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安西リカ 緒花
renachi
ネタバレ
久瀬視点だが、鳴町の長い長い片思いが実ったお話、という印象だった。鳴町はあの状況で十年以上もよく想い続けられたな、と労いたい気持ちになるのと同時に、想いを貫き通したことに感動した。とにかく鳴町が好き。 貞操観念ゆるゆるの久瀬と、初恋の久瀬を想い続ける鳴町のお話。 高校時代からバイを自覚する久瀬は、女関係は派手でも男は鳴町だけという約束を守り続けていた。性欲旺盛な久瀬家の家庭環境的にも、久瀬…
安西リカ 古澤エノ
安西リカさんは好きなのに、これはハマれなかった。小糸の内面の幼さが合わない。まともな収入もないのに、仕事のチャンスに自信がないからと消極的なのは呆れる。八木のキャラはとても良かった。 家賃激安シェアハウスで暮らす二人のお話。会社員の八木とクラフト作家の小糸は、基本八木が食費を入れ小糸が炊事担当という、役割分担が上手くいっている模様。 生活の中で見せる八木の思わせぶりな態度は果てしなく、…
おぶもいもい
苦しいところのないあたたかい恋のお話、 すごく良かったです…! 小糸が想いを積み重ねていく様子を追いながら 恋の始まりのドキドキやソワソワを感じたり、 ちょっぴり切ない気持ちに浸ったり。 シェアハウスでのふたりの何気ない暮らしの中にある、少しずつのスパイスに萌えました。 小糸視点での八木は"できる男"感がものすごくて 彼の気持ちがわかってくる前から「これは…
安西リカ サマミヤアカザ
フランク
受けのナランは、「わたしは歴史ある大国アスタイダルガの第四皇子」と己に言い聞かせ鼓舞することで矜持を保っているお方。 自己評価が低く小心者なのにプライドは高く意地っ張りなナランの姿に、好印象を抱けぬままのスタートです。 でも読み進めていくと印象が変わっていきます。 アランは多言語の古文書も読み解けるくらいの読み書きの才能を持っているのに、筋肉主義な王宮のなかではそれが評価されていない…
安西リカ みずかねりょう
ちろこ
評価高かったから期待してたんですけど、私にはスミマセン……ハマりませんでした。 百合原のことを好きと言ってたけど、じゃあ何であのとき諦めたの? 三希が失踪したときは興信所まで使って追いかけたじゃん。何年も待っていたじゃん。 それをケースワーカーの津田に言われたからって、はいわかりましたってなって簡単に距離を置くわけ?他の女と付き合うわけ? 百合原のことはがむしゃらに追いかけないんで…
安西リカ yoco
にいる016
こちらの作者さんの小説は初めて読んだのですが、攻めも受けも健気でかわいかったです! 設定もストーリーも重い内容が展開されますが、受けの心は強かであり、 内容も受けの境遇の不幸自慢はしない表現なため、陰鬱さは少ないです。 それでも性奴は気持ちの良い設定ではないので、苦手な方はご注意ください。 受けに育てられた攻めは、ひたむきに愛を伝えてきます。 受けは大切なわが子(攻め)のためなら身を…
綾辻みつ
こんな素晴らしい作品があったなんて!新書館セールで出会えて幸運でした。どちらの人格も好き!終始涙が止まりませんでした。不憫&切ない系が好きな方なら絶対ハマるはず!(タイトルにエピソードが絡んできたらもっと良かったです…)
安西リカ 羽純ハナ
yumyumyum
安西先生の「別れる理由」が好きで、読み始めました。 まさかこんな特徴もない自分と、爆イケ綾瀬が付き合えるとは思っていなかった淳史。 いきなりホテルに誘われても、憧れの人といることができると舞い上がってしまう淳史。 淳史のこの気持ちがよくわかる。 綾瀬に面倒だと思われたくない、ほんとに付き合ってるのか確認してしまう気持ち、共感しながら読んだ。 ところが、綾瀬ターンに入ると、実は綾瀬…
はるのさくら
本編終了後の、主と従者のお話。 ある夜、ラムディが湯殿から戻ると、ナランは従者であるワジムの母親からの手紙を読んでいて。 どうやら主であるナランが伴侶を得たことだし、そろそろワジムにも世帯を持たせたい、という母心らしい。 しかし、当のワジムにはそんな気は更々ないようで。 しかーし、つい先刻、ラムディは自分の従者であるトヤーとワジムとも話をしており。 Σ( ˙꒳˙…
安西先生の紡ぐファンタジー。 楽しく読ませていただきました。 受様は、大国の第四皇子のナラン。 武芸は今ひとつだけど、知識は豊富で語学には優れた才を発揮。 そんなナランに政略結婚が持ち上がる。 お相手は攻様である小国の王弟であり、騎馬隊長も務める美丈夫、ダムディ。 結婚式で正式に顔を合わせるところからスタート。 最初、「第四皇子」という矜持が高い上にグルグル悩むナラン…