安西リカさんのレビュー一覧

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

ずっと心の中に残る大切な一冊

今年に入っていろんなBL小説を読むようになったですが、それまでは全然でした。こんな私の、最初に手に取った一冊は、安西リカ先生の『好きで、好きで』でした。
当時は何も考えずに、ただ表紙が綺麗だなとか、タイトルが好ましいなと思いながら購入したんですが、今思え返せば、最初のBL小説が安西先生でよかったです。あれからずっといろんな素敵な小説に出会ったけど、この最初の一冊は今でも私の中の一番です。
今は…

5

ビューティフル・ガーデン 小説

安西リカ  夏乃あゆみ 

個人的にはいまひとつストンと落ちないが、素敵な雰囲気の作品。

今までの安西さんの作品とはまた少し雰囲気が違う作品。

ゲイであることを隠したくないプロダクトデザイナーの倫は
仕事先の企業で、同族と思われるイケメン伊東に出会う。
ところが伊東は、倫の軽口に過剰に反応し……
意地悪やからかいを含んだ倫の誘惑から、二人の関係が始まるが……

高校生の時のトラウマから隠さないことにこだわりを持つ倫と、
自分の性癖を頑なに隠さなくてはならないと思ってい…

9

ビューティフル・ガーデン 小説

安西リカ  夏乃あゆみ 

この一冊の逃したらもったいない

さすが大好きな安西リカ先生!今度も外れなく最高のストーリーを美味しくいただきました!
先生の小説を一冊も漏れずに読んできたので、先生の新作を知ってあらすじを見る必要もなく即購入しました。ワクワクが止まらず読み始め、すぐ読み終わっちゃうともったいないという気持ちと、続きが気になって止まらない気持ちがいっぱいでした!!電車で読んでいたら危うく乗り過ごすところでした( ´ ▽ ` )ああーさすが安西先…

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ビューティフル・ガーデン 小説

安西リカ  夏乃あゆみ 

今回も受が可愛い

安西リカ先生の作品が大好きで、今回も受の可愛さと攻の男前を、きゅんきゅんしたり、ホロリとしながら楽しませていただきました。
帯レビューにもありますが、クローズドゲイ(攻)とオープンゲイ(受)のお話です。
『折り合いをつける』がテーマかなと思いました。
人間関係を築く上において、あなたも私もOK、Win&Winがいい!とわかっていても、エゴや押し付けでうまくいかないことがほとんどで。
相手の…

4

好きって言いたい 小説

安西リカ  おおや和美 

とても愛おしいお話です

大好きな安西リカ先生!これで先生の作品を制覇しました~
12月発売の新作は何も考えずに即予約です
一回も外れたことのない先生の作品の中でも、これはオススメしたい一冊です。
安西先生が作ってくれるテンポが不思議なぐらい絶妙で、軽すぎず重すぎす、すぐに話の世界に引き込まれてしまう。
この小説を手に駅で待ち合わせをしながら読んでいると、あまりにも面白い冒頭部分で笑い出してしまいました(笑)

5

好きって言いたい 小説

安西リカ  おおや和美 

おしゃれなBL

初読みの作家さんの作品で、当たったなぁと感じた作品。
レストランオーナーの和泉。
資産家で、料理がうまく、芸術に詳しく、こころ広く……ここまで書くと
あれ?いいところばっかりだなぁと。
年上の受けだからか、よくできた嫁という印象です。
一方、攻めは真面目で口下手な銀行員。正反対の双子にコンプレックスを持っていますが、素直なイケメン。
暖かい周囲も二人を見守っています。
明るく、おしゃ…

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何度でもリフレイン 小説

安西リカ  小椋ムク 

攻の愛し方があまあま

いわゆるワンコ攻め
こういう設定はあまり読まないが、大好きな安西先生の作品なので即購入!
外れがないんだよね。変わらずに丁寧な描写で安定感が抜群です
十年前に愛し合った二人はお互いの初恋の相手で、しかも一目惚れ。
受けの家庭の事情で後味の悪い別れ方になってしまい、十年後仕事で再会する。
十年前は少しヘタレで世話を焼ける恋人がすっかりいい男になっていて、好きなのに言えない受けの苦い気持ちに…

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初恋ドローイング 小説

安西リカ  みろくことこ 

後味がたまらない!!

この小説をよみおわってから2週間、違う本を読んでもこの話がちょこちょこ頭の中で出てくるのはなぜでしょう。
壮大な展開でも激しさも一切ないが、後味がよくて気持ちがよかったです。
やっぱり安西先生のこのスタイルが好きだなとつくづくおもいました。
初めて読んだBL小説が安西先生の『好きで 好きで』でした。それをきっかけにすごい勢いで何冊も読んできて、先生の作品はこれで二冊目です。
美大受験生同士…

3

好きって言いたい 小説

安西リカ  おおや和美 

まっすぐなのが気持ちいい

表題作と続編の二本立てです。長さの比率は、4分の3と4分の1という感じでした。

「好きって言いたい」
和泉の目線で進みます。一目惚れ同士で、びっくりするくらいうまい具合に真二(攻め)と両思いになった和泉(受け)。幸せなのですが、嫌われたくないからと、真二が好きらしい「大人な自分」を装ってしまいます。そんなとき、真二の様子がなにか違うことに気がつき…。

「プラチナリング」
真二の目線…

3

何度でもリフレイン 小説

安西リカ  小椋ムク 

しつこさを感じて残念

ちるちるのレビューで、面白い、切ないと見て、是非とも読んでみたいと思っていました。

いざ読んでみると、最初はすらすら読めたのですが、途中から少し食傷気味に。
というのも、同じニュアンスの言葉や表現が、何度も繰り返し書かれているのが気になる。
受けの視点で語られる攻めへの想いや葛藤などの心境は、「もう分かったから!」とこっちが苛々するほど同じことの繰り返し。
まあ同じことを何度も繰り返し…

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