ZAKKさんのレビュー一覧

遠い岸辺 小説

英田サキ  ZAKK 

アダルトCPに脱帽です。

イラストが好みではなかったので手に取るのが躊躇われた一冊。
ですが、そんな自分を殴りたくなった本でした。
タイトルの「遠い岸辺」 そっかー、そういう意味だったのね。
だいたい自分をレイプした奴に惚れるか!? と思ったのに、その行為は実は優しさだったのかも・・・ その辺の射場の葛藤が私的には萌えました。
それから日夏の色っぽさというか、あだっぽさというか、年上の色気にやられました。
またイ…

2

CANIS THE SPEAKER #2 コミック

ZAKK 

画力、ストーリー全てが素晴らしい

30代がメインで絵がうまくてダークなお話の作品を探しててこのシリーズに出会いました。
もう好みドンピシャで先が待ち遠しく、掲載紙Operaも購入するほど気に入りました。

Dear,rainmanからちょこちょこ出てた裏社会の3人のおにいさんたちに焦点を当てたthe speaker は人身売買や虐待描写があって1巻は読んでて辛かったけれど、2巻で3人が再会できてすごく嬉しい!
離ればなれ…

3

CANIS-Dear Hatter-#2 コミック

ZAKK 

繊細な表情に魅せられる

 前巻の最後で日本とニューヨークに分かれることになったリョウと聡。互いがいない間に、ふとした瞬間相手のことを思い出したりして、益々想いを募らせていきます。別件でのニューヨーク行きをきっかけに、先に聡の方がリョウに会うため行動することになります。一方リョウは、死んでいなかったというボスのハロルドを追いかけ、今まで引っかかっていた疑問の真相を確かめるべく動きます。ハロルドとリョウがどのように決着をつけ…

1

CANIS-Dear Hatter-#1 コミック

ZAKK 

「働く男」は輝いている

 前巻は2人の現在と過去を織り交ぜながら描かれるも、どちらかというとリョウの過去の比重が大きかったかな?という印象でしたが、今作は聡の帽子職人としての葛藤が非常に大きな割合を占めていたように感じます。前巻ではライバルとして登場した後藤に、ニューヨークでのファッションウィークで帽子メインのショーを任されることになり、聡は過去に賞を獲った帽子をいかにして越えるかということに囚われ、自分との戦いに苦しみ…

0

CANIS Dear Mr.rain コミック

ZAKK 

画力と構成に惹き付けられる

 先に『CANIS THE SPEAKER』シリーズを読んでしまっていたので、この作品だけに焦点を絞って評価することが難しかったのですが、まだ序盤ということも鑑みて萌評価にしました。あのCANISシリーズの原点であると考えれば、つい神評価にしたくなってしまいますが。

 日本で人気の帽子屋を営んでいる聡と、ニューヨークで血生臭い日々を送ってきて死ぬために日本にやってきたというリョウ。2人が道端…

0

遠い岸辺 小説

英田サキ  ZAKK 

センチメンタル

英田サキ先生の作品を全て読んでるわけではないのですが、本作はどこかいつもと感じが違うような。
文体なのか何なのか?
英田先生お得意のヤクザや警察関連の作品に漂うドライな空気。この作品も乾いた感じだけどクールでスタイリッシュな部分があまりなく、もっと飄々として醒めたような感覚。
それは大切な人たちをみんな失って、それでも生きている日夏の心象風景なんだろうか。
日夏にはかつて妻子がいて、今は女…

3

鈍色の華 小説

木原音瀬  ZAKK 

読みやすい!そして安定のクズが沢山www

はい、買っちゃったよまた木原さんwww

めんどくさくてレビューしないが基本ですが、こちらの作品はいつもより『痛い』感じはなくかわりに醸し出される淫靡さというかしっとりしたところが印象的でして……

少し感想など書きたくなりました

受けの鶴谷さんの無自覚な毒性スゴイ
こんなのに嵌っちゃったら大変ですよそりゃもう
何が大変て捕まえとくのがね?
そういう意味では兎河さんは頑張ってる…

8

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恋愛の醍醐味

日本での仕事を終えたダンは、佐川をニューヨークに連れていき同棲し始めます。
本編は佐川の視点だったのでダンの気持ちは想像するしかなかったのですが、この短編でダンの一途な気持ちが明らかになります。

ダンが佐川のインスタグラムを覆面でフォローし行動を逐一監視するのも、不安な気持ちの裏返し。そして、相手を信じ切れないその不安感は、本編で鶴屋に手ひどく振られたトラウマだったのですね。鶴屋に全く気持…

2

鈍色の華 小説

木原音瀬  ZAKK 

夢中な男たちが可愛い

一年くらい前に初めて読んだときは、エロばかり‥と、ちょっと食傷気味な読後感だったのですが、読み返してみたら、とても面白くて。私が変わったのかしら?と、ちょっとソワソワしてしまいました(笑)。

ハイクラスの男、兎河とダンが、冴えない男、鶴屋と佐川に陥落する下克上感がたまりません。そして、彼らが表面上、主導権を握ろうと言葉で取り繕う様が、滑稽で可愛いらしくて。
知性を離れた欲望の部分だからこそ…

9

in the cafe グッズ

EDGE COMIXっていいよね。

エッジコミックス自体がそもそも私の中で「お気に入りのカフェで気取って読みたいBLレーベル」的な位置付けのレーベルなので、エッジコミックスさん分かってるじゃん!(上から目線ごめんw)と嬉しくなるような、ここのレーベルの雰囲気によく合ったとてもステキな記念本でした。
作家陣もレーベルファンにはたまらない豪華さで、こうなふうに一堂に会すること次またあるのかな?!なんて思っちゃいます。
これは永久保存…

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