恵庭さんのレビュー一覧

5人の王 1 通常版 コミック

絵歩  恵庭 

褐色系少年を見守る

小説は読んでおりません。

ファンタジーではありますが、今のところ現実離れしすぎない程度の能力者がでてくる馴染みやすい物語でした。
舞台が王宮ですので、いろんな想いが交錯しまくっております。

公式では少年と説明書きがありますが、個人的にはショタでも通りそうな幼めの少年でしたので、その年代の子が好きな人にはたまらないと思います。
加えて褐色というのがなかなか新鮮で良かったです。
その…

3

5人の王 外伝 I 小説

恵庭  絵歩 

シアンの半生と結婚……その1

文章が……、ツッコミどころが……、何より主人公嫌い!と言いながら
それでもその勢いに巻き込まれるようにして一気読みした本編。
主役のセージは嫌いだったのだが、青の王とその側近のシアンは好み、
密かにこの二人が主役ならいいのに……と思ったりしていたので
シアンが主役のスピンオフということで、こりゃ読むしかないでしょ!
……だったのだが、とにかく厚くてしかも二冊なので(←持ち歩けない)
電…

1

荒瀬先輩とピヨの777日 小説

恵庭  明神翼 

面白い子ではあるけれど…

明神翼さんのイラストに惹かれて購入しましたが、どう評価すれば良いのか悩む作品でした。

先輩とピヨが同居人でなくなる777日目から始まって同居を始めた1日目まで、時を前後しつつ二人の間に起こった出来事を基本的にはピヨの視点で振り返っていく…という構成は非常に面白いと思いました。

しかし、ピヨという子が私にとっては宇宙人のように掴みどころがなく、荒瀬がピヨのどこに惹かれたんだかさっぱり分か…

0

荒瀬先輩とピヨの777日 小説

恵庭  明神翼 

かみ合わない二人の笑いと涙の777日

物語の始まりが別れを予感するプロローグで、777日目に別れるまでの恋人同士の話のようで、よもやバッドエンドか、あるいは、それでも前向きに再生していこうとする終わり方じゃあるまいかと切ない気持ちになりました。

出会いから1年めのお祝いの日の事から始まり飛び飛びで二人の日常の出来事が語られるのですが、それがなんだかおかしくて笑いがいっぱいでした。
夕食の時に喧嘩腰になった時、せっかくの酢豚が無…

0

5人の王 1 通常版 コミック

絵歩  恵庭 

漫画も小説もどっちもいい…!

もともと小説のほうが気になっていたのですが、小説は1冊1300円くらいするのでちょっと手が出せなかったのですが、コミカライズということで買ってみました!

私はNL、BLに限らずこういう設定のストーリーが好物なので余計楽しめました。絵もすごく良くてストーリーともマッチしてるし…そして続きが気になりすぎてとうとう小説も外伝以外は3冊とも買ってしまいました!笑。もちろん漫画の続きも絶対買いますが。…

3

5人の王 外伝 II 小説

恵庭  絵歩 

ついにシアンがウィロウに陥落

全く色気の無かった前巻からこの展開!!
どういうことでしょう、どういうことしょう、誰がこの展開を予想していたでしょう。
シアンがすっかりウィロウに落ちました。
それはもう見事に、落とし穴にひっかかるかのごとく、ストーンっと恋に落ちちゃいましたよ。
見てて清々しい。人のことを駒でも動かすかのように上から見下ろし、人の気持ちを弄び、天上天下唯我独尊、傲慢なこのスカした男が、自分の謀略なんてもの…

6

5人の王 外伝 I 小説

恵庭  絵歩 

文章迷子だけど面白い

待ってましたなシアンとウィロウのスピンオフですが、何だかもうこいつら上手くいくの……?
という心配が。
一筋縄ではいかなそうだとは思ってましたが、シアンの人格破綻っぷりはアージェントの上を行きますね。それに振り回されるウィロウが気の毒ではありますが、ウィロウだからこそ、変にシリアスに偏らずに明るいコメディとして楽しめたのかも知れません。

前半はシアンの過去で、ジェントへの淡い特別な思いを…

4

5人の王 外伝 I 小説

恵庭  絵歩 

最近シアン様がちょっと変なんです

外伝ひゃほーーー(≧◇≦)ノシな叫びから
だいぶたってしまいましたが
大事に大事にちょっとずつ読み進めております。
外伝前半戦。ウェブで二人の話を読んでから
書籍化を首を長くして待っていたかいあっての本作。
ときめきが止まらないよ!!
この外伝発売に合わせて本編も再読。
ひとこと言えるのは、青様・・・・ほんと優しい男やな(ノД`)・゜・。
基本ドエスではあると思うのはかわらんが(笑…

3

5人の王 Ⅲ 小説

恵庭  絵歩 

不憫健気の集大成

率先して争いの種を振りまきまくる、浅慮なお子さま王のお話も漸く終結です。
はぁ……長かったような短かったような、不思議な読後です。
読んでる途中、だんだんと自己中度が上昇してゆく受の、あまりの身勝手さにムカムカすることもありましたが、この度が過ぎた甘ちゃんっぷりも含めて、彼の魅力なのだと思います。
考えなしに人に迷惑を掛けまくってしまう愚かな受ではありましたが、どこか眩しくて愛さずにはいられ…

12

5人の王 II 小説

恵庭  絵歩 

大風呂敷をどこまで広げるか

緑の王として即位した受が、自分の統治する西方で発生した疫病事件について東奔西走する話がメインでした。
相変わらず恋愛色は激薄味のおかゆ状態なんですが、内容はなんとも面白い。
ですが、前回わかりにくいと書いた、過去と現在の書き分けは更にわかりにくくなり、何だかもう頭がこんがらがって何度もページを遡る始末。
ずっと受がタイムトラベル状態になっていて、時間軸がさっぱり分からなくなって混乱しました。…

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