yocoさんのレビュー一覧

パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

こちらのキャラ達の方が好き

パブリック…シリーズは私は本シリーズよりこちらのキャラクター達のお話の方が好きです。攻め受け同級生だし良家のおぼっちゃま達のお話とはいえ高校生っぽい青春を感じられるからです。

前作の自分レビューで貶しまくってた攻めの双子であるアルビーは真人間として成長し、かなりいい奴になってました。そんな短期間で人って変わるかな?とひねくれた目で見ないこともないけど。寮の監督生代表という自分の能力以上の地位…

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パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

読まなくていい……でも……。

正直、前作のラストが気に入ってる方は読まなくてもいい作品かもしれません。
幸せな余韻を打ち破る辛すぎる展開に胸が苦しくて、
この作品の萌えはどこにあるのかと心が折れそうでした……

スタンの母親に対するトラウマは根深かったのです。
治っていない傷口に被せた瘡蓋ーーそれがケイト。
現実から目を逸らして、ケイトとの〝それなりの幸せ〟を望むスタン。
そんなスタンに、母親と共に失った音楽(バ…

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パブリックスクール ―ツバメと殉教者― 小説

樋口美沙緒  yoco 

感動以外の言葉が出ない

なんとなく避けていたパブリックスクールシリーズ。
いざ読んでみたら面白くて面白くて、あっという間に引き込まれてしまいました。

しかーし、読む順番を間違えて、先にスピンオフを読んでしまった((;゚Д゚)))
なんか思ってたのと違う?と違和感はあったものの、あとがきを読んでやっと気が付きました。
こちらの主人公たちは新刊も出ているようなので、とりあえず次はそちらを読みたいと思います^^;

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パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

肝っ玉母さんケイト

あらすじなどは他のレビュアー様が丁寧に説明してくださってるので省きます。
樋口先生の攻様はいつも傲慢で自分勝手で自己中なキャラが多いですが、今回スタンはまぁすごい。途中読みながら心の中で何度ぶん殴った事でしょうか。
ケイトも健気に全てを受け入れる……かと思いきや、途中でわりと開き直って読者の代わりにスタンを叩いてくれたりしてるので、よしいいぞ!ケイト!もっとやれ!みたいな気分になりました。

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パブリックスクール―ツバメと監督生たち― 書店共通特典ペーパー 元寮代表のひそやかな約束 グッズ

ある穏やかな日

前作で大好きなキャラクターだったメンベラーズ。
卒業してしまい、本編に登場はするもののリーストンに居ないのがなんだか寂しかったので、彼視点のお話が読めるのがとても嬉しい。
まるっとメンベラーズ視点ですので、彼がお好きな方にはぜひ入手して頂きたい…

舞台は本編終了後、イースター休暇を迎えたメンベラーズが桂人を誘ってデートをするお話。
スタンがメニューイン国際コンクールに出場する事になり、…

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パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

愛を求めた彼らのその後

作中にクラシック楽曲が登場するからか、小説を読んでいるのに、頭の中でシーン毎にBGMとして音楽が流れて来るような不思議な感覚になりました。
登場楽曲のどれもが登場人物達の心情を表現しているようにも感じられる部分があったりもして。
樋口先生はそこまで考えられて楽曲を選んだのでしょうか。
今作も濃厚な人間ドラマが丁寧に描かれた素晴らしい作品でした。
読後にカバーや口絵を見返すと、yoco先生の…

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パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

待ってた!!

大好きなシリーズの大好きなふたりのお話で、ずっっっと続刊待ってました!!いっきに読んでしまいました。このふたりの話を読める幸せの、なんたることか。
内容はどちらかというとスタンとケイトのそれぞれの苦悩や葛藤シーンが多く、読んでいるこちらも心を砕きながら見守ることしかできないけれど、それでもふたりは絶対に乗り越えるから大丈夫と信じて読み進められる。
本当に本当に大好きです。続きもよろしくお願いし…

7

パブリックスクール ―ツバメと殉教者― 小説

樋口美沙緒  yoco 

ツバメは何処へ向かうのか

この2人の続編が出るとの事で、文庫版を再読。
こんなに分厚かったかな、と驚きました。
そういえば単行本版は2段組だったかも。

何度読んでも息が詰まりそうな閉塞感が漂う作品です。
樋口先生の作品は「愛について」考えさせられるテーマが多くありますが、パブリックスクールシリーズには特に「愛」という言葉がついてまわっていますね。
正直、英国人×アジア系・辛い過去・差別意識・健気だけれど慈愛に…

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パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

愛ってなんだろう

シリーズ6作目。
スタン×桂人CPは「-ツバメと殉教者-」に続く2作目になります。

読んでいる間中、ずっと愛とはなんだろうか…と考えさせられました。心が痛み、涙し、まだ少し未熟な彼らがもどかしく、愛おしい。前作同様、とても分厚く読み応えがあって、個人的に樋口美沙緒さんが描く愛を訴えかけるお話はとても琴線に触れる(と最近気付きつつある。まだまだにわかですが…;)ので、今作も泣きながら萌えて・…

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パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

胸いっぱいで食事がのどを通らない

初レビューだし、自分の想いをうまく書ける気も全くしないけど、読み終わったあと胸がいっぱいで何かせずにはいられない気持ちになりました。
桂人の愛、スタンの苦悩、アルバートの成長…どれをとっても涙なしに読めません。
読後の余韻に浸りつつも、彼らの続きを早くも読みたいと思う自分。。

特典ペーパーのメンベラーズとの話もよかった!

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