安西リカさんのレビュー一覧

ロマンチックバージョン 小説

安西リカ  羽純ハナ 

さすが安西先生!

受け視点の本編+攻め視点の中編という構成の本作。受け視点の本編も面白かったのですが、攻め視点の方がキュンキュン萌えました!

来るもの拒まずな攻めと、いつか別れが来るんじゃないかと思いつつ家事など献身的に行う受け。そんな2人のパワーバランスが崩れた瞬間、受けの髪型ひとつ変わっただけで動揺してしまう攻めが誕生笑
いやー普段余裕のある男が受けにだけは余裕でいられなくなる、この変化に大いに萌えまし…

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オメガは運命に誓わない 小説

安西リカ  ミドリノエバ 

揺るがない愛、最高

「運命の向こう側」のスピンオフですが
こちらはオメガバースならではの
"切ない・辛い"部分が色濃くて、千里の片想い含めて全体的に苦しめなストーリー。
なので、同じ世界観ではあるけれども
逆にまったくの別物として読んだほうがしっくりきました。

『男性オメガ』の自分自身をどこか受け入れられないままでいる千里の心の中は、迷いや葛藤であふれていて。
場の空気を読んで当た…

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運命の向こう側 小説

安西リカ  ミドリノエバ 

素敵な転機

オメガバースならではの悩みや葛藤なんかがありつつ、そこにプラスされる異次元トリップが斬新ですごく面白かった…!
作品独自のオメガバース設定も自分好みだったので、ぐいぐい引き込まれて一気読みでした。

第2の性が存在する世界のふたりの仲には何か問題があったわけではないけれど、
日々の"当たり前"の幸せを深く噛み締めるときはもう過ぎていて。
これから先も離れる選択肢なんて…

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『ロマンチックバージョン』フェア店購入限定特典書き下ろしペーパー グッズ

無自覚の変化

本品は『ロマンチックバージョン』のフェア店特典ペーパーです。

本編後、綾瀬の仕事慰労会の関係の飲み会のお話です。

綾瀬たちが1年がかりだった大型案件に片が付き
その慰労会の二次会にて

綾瀬は声をかけてくれた大企業のエンジニアに
「サラダとか食うようになったの」と声を掛けられます。

「不健康なメシハンジニアの証とかって言ってたじゃん」と
フライの山を押し付けてきます。

1

ロマンチックバージョン 小説

安西リカ  羽純ハナ 

ダメもとの告白から始まる恋物語

今回はITエンジニアと医療部品メーカーの会社員のお話です。

受視点で受様の恋の告白から攻様が恋を自覚するまでと
攻視点で本編裏事情を絡めた後日談を収録。

受様にはイケメンな彼氏がいます。
彼が今回の攻様です♪

攻様は大学進学したものの友人と起業した
フリーのITエンジニアです。

出会いは
大学近くので攻様の母の友人が営む喫茶店で
攻様はバイトとして、受様は所属する…

1

ロマンチックバージョン 小説

安西リカ  羽純ハナ 

切なさの先の幸福感、たまらん

電子発売まで待とうと思っていたのですが
安西先生のXにあがっていたウェブCMを観て
もう待ちきれない…!という気持ちになり紙本で購入。
ものすごく好みのお話だったので、衝動に従って大正解でした。

最初から綾瀬との関係に敦史は"終わり"を想定していて、付き合って1年経ってもその考えは変わらず。
告白にOKをもらえると思っていなかったところからの始まりなので仕方がない…

3

恋になるには遅すぎる 小説

安西リカ  佐倉ハイジ 

じわじわ萌えるけど…

子供の頃からずっと『親友』として付き合ってきたけれど、
実はその胸の内にはそれ以上の感情をお互いに秘めている大人なふたりの両片想い。

もう近くにいるのが当たり前になっていて
最初は恋の情熱とか衝動なんかもないほどに
"熟年夫婦感"を醸し出していた和真と那由多ですが、甥っ子くんの存在によって
この先変わらないと思っていた関係が動き出していく様子にじわじわ萌えました。…

0

何度でもリフレイン 小説

安西リカ  小椋ムク 

いい男に育った大好きな攻めと10年ぶりの再会BL

死ぬほどキュンキュンしました泣
読んでる最中涙出てきます、ティッシュ必須

佳史のミチを忘れられない、大好きって感情がすごい伝わってきて……しつこく縋ってしまう佳史と、好きだからこそ離れなきゃ、って距離を置こうとするミチに涙でした。
10年もお互い忘れられなくて誰と過ごしても満たされないのが…
一度しっかり別れを告げるシーンめちゃくちゃ泣きました。

また受けに惚れ直してもらいたくて…

1

ロマンチックバージョン 小説

安西リカ  羽純ハナ 

くー

先生買い。雑誌掲載作とその続きという構成で、雑誌で読んでいたんですけど、やっぱりいいですねえ。普通なんだけどその普通が自分にとってはかけがえのないもので・・というやつです。いつまでも覚えている自信ないので神にはしなかったですが、途中読み止められず一気に最後まで読んで、読み終えた瞬間に「はあ♡」と桃色ため息つくお話だと思います。タイトルは、攻めが使う「受けの呼び方」。ふふ。可愛い。ファンタジー要素一…

3

恋という字を読み解けば 小説

安西リカ  二宮悦巳 

じわじわしみるストーリー

先生もあとがきで書かれているように
本当に「特になにも起こらない」ようなお話ではあったのですが、
大きな山場がなくてもグイグイ引き込まれたのは
それぞれのキャラに魅力があったからなんだろうなーと感じています。

何に対しても真っ直ぐに向き合っていて裏が無いぶん、やや無骨さの目立つ土屋の人柄と
華やかな外見と明るく人懐っこい性格の内側に脆さを秘めた繊細な頼人との相性の良さを
ゆっくり実…

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