編も再読。 ひとこと言えるのは、青様・・・・ほんと優しい男やな(ノД`)・゜・。 基本ドエスではあると思うのはかわらんが(笑…
率先して争いの種を振りまきまくる、浅慮なお子さま王のお話も漸く終結です。 はぁ……長かったような短かったような、不思議な読後です。 読んでる途中、だんだんと自己中度が上昇してゆく受の、あまりの身勝手さにムカムカすることもありましたが、この度が過ぎた甘ちゃんっぷりも含めて、彼の魅力なのだと思います。 考えなしに人に迷惑を掛けまくってしまう愚かな受ではありましたが、どこか眩しくて愛さずにはいられ…
緑の王として即位した受が、自分の統治する西方で発生した疫病事件について東奔西走する話がメインでした。 相変わらず恋愛色は激薄味のおかゆ状態なんですが、内容はなんとも面白い。 ですが、前回わかりにくいと書いた、過去と現在の書き分けは更にわかりにくくなり、何だかもう頭がこんがらがって何度もページを遡る始末。 ずっと受がタイムトラベル状態になっていて、時間軸がさっぱり分からなくなって混乱しました。…
snowblack
2人の王……だよね、表紙も中身も。 最後まで読んでも、結局他の王達は影が薄く 脇役としてもシアンなどの存在感にはかなわず、 タイトルの『5人の王』というのは主人公を示しているのではなく この世界観を表す言葉なのだな、という納得をする。 非常に面白かった。 どんどん広がる風呂敷を一体どうやって畳むのやら? 時々ツッコミたい気分になりながらも、 勢いに巻き込まれ休むことなく2巻3巻…
厚みに怯んで長いこと熟成してましたが、コミカライズを読んだことにより先が気になってしまい貪るように読み始めました。 コミカライズの良さは、小説を読むきっかけというか、とっつきやすくなるという点ですね。 さてさて、複雑きわまりない世界観で何度もページを遡って読み直しを繰り返していたので、正直なところ、この巻はあまり楽しむ余裕はありませんでした。 というのも、甘さがほとんどないので、恋愛を楽…
電子書籍で3巻一気読み。 1巻で緑の王を受け継いだ妹ヒソクが亡くなり、 その手に緑のティンクチャーが現れ王となったセージ。 西方の疫病の最中に出かけていき、一方過去に飛ぶ…… 物語は怒涛の展開を見せるのだが、電子で読んだせいもあってか 2巻だけの感想を区別して述べることが難しい。 ということで、ここではどうでもいい覚書を。 ⌘ ⌘ ⌘ …
話題になっていた時にはなんとなく手に取りそびれ 今回コミカライズを読んで、続きが知りたくなり それでも迷いに迷った挙句 (だって、版が大きくて持ち歩きにくい、お値段が高い×3冊) ちゃんと挿絵もあるとのことだったので電子版にて購入。 そもそも、巻頭の地図……ってやつに弱いのだ。 ゲド戦記とか?コルセーアとか? ファンタジーのその世界観を表している地図を見ると それだけでその世界…
届いてすぐ読まず、ずーっと眠らせてきた今作。 本編を再読した流れでようやく読むことができました。 再読した本編は、最初に読んだときよりもずっと青の王の愛が 感じられて、先を知ってるのに号泣してしまいました。 大事に大事に。 近作は、そんな本編のその後、過去含めたお話の詰め合わせ。 相変わらずポンコツの緑の王と戯れる姿が好きです。 ただ、青に能力が残っていることを隠している緑に対し…