yocoさんのレビュー一覧

愛される狼王の花嫁 小説

華藤えれな  yoco 

タイムトリップモノとしては微妙かも…

あらすじ:
プラハの大学で臨時の清掃員をやっている悠羽(受け)は、100年前のタペストリー『ボヘミア叙事詩』を眺めるのが大好き。
ある日、そこに描かれた狼王・アレシュ(攻め)に瓜二つの男性と出会い…

チェコのプラハが物語の舞台となりますが、物語中盤からは舞台が異世界のボヘミア王国に移り、時間も過去に遡ります。
タペストリーに描かれた「叙事詩」からボヘミア王国の歴史とアレシュ王の最期を知…

14

愛される狼王の花嫁 小説

華藤えれな  yoco 

もふもふに弱いので

もふもふありのファンタジー。もふもふを出されると評価が高くなりがち。だって好きなんだもの。
恵まれない境遇の主人公は伝説の人狼の王に憧れている。ある出来事をきっかけに彼の存在する別世界に入り込む。このあたりはとても幻想的で素敵。その世界では悪魔と疑われたりもするが、主人公は憧れの王の為にとても献身的で健気で可愛い。子狼も出てきてそれは可愛いに決まっている。
ただちょっと現代と別世界の関係が御都…

5

愛される狼王の花嫁 小説

華藤えれな  yoco 

期待して読んだだけに…

銀狼の婚淫のスピンオフ?裏世界的なものらしく、発売をすごく楽しみにしていました。


(※かなり物語の内容を端折ります)
アレシュの世界のお話が悠羽の世界ではタペストリーとして描かれているため、アレシュのいる別世界へ急に飛ばされた悠羽はその国の未来がわかる預言者としてアレシュ王を支えていくのですが、前作の銀狼の婚淫同じく暗めの物語が淡々ととまでは言いませんが…進んでいきます。

未来が…

6

火恋 小説

千島かさね  yoco 

愛は転生しても変わらないか否か

中国のロマンティックな“えくぼ伝説”をベースになさったのを存じ上げず
(あとがきはパラ見しませんでしたw)
カバーのあらすじとyocoさんの美しいイラストに興味を持ちました。

“忘川河”を渡るとき、河の番人がよこす“忘情水”を飲むと
それまでの哀しみも苦しみも全て忘れ
来世でまっさらな心で生きてゆく。
そんな話を誰より大事な幸真から聞き、
医者の息子で
自らも父のような立派な医…

4

錬金術師と不肖の弟子 小説

杉原理生  yoco 

おすすめファンタジー

BL臭のない美しいカバーイラストの本。
内容的にもBL的描写はかなり少なめです。
なので、エロ重視の方には全く物足りないかも知れません。
むしろファンタジーとしての設定がしっかりしていて、ファンタジー好きとして、とってもおもしろかった。
作者後書きに好きな物をめいっぱい詰め込んだとある通り、錬金術師の生活や、王位継承争い、竜との契約などなど、ファンタジー好きにはおいしいネタがきれいに盛り込…

16

錬金術師と不肖の弟子 小説

杉原理生  yoco 

錬金術師と助手のファンタジー

錬金術師のエレズに拾われ、育てられたリクト(受け)は、エレズが身体を壊したのを機にエレズの弟子であるアダルバート(攻め)に預けられることになる。偏屈で人嫌いなアダルバートだったが、リクトの突拍子もない性格を面白がり、ふたりは徐々に打ち解けていく。そんな折、異世界の記憶のようなものがリクトの夢の中に頻繁に現れるようになって…。


正統派ダークファンタジーです。
受けは、7歳くらいの頃に奴隷…

8

錬金術師と不肖の弟子 小説

杉原理生  yoco 

読み易いファンタジー

異世界ファンタジー物。買うのをを少し迷っていたけれど買って正解の1冊。
子どもの頃に読んだファンタジーを思い出すような作品。主人公の一人称でずっと書かれていて、その語り口がとても読み易い。主人公が素直で頑張り屋ぶりがとても可愛くてほのぼのした感じで読める。キャラ文庫としては厚めだけれどあっという間に読み終えてしまった。
途中から過去の謎が解明されて哀しい部分もあるけれど、あまり重い気分にはなら…

7

愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

凪良さんの作品にハズレなし!

yocoさんのイラストすっごく合ってた!

泣けてしょうがないお話も好きだけど、読むと幸せな気持ちになるこういうお話もいいですなー。

鈍感すぎる榮にいらいらしながら、いいことなんかなんもないニコの幸せを願うあまり、もうマスターにしとけ!とまで思ったけど、榮視点になってからは俄然榮を応援したくなってしまった。

人口が少なそうな街なのに、ゲイの男の子が5人はいたけど、20人に1人はLG…

7

愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

榮の鈍感…

恋する子たちの気持ちはどれも「あるある」。片想いしてた相手に好きな子ができて付き合い始めた。告白さえできず自分の気持ちはしまって友達付き合い(でもまだ好き)。恋愛相談してる相手を好きになる。自分の恋人が友達(恋人に気がある、あったのを知ってる)と会ってるのを咎める。恋してると自分の事しか見えてこない。と、あげだしたらきりがないけど、みんなそれぞれ恋愛してるんだよね。エンドのことも最初は嫌なキャラだ…

3

あの夏の人魚姫 愛しのニコール番外編 グッズ

14歳の夏の出会い

本品は『愛しのニコール』の
文庫発売記念サイン会土産の書き下ろし小冊子です。

栄視点で
ニコとの出会いを回想するお話になります。

14歳の夏。

親の離婚という子供には
とてつもなく重大なのになにひとつ
子供の意見はさしはさめない
大人な事情で憂鬱と不安が高まった夜

栄は漬物石で自殺しようとしている
ニコと出会いました。

あの夜、
栄は母親が父親と電話…

6
PAGE TOP