安西リカさんのレビュー一覧

『君と暮らせば』 honto限定特典 引っ越し日和 グッズ

お引越し。

本編終了後のお話。

新しい次の家を探していたところに、ファーマーズマーケットで知り合った夫婦から古い農家の空き家がある事を知った2人。

下見に行って散々悩んで、そこに決めて、今日はいよいよお引越し。

そんなに荷物はないと思っていたけれど、思っていた以上にあって。

新しい家では、自分たちの好きなように少しずつ手を入れていこう。
友達になった夫婦や、瞳ちゃんや姉も招待したい。…

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君と暮らせば 小説

安西リカ  古澤エノ 

シェアハウスからのスタート(*^^*)

安西先生らしい、穏やかで応援したくなるお話でした⸜(*˙꒳˙*)⸝

受様はクラフト作家の小糸。
攻様の八木は、2つ年下の会社員。
大学時代からシェアハウスの一員として暮らしてきて、気付けば2人暮らしとなったいた。

雑誌掲載のお話は小糸視点。
クラフト作家としての一面の部分もハッとさせられました。
『失敗が足りてない』なんて、小糸と一緒になって刺さりましたよ。
溢れる気持ちが言…

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人魚姫のハイヒール 小説

安西リカ  伊東七つ生 

ツッコミたくなる心理描写が最高

女装もの?同期の片思い相手のために女装するリーマンが主人公のお話。男のために着飾る受けと、自分のために着飾る受けを元カノたちと比べて喜ぶ攻めという、昔懐かしい価値観を見た気がした。後半の攻め視点がうるさくてとても好き。

前半は瀬戸視点。ちょっとしたハプニングから女装して加賀谷と遊ぶことになった瀬戸は、恋心にチクチク刺さる加賀谷の言動に小さく傷つく場面がいっぱい。でもその原因は最初に瀬戸が吐い…

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甘い嘘 小説

安西リカ  三池ろむこ 

No Title

友達だけどカラダの関係有って設定大好きです。

本心を隠して慣れたフリ、自分で付いた嘘に雁字搦め、
セフレではなく友達というところにキュッとなります。

感情出さないくせに特別感醸し出してくるとか
攻めの鈍感思わせぶりににヤキモキさせられるもその実を知ると、
そうなってしまった重さに苦しくなります。

ちゃんと話せば変わっていただろうと思うけど、
簡単にいかないのが恋でもありま…

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バースデー 小説

安西リカ  みずかねりょう 

No Title

面白かったです。いやぁ、すごい。濃厚で重厚。
ネタバレ無しで読んで正解でした。

安西リカ先生の「好きで、好きで」シリーズを読んで心が震えましたが、あちらは切ないけれどあったかいラブストーリーですよね。
もちろんどちらのお話も厚みがあるのですが、こちらは本当に奥深くて、読み始めは「これってBLなのかな?」「この攻め、好きになれるかな?」なんて思っていましたが、もう本当に素晴らしい!!それぞ…

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『月満ちる第四皇子の婚礼』出版社特典ペーパー グッズ

新たなる誓い

本品は『月満ちる第四皇子の婚礼』の
フェア店特典ペーパーです。

本編幕間、伴侶の誓いを立てる日の朝のお話です。

ナランと身も心も結ばれてから月の満ち欠けが一巡りし
今日、ダムディとラナンはタイ式に伴侶の誓いを立てます。

エニデルから円満離縁の打診を受けて
ダムディは逆にならんを生涯の伴侶としたいと申し出て
許されるのであればハドゥマサルにナランを
連れ帰りたいと望みます…

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月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

大国の皇子としての矜恃と劣勢感

今回はハドゥマサル王弟と
アスタイダルガの第四皇子のお話です。

受視点で攻様との婚姻で受様が変わり攻様の唯一となるまでと
攻視点で本編裏事情を含む夫夫となった2人の続編と
あとがき後にSSを収録。

受様は大国アスタイダルガの第4皇子ですが
兄達に比べ貧相な身体つきで顔貌も百人並みです。

アスタイダルガは北のソランガと緊張状態にあり
両国の緩衝地にあるハドゥマサラに金銭援…

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隣の男 小説

安西リカ  北沢きょう 

偶然って素晴らしい

「嫌いな男」での登場シーンはほんの少しだったけれど、なんだかとても気になる存在だった伊崎。
そんな彼がメインのお話ということで、どんな展開になるか楽しみに読みました。

前作でも不毛な恋に傷付いているシーンがあり、
その相手である年上の男の影は引き続きチラついていて、傷も未だ癒えぬまま。
どうやって負のループから抜け出すのだろうかと思っていたら…
偶然でものすごく庶民的な出会いから彼の…

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嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

ふたりの空気感が好き

単なるリーマン同士の色恋を描いたものではなく
そこに至るまでの心理戦や密やかな攻防がものすごく面白かったです。

ゲイとノンケの考え方の違いやマイノリティの捉え方など、切なくなるところはたくさんあって
交わるのはなかなか難しいのかな…と、思ってしまうふたりでしたが。
同僚の距離から少し離れて冷静になり、拗れてしまったその仲を時間が解決してくれる"大人の恋愛"感がすごく…

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月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

おだやか

先生買い。雑誌掲載時から面白いと思ってましたが、一冊になってもう一度読んでもやっぱり面白い。国の興亡戦なお話が好きな方でしたら是非是非。攻め受けとも苛烈の真逆なタイプに感じて、芯があって好き。ただ、ずっと覚えている自信が無かったので萌にしました。雑誌掲載分140Pほど+その続き110Pほど+あとがき。穏やかさんがお好きな方にもおススメしたいです。

歴史ある大国の第四皇子であるナランツェツェギ…

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