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綾ちはる 乃一ミクロ
あーちゃん2016
ネタバレ
先生がデビュー前に書かれ、同人誌にもしておられた作品を改稿したとのこと。商業化するにあたり、当初設定の高校生から大学生へ変更とのことです。びくびくワンコ大学生と、女性にしか見えない女装が出来るキレイ系男子の恋話、本編110Pほど+その続き100Pほど+さらに続き30P弱。二人のすったもんだはめちゃくちゃ可愛かったのですが、やっぱ設定変更のしわ寄せが気になってしまったので萌にしました。 講義の…
ぴれーね
綾先生と言うと、ちょっと不思議な設定に捻りのあるストーリーと言うイメージなんですけど。 こう来るかと言う、読者の予想を裏切るオチが面白かったりして。 が、今回ですね、超ド直球の等身大の恋愛です。 いや、いじられ系オタクと内緒で女装趣味のある人気者と、キャラ自体は個性が強いんですけど。 でも、そんな二人が繰り広げるのは、ごくごく普通のそこらじゅうにありそうな「平凡な恋愛」。 優しくてあ…
M+M
両面印刷されているだけあり、ポストカード裏にあるようなSSより長めになっています。 本編の後日談。千里の視点です。 一週間後に日本に行くという日に、ハリーと『マイルズ』でティータイムを楽しみます。当然のごとく、千里についてくるアキルを見て、ハリーは気まずげで「緊張する」と千里に言います。普段はロイドとやりとりしており、アキルに会ったのは数回程度。しかも最初に脅されたので苦手意識があると言う…
綾ちはる Ciel
麗音
人狼ものということはオメガバース的な番とか妊娠とか一族のお話かなと勝手に想像して手に取りましたがだいぶ違いました。 消えゆく一族の終焉の悲しみと、しがらみからの解放を主軸に 意図的に強いられた滅亡への道が哀しく描かれていました。 従者からの主への狂気に近い執着でした。 一度は手放しておきながら諦めきれない想いが再燃してしまうわけです。 出生や過去の出来事の記憶を消され平穏な人…
ちゅんちゅん
イギリスの離島を所有する男爵家当主の弟である千里(受け)は、12歳で故郷を離れパブリックスクールに進学して10年。 大学卒業後は亡くなった母の故郷である日本へと放浪の旅に出る予定でしたが、卒業を前に突然実家から迎えがきます。 迎えに来たのは千里の初恋の人で、当主である双子の兄・皇翔の侍従のアキル(攻め)でした。 実家に帰り、千里が自分を呼び戻した理由を尋ねると、もともとあまり仲の良くなか…
綾ちはる 伊東七つ生
人間に恋した鬼の子の健気で一途な想いが溢れています。 想いを寄せた人間を食べることで力の強い鬼になれるという鬼の成人の儀式。 『ひかれる気持ち』というのが食欲ではなく恋しく思う気持ちだと気づいた時に始まる苦しみ。 気に入って欲しくなった相手を食べてしまうと会えなくなって寂しいから食べられない、でもそうしないと大人の鬼の仲間になれない、でも…、とひと月という限られた時間の中で恋する幸福感と…
fandesu
人狼ものです。 不思議なお話、特に『理屈では説明ではない不思議さを納得させちゃうお話』がお得意な綾さんの書く『人狼もの』ですから、大変期待して読みました。 実はスルスル読んでいるうちに読み終わってしまっちゃったんです。 もっとガーッと盛り上がるんじゃないかと思ってたんですが…… 誤解されると困りますが、つまらない訳じゃないんですよ。 あと、人狼ものは好きだし、執着攻め…
Amazonで購入した方に配布されるペーパー。 本編の最後の方で、有馬が老酒をお土産にもらったと言っていましたが、樹からそれを渡された時のお話です。樹がいいんだよー(涙)以下盛大にネタバレ 大学の研究室に樹が突然訪れます。中国帰りで土産だといって老酒を差し出し、コーヒーぐらいねえのかと要求し、その辺の学生(♀)に研究室の場所を尋ねたらキャーキャー五月蠅かっただの、紅に誤解されるようなこ…
なんとなく購入し、ほわわんと読み始め。早い段階で「ヤバイ」と気づいたものの止められる訳もなく、私は鼻水が止まりませんでした。部屋でお読みになることを推奨します。甘いの真逆なシーンに耐えられる方限定でおススメします。衝撃だった・・・あのシーンが無ければ神10ですが、神3で。「本編230P弱+後日談5P+あとがき」です。 お話は明治時代、紅が陸蒸気の煙を眺め外の世界に憧れ、悔しい思いをするシーン…
ポッチ
作家買い。 綾さんの新刊は人×鬼のファンタジーもの。表紙が可愛らしいイラストだったので、中身も甘々の可愛らしお話かと思って手に取りましたが、 めっちゃ切なかった…。 主人公は鬼の紅。 頭の角が取れないと、鬼の世界では大人と認められない。60歳になっても角が取れない=子どもの紅は鬼の里から出ることが叶わず、いつか人間の住む世界に自由に行くことを夢見ている。 そんなある日、角…