雨宮四季さんのレビュー一覧

傲慢な龍は身代わりの虎を喰らう 小説

雨宮四季  小椋ムク 

パラレル中華風ファンタジー

タイトル通りなのですが、それは互いにの注意書きも必要かと思うような
互いに他に好きな相手がありながらも、見た目互いに好きな相手に瓜二つの相手に
刹那的な求めをぶつけているようなお話です。

始まりは、現世日本の高校生であるハーフで母子家庭で暮らす虎之助が
同じアパートのお隣に住む龍一に失恋してしまったことから始まります。
龍一は虎之助の気持ちも知らず虎之助の父親になりたいと告げる、それ…

2

囚われの秘め巫女と復讐の騎士 小説

雨宮四季  犀川夏生 

攻めがくわえ煙草で受けを・・・

ファンタジーはしばらく読んでいなかったのですが、イラストが好みだったので購入。
・・・これは当たりでした。
思った以上に攻めのジルヴァがよかった!

護衛騎士になった攻めが受けに惹かれていくのがほほえましく
一転して、攻めが受けを憎むしかない状況に追いやられていく心情もひしひしと伝わってきました。

攻めも、受けが悪いわけではないと分かっていて、でも憎むしかなくて
受けに再会してか…

3

囚われの秘め巫女と復讐の騎士 小説

雨宮四季  犀川夏生 

丸っきりの八つ当たり

病や病気を治す癒しの力を持った王族のお姫様(王子)と姫を警護する騎士との
すれ違いラブなのですが、なんとも後半は八つ当たりと言うか言いがかり的な流れで
凌辱されると言う理不尽なお話、それを受けるお姫様は自分が悪いと受け入れる。
その言いがかり的な全てが結局はお姫様を好きで、前半は認めたくない後半は
お姫様が受け入れているのにもかかわらず、凌辱されても失われない癒しの力のせいで
心が拒絶し…

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