古澤エノさんのレビュー一覧

悪魔公爵と愛玩仔猫 小説

妃川螢  古澤エノ 

お兄ちゃん編

前回のヘタレご主人様も好きでしたが
今回のお兄ちゃん編のように、
しっかりしてるご主人様が振り回されてる(?)のも大好きです。

今回は前回の執事と違って落ちこぼれ
ご主人様と執事が前作と正反対なんですよね。
今回はちゃんと執事にさえもしてもらえてませんが…(^^;)

でも落ちこぼれだからこそクライドに対して
他の悪魔なら恐ろしくて言えないこと、できないことが素直にできる。

1

悪魔伯爵と黒猫執事 小説

妃川螢  古澤エノ 

ヘタレなご主人さまvv

悪魔として強い力も持たないアルヴィンがなぜか伯爵。
だけど大魔王様の決定は絶対で、中には納得できない悪魔もいたり…

そんなアルヴィンの屋敷には黒猫族の執事・イヴリンがいる。
一手に主人の面倒やらなにやら引き受けてるのですが、
アルヴィンは言うこと聞いてくれない。
まず悪魔界の食べ物を嫌い、人間界のバームクーヘンが大好物!!
人間界へちょくちょく出かけイヴリンに怒られる日々。
この…

4

悪魔公爵と愛玩仔猫 小説

妃川螢  古澤エノ 

二度美味しい設定が萌え萌えします

前作『悪魔伯爵と黒猫執事』の続編的スピンオフ、前作の攻め、ヘタレな伯爵悪魔の
兄で次期魔王と言われているクライドが攻め役で登場しています。
そして前作でもカラフルなマタタビの実を見つめていてチラッと登場していた
前作の受け執事と同族の黒猫族で額にも能力の高さを証明する星の印がありながらも
執事失格と言われてる黒猫姿も愛らしいノエルが受け役での続編です。

黒猫姿だけでも萌えるのに、人形…

3

悪魔公爵と愛玩仔猫 小説

妃川螢  古澤エノ 

アホっ子の黒猫はペットなのです

前作『悪魔伯爵と黒猫執事』にも登場したアルヴィンの兄である悪魔公爵のクライドと彼が拾った黒猫族の執事見習い(本当はペットw)ノエルの物語。
こちらはノエルのアホっ子バカ猫ぶりが最初から最後まで発揮され、それにヤレヤレと言いながら実はそんなノエルが可愛くて仕方ないであろう、だけどキツイ態度をしているクライドという姿が描かれ、案外にアマアマなものでした。

銀色の森で狼の姿になっているクライドの…

5

悪魔伯爵と黒猫執事 小説

妃川螢  古澤エノ 

ヘタレ悪魔としっかり者ニャンコ執事

まるまるファンタジー世界のお話でこの作家さんでは記憶にある限りお初かも。
いつも洗練されたスタイリッシュな感じが作品からにじみ出ている方ですが、
やっぱり異世界ファンタジーでも泥臭い感じがしないスマートさが感じられる。

人間界のお菓子は出てくるものの、人間界との交わりが無い純粋な悪魔界でのお話。
魔力のために人間を狩ることも下級悪魔を狩ることも、小さな生き物すら殺生を
しない悪魔らし…

4

悪魔伯爵と黒猫執事 小説

妃川螢  古澤エノ 

かわいいおとぎばなし☆

シリーズ続編とかでなく新規の単発のようなので購入した作品。(妃川作品はシリーズになると大変なのですw)
黒猫執事などと、なんて素敵な設定でしょう♪

どうしてこんなヘタレで魔力もない悪魔が伯爵悪魔?というくらいに執事のイヴに甘ったれているご主人様になるアルヴィン。
彼等の住む魔界の情景描写に色とりどりの植物や生物が描かれます。
冒頭の入りはその世界へのいざないの言葉。
そして登場するあ…

2

月蝶の住まう楽園 小説

朝霞月子  古澤エノ 

お手紙配達致します。

郵便屋さんそのもの設定に伝説の騎士という歴史的なものを絡めて騎士道を持った
郵便屋さんをイメージするような作品でした。
「イル・ファラーサ」というのが伝説の騎士がきっかけになった手紙を配達する組織で
国で身分が保証されていて、さらに手紙の危険度に合わせて「イル・ファラーサ」には
金や紫、青、無位などの位に分かれていて、その手紙が持つ危険度で配達をするのです。
タイトルの月蝶というのが「イ…

3

初恋のソルフェージュ 小説

桐嶋リッカ  古澤エノ 

受け様浮き沈み激しく自己完結の恐れあり

素敵なタイトルだけど、よくよく考えて見れば初恋のソルフェージュって何?
ちょっとツッコみたくなります、初恋に基礎訓練なんて必要なのか?なんて意地悪な
事を思い浮かべてしまうのですよ。

内容は、一回りも離れた従兄弟に長い間片思いしている高校生の受け様が、
諦めて、初恋の仄かな思い出にしたと思っていた相手と3年ぶりに再会して、
やっぱり今でも大好きで、胸が初恋の痛みで押しつぶされそうな程…

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