yocoさんのレビュー一覧

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  yoco 

求む、陽光みたいな攻め!!

久しぶりに再読したけど、好きすぎる!!

この陽光には年下攻めの良いところが目一杯詰まってて、死ぬほど好き。

受けを思う気持ちは誰にも負けないのに、子供ゆえに金も力もない。
受けを守る術を持たない自分が歯痒くて、早く大人になりたい!
早く大きくなるから待ってて!!みたいな。

そしてあのROVE。
なんて必死で、なんてマヌケで、なんて愛おしいの……!!!

お日様の光はニー…

1

正体不明の紳士と歌姫 小説

水原とほる  yoco 

このお話をラブコメ路線で読んでみたい

単なる合唱団員なので「歌姫」という言葉から想像される華々しさはなく、非常にこじんまりとした感じでした。
だけど、田之倉(攻め)にとっては、唯一無二の歌姫なんだろうなぁと伝わってくるところが良かったです。

田之倉が「こんな俺だけど、嫌いにならないでほしい‥‥」と言ったところは、哀愁漂うヘタレワンコっぽさが感じられて、ワンコ攻め好きとしては妙にキュキューンとさせられました。
(田之倉はワンコ…

0

氷泥のユキ 小説

朝丘戻  yoco 

やけに引っ張る挿入

 少し乱暴で雑な態度の攻めと、今まで何人ものセフレとやった事あると嘘をついている受け。
 キスや愛撫や喘ぎ方すべてが処女すぎて何度も氷山に疑われる。突っ込んだ瞬間処女だとバレて、氷山ガチギレで帰るという最悪の出会い方が良い。
 エッチな雰囲気になる度に、受けがずっと色気ないのが萎える。
 朝丘先生のストーリー世界観好きなんですけど、地の文がずっと喋り口調だから、なかなか世界に入り込む事ができ…

1

さよなら、運命の人〈アルファ〉 小説

小中大豆  yoco 

BL好きにとって幸せな設定

 アルファ・ベータ・オメガは男だけ。
 アルファを産むには、アルファとオメガでなきゃいけない。女なんかにはアルファは産めない。
 同性婚もアルファとオメガの番のみできる。
 なのでアルファの妻は大半が男(オメガ)。
 この設定めちゃくちゃ安心できて良い。

 主な登場人物
 アレク(攻):アルファ。幼少期からずっとレオンのこと好き。
 レオン(受):オメガ。幼少期からずっとアレクに…

4

おとうとではなく 小説

椎崎夕  yoco 

色々と幼い義弟が面白い

過保護な義兄×素直になれない義弟
義兄の容姿は、何度も描写されているけれど、
主人公の義弟の容姿には、背の高さ以外触れていないので、想像するしかない。

0章の出だしは、過保護の兄の愛情を「恋人としての特別」と勘違い。
ハルは義兄に好きと告白。だけど、義兄は「特別扱いは、兄弟なら当たり前」とビシリ。
ハル君は恥ずかしくて、兄のマンションから脱兎の如く逃げ帰る。

そして、1章に入る…

1

キス 小説

一穂ミチ  yoco 

次の行を読み進められないほどの切なさと苦しさ

勝手な見解なんですが、私の中で、凪良ゆう先生、朝丘戻先生あたりの作品は切なくて苦しいので、安易に手をつけられないというジレンマがあります。
そしてその先生達を抑えて、一穂ミチ先生。
この方の作品はどうも切なさ苦しさに不穏さを感じて(文章が上手いので入り込みすぎてしまうんですね)、1冊も手をつけられずにいました。
が、挿絵をyoco先生が書いているというのを盾に(?)、満を持して購入。
結果…

1

聖邪の蜜月 小説

安西リカ  yoco 

浄化されるようでした

美しい物語です。

yoco先生のクリムトを思わせるような表紙が素敵ですよね。ファンタジー苦手科目なのですが、安西先生印なので購入、長らく積んでたのですが、読みはじめると引き込まれて一気…感情がボッコボコに抉られました。
ハンカチ必携です。

聖職者たちの慰みものとして不遇な少年時代を過ごしたアシュが、その知恵と胆力で脱走し流浪の生活を送っていたところ、聖獣の雛を拾い育てるところから始ま…

5

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  yoco 

何回でも読みたくなる良作

何年かぶりに再読しました。
光線過敏症というのと、暗闇から抜け出るお話、主人公の闇具合が深かったくらいしか覚えて無くて、でもタイトルがすごく鮮明で、もう一度読みたいと思っていました。

いいお話でした。とても。
すごく丁寧な作品で、あとがきを読んで納得する部分もありました。
ニーナはネガティブでひどく内向的でプライドが高くて人付き合いも出来ない引きこもりなのに、とても魅力的だし考え方や思…

0

春と秋とソラの色-Complete Book 2- 小説

朝丘戻  yoco 

デビュー作のコラムとあとがきが良かった

レビューが無いけど、それは、朝丘先生のコアなファンなら、書評なんて今更不要だからだと思う。

この本は、
 2012-2013の既刊本四冊の番外編と、
 2002のデビュー作とそれと同時掲載のコラムを詰めたもの。

本編を読了していないものもあったけど、それなりに楽しめた。
・・というより、キャラ達が苦しんだ後の話なので、続編のほうが読んで心が楽。
-----
コンテンツ:
『…

5

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本編後のお話

本編終了後のお話がこちらに載っていました。

新居に引っ越しした二人のあま~いお話です(*´▽`*)
新居はいたるところに瞬への百艶の配慮が詰まってて
読んでいてニヤニヤしましたが
やはり…!ラブラブお風呂タイムが最高でした(*´▽`*)
しっぽプレイが新鮮でした…。

全部、百艶が初めてだった瞬は
これから百艶に染められていくんだろうなぁと
この特典を見ながらそんなことを思い…

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