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朝丘戻 yoco
snowblack
ネタバレ
美しい表紙の一冊。 実は朝丘さんとは相性が悪いのだが、 yacoさんの挿絵に惹かれ、輪廻転生物も嫌いじゃないし また単行本という特別感もあって、手に取った。 読み終わって。 今までに読んだ朝丘作品の中では、一番好き……というか 読みでのある心に残る作品だった。 が、泣くほどの感動はやはりできなかった。 : 語り手になる登場人物は4人。 主人公の…
ポッチ
初回限定版の付録としてついてくる小冊子です。ストーリーの書かれている中身は32pというかなりボリュームのある小冊子になっています。 内容は、というと。スミマセン、ネタバレしています。 時系列は本編の終わり頃の、二人が同棲を始めて3年たったころ。二人の間に流れる空気は相変わらず甘く優しいもので。 けれど、リンが体調を崩すことが多くなり、「その日」が近づいていることを…
ちるちるさんの第5回BLアワードでランキングに入っていた「坂道のソラ」はどうにもこうにもツボに入らず(失礼!)、この作品も読もうかどうしようか悩んだのですが「初回限定小冊子」に惹かれ購入。イヤ、良かった。すごく良かった。 個人的地雷の「不倫」が初っ端から描かれていて、正直この本の厚さも手伝い読み切れるか心配しながら読み始めました。だって値段も厚さも通常のモノと比べ約2倍。手に取るとずっしりと…
kumachi7
ようやく読めました。 まとまった時間が出来たら一気に読みたいと思っていたので。 (ちょっと追記しました) 髭の元天使のおっさん、 なんて響きで、コメディチックだけど、そんなところは微塵もありませんでした、やはり。 公式の特設ページでお試し読みをして続きが気になるなら、ぜひ読んでみてくださいと言いたい本です。 先入観なしに読んでみて欲しいなと思いました。 以下、ネタバレしてます。 …
さんさんま
朝丘戻にしか描けない空気感。 そこには愛しあうことの儚さと苦しさでも尊さがちりばめられている。 この作家以上にそれらを偽りなく赤裸々に愛情と誠意をこめて表現できる 作家はいないでしょう。 今作品はそのテーマを惜しげなく伝えきった渾身の、それこそ魂をこめた作品だと思います。 号泣きしました、なんて安い言葉でこの作品の感想は述べません。 お涙頂戴の辻褄あわせの物語も、綺麗事ばかりのよい…
英田サキ yoco
メキシコの架空の街を舞台に、 麻薬カルテルを巡って展開する物語。 組織の大物リカルドに育てられた18歳の日系人・アキと この街を訪れたグリンゴ(よそ者)・エディ。 大切な人を麻薬組織に奪われたエディには目的があり……。 ちゃちじゃなく、でも重すぎず暗すぎず、 海外小説風だけれど読みやすく、 洒落たエピソードや風物も散りばめられ、 拷問や暴力シーンもあるが生々しさは薄く、…
ココナッツ
コミコミスタジオにて購入の際につく、オリジナルクリアファイルです。 小説の方の表紙絵ですが、本来は二枚、エディとアキがバラバラに描かれたものなのですね。 それをファイルに片面づつフルで印刷されていますので、表紙ではカットされていた部分もすべて見れて幸せです。 こんなに美しいクリアファイル、初めてですよ! yocoさんのカラー素敵過ぎます。 見た時、うおぉと言ってしまいました(苦笑…
ピピン
英田サキさんで、外国人が主人公となれば、「DEAD LOCK」シリーズのような、海外小説風の文体を期待して買いました。 期待違わず。わーい! 実は英田さんが、挿絵のyocoさんの絵に惚れ込んで、「yocoさんが描いてくださるなら、外国の話がいい」と、設定が決まったんだそうです。 特に表紙がいいよね。 タイトルの「メメント・モリ」は、「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」という意味ですが…
雀影
英田先生の新作は、DEADLOCKシリーズの番外や続編的な物を除くと、何だかお久しぶりの、海外を舞台にしたノワールものです。 個人的な好みからすると、この雰囲気のちょっとダークな世界観とか、翻訳文ぽい文体の作品のほうが、英田作品を読んだって満足感があって好き。 まあ、文庫本の、この一冊で決着がつくお話なので、いろいろ端折られてる感もないわけじゃないけど、それも、たたみ込んでくるスピード感がある…
愁堂れな yoco
Krovopizza
珍しくセンシティブ系に挑戦されたと 愁堂さんのあとがきにありましたが センシティブというよりヘタレ?? 登場人物の三人が三人とも 切ない片想いをしていていますが 健気さよりもズルさやエゴといった 人間のダメな部分の方がクローズアップされており イラッとしつつも共感できる部分もある作品でした。 大学生の春(受け)と帰国子女の希実(攻め)は 高校時代からの親友。 そこへ、希実の…