伊勢原ささらさんのレビュー一覧

郵便配達人は愛を届ける 小説

伊勢原ささら  鈴倉温 

特典までが1冊の作品

終わってみて初めて2人の年の差にびっくりして(確か最後まで出てこなかった年齢設定)、受け攻め両方の年齢も作中での中身と合ってない感じがして、もやもやっとしたまま読み終わった感があります。
というのも、本のタイトルと鈴倉先生の可愛い表紙イラストから、勝手にコメディ要素もありのほんわかあまあまなお話だと先入観があったので(あらすじ全く読まずに購入しました)…笑

本だけで終わってしまうと、受けさ…

6

「郵便配達人は愛を届ける」番外編 だれかと生きること グッズ

誰よりも大切な家族だから

本品は『郵便配達人は愛を届ける』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、
愛猫の看病で久城がダウンするお話です。

久城は1匹の猫を飼っています。

スポットに何かあった時には
恋人の洋介に相談しつつ
家族として過ごして8ヶ月が過ぎました。

そんな中二日ほど前から
元気がなかいなと思っていたスポットが
今日になって胃の中のモノを吐いてしまい

0

「郵便配達人は愛を届ける」番外編 家族の輪 グッズ

光本家の団欒風景

本品は『愛しのオオカミ、恋家族』の
コミコミスタジオオリジナル特製イラストカードです。

特製カードは
表面が文庫カバーを使ったカラーイラスト、
裏面にショートショートが掲載されています。

本編後、
お正月に久城が光本家を訪れるお話にです。

光本家のお正月は毎年賑やかですが
今年は美しい客人を迎えて
更に大騒ぎとなりました。

その美しい客人は9人の大家族と

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郵便配達人は愛を届ける 小説

伊勢原ささら  鈴倉温 

郵便配達員が年上美人に恋をして…

あらすじ:
過疎の村で、郵便配達員として働く洋介(攻め・年下)。
都会から越して来た画家・久城(受け)のことが気になっているが、彼には定期的に絵葉書を送ってくる男性がいて…

小さな村を舞台にほのぼの展開される物語。
鈴倉温さんの挿絵がストーリーの雰囲気によく合っています。

洋介は、田舎に似つかわしくないイケメンですが、地元愛ゆえに村で働いている好青年。
ある日、いつものように久…

8

僕と、メル友と、素敵すぎる彼 小説

伊勢原ささら  加賀美炬 

寝る前の読書に最適

人付き合いに臆病な主人公が、勇気を出してSNSで知り合った人に会いに行く。だけど初めて対面したその人は、なんか印象が違って……というお話。
心温まる、優しいお話が好きな人向け。

主人公は素直な物の捉え方をするため、他人とズレてしまうタイプ。(「ダチョウの大群みたい」「たくさんの子うさぎが全身にピタッとくっついているような」などの捉え方をする)
天然キャラって無自覚ビッチであることも多いも…

4

えっちのレッスンABC♥ 小説

伊勢原ささら  乙樹 

最高の恋人

一番最初は、「大好きな人と見るハッピーエンドの景色。それを自分も見たい」という純粋な願い。
それが色々とずれていった結果、↑のあらすじになる……というお話。
優しい幼馴染×天然一生懸命。

天然な受けの子って、無邪気に人を傷つけていたり、考えが足りなすぎたりしてイライラさせられることも多いですが、この受けの子は天然だけど一生懸命なのが伝わってくるので(そして攻めが、そんな受けを大事に思って…

2

溺愛主治医のえっちな診察 小説

伊勢原ささら  影川うさこ 

溺愛だけど、溺愛だけじゃない

タイトル及びAmazonサンプルだけ読んだときは、勝手に甘々アホエロ話かと思ったのですが、本編を読んでみたら溺愛されているだけではなくちゃんとラブストーリーとして展開している、とても可愛いお話でした。

主治医と患者。年の差。
それに加えて、主人公の受けの子もちょっと幼いところがあるので、イケナイ関係の香りからスタート。
でも物語が進んでくると、その辺りは気にならなくなってきます。

3

ハッピーエンドを教えて(1) 小説

伊勢原ささら  幸村佳苗 

俺様攻め×意地っ張り受け

「性格の合わなそうな二人が、出会う」系の話が好きな人にオススメ。
特に、攻めは有能エリートだけど、受けは普通の子ががんばってるっていう格差あるCPが好きな人なら、ハマるんじゃないかなと思います。

性格の合わなそうな二人、住んでる世界が違いそうな二人が出会う系の話というのは、そもそもの設定に無理があることが多くて、何故ここまで価値観の違う二人が恋に落ちるのか理解できなかったり、両思いまでたど…

3

Life is Beautiful 小説

伊勢原ささら  斑目ヒロ 

病んだ2人の再生物語

町立図書館の司書×自殺しようとしていたところを攻めに拾われた住所不定無職。

職場で陰湿ないじめに遭い、職を失い、親からは捨てられて家もない受けが、絶望というよりはなんの希望もなく崖から飛び降りようとしたところ、ボランティアで自殺防止のポスターを貼りに来た司書の攻めに出会います。
攻めは、町立の図書館を受けの居場所とし、受けに食事を与え、アパートの一室を与えます。自分を守ろうとして攻撃的な反…

8

Life is Beautiful 小説

伊勢原ささら  斑目ヒロ 

ツンデレキャラの戸惑いが丁寧に書かれたデビュー作

この作品は、クリスマスまで積読しておけばよかったです(笑)もちろんいつ読んでも素晴らしいです。
瑞生(受)が高く大きな崖で、自殺しようとする場面から始まります。
作中で瑞生が綾部(攻)に「失業したぐらいで死のうなんて人生舐めてるって思ってるだろう」と、いかに追い詰められていたかを訴える場面があります。いくら辛くても自分が死ぬというのは怖いものだから、その怖さを上回るほどのもので侵食されているか…

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