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120/156(合計:1552件)
遠野春日 yoco
麗音
ネタバレ
久しぶりの遠野先生のシリーズものでない新しい作品だなと思いながら手にしました。 19世紀にタイムスリップしてしまった大学生が保護してくれた青年と恋に落ちる。 筒井康隆の書く小説のようでした。 人間関係の絡みや殺人事件が起こったりと、タイムスリップものだったことを忘れてしまうような内容でその上ラブの甘さは控えめでした。 話題の小説家でイケメンの有名人のヴィクターが、なんだか一筋縄では…
一穂ミチ yoco
さもさ
BL読んでると時々、この完璧な攻は受のどこが好きなん?と不可解になる作品も多いですが、この苑も地味でネガティブ。 性根は嫌いじゃないんだけど、そこまで惚れる良さがわからん。明渡の執着の、根本が曖昧で座りが悪い。なんだろこの足の踏み場がない感じ?まぁこの二人は対照的な所がお似合いではあるかー。なんて思って読んでたら! ひどい。ずっと、いつ捨てられたって構わないようにって生きてきて、本当に初めて自…
樋口美沙緒 yoco
カラフル
前パブリックスクールシリーズと同様、予想と違う展開が繰り広げられました。評価が非常に難しい作品です。単純にBL萌えという意味では、そこが作品のメインテーマでないので、評価は低くなり、多分にBL要素を含んだ一般よりの小説として見ると評価は上がるように思いました。 今作はスタンと圭人が親の虐待という共通の過去と向き合い、乗り越えて、愛を深めていく事がテーマであるのかなーと単純に思っていたら…
凪良ゆう yoco
marihanss
初めて読んだ時、衝撃を受けました。 BLを読んだ後に、このカップルは死ぬまで一緒にいるんだろうかとか、おじいさんになっても一緒にいるのかな、とか考えてしまうのですが、この二人は最後までいるんだろうなと思えました。陽光がニーナに初めてキスするところ…あれは良かったです!!陽光が何をするにしても全部ニーナのためっていうのがブレてなくて、ニーナはゆっくり陽光を受け入れてる感じで、このカップルは最高です…
パブリックスクールシリーズは一巻から読んでいたのでハードサイズでこれがでて本当に嬉しかったです!今回はスタンが結構ヘタレ気味だと言うのは聞いていたのですが、それが後半にならないとわからないので、中盤までスタンが冷たいので心配しました。ケイトの、しっかりしてるけど中身は弱いところがすごく可愛いです。くっつくまで結構かかってもだもだする二人が可愛いし、他のキャラも素敵だし、表紙もえっちぃ感じで(笑)綺…
ririn
評価の分かれる作品だと思います。 でも読んでよかった。 作品の内容は他の方が書かれているので感想を。 これをBLと表現するには言葉が足りない気がします。 文学?でもそれだけでもありません。やはりBLです。 こういう作品が書けるのはファンが多い一穂さんならではだと思いました。 たしかに商業BLでは嫌煙される内容かもしれません。 けれど、キャラクターが生きてる。ちゃんと呼吸を…
風揶
表紙に惚れて買いました。 初めてのパブリックスクールパロと義兄弟です。 近親相姦が好きな私には兄弟ぽさがなく、少し物足りなかったですが、面白かったです。 後半になるにつれ攻めの嫉妬も見れて良かったです。 ただ少し受けが攻めをそこまで好きになる理由がわかりませんでした。 セックスシーンは私の好みドンピシャだったので最高でした。 他の方もおっしゃっていたのですが、一巻ずつ買うと死にます笑 …
まりぽん812
表紙の男の子(ニコ)が、女子みたいに髪飾りをして悲しそうに泣いていて…。ものすごく可哀そうに見えて、なかなか手が出せなかったのですが、読んでよかったです! ニコの切ない描写が多いですが、ニコも含めた登場人物たちへの作者の眼差しは優しく、読後は温かい気持ちで満たされます。自分も周りの人たちに優しく接したくなる、そんな作品です。 田舎の家庭菜園の野菜、味が濃くて美味しいんですよね。私も田舎育ち…
小説のレビューランキングが上位である事とyoco先生のイラストに惹かれ購入しました。この作家さんの本を読むのは初めてであり、よくある幼馴染みものかなーと軽い気持ちで読み始めたのですが、幼馴染みの二人のターニングポイントとなる各年代の珠玉のエピソードで紡がれた一風変わったストーリーが新鮮で良かったです。主人公の苑の計算されていない素朴な健気さに心を打たれました。 特に後半の展…
chikichikibonbon
本当の意味で、このシリーズを理解できたのは表題作を読んだから。1作目より2作目の方が断然良かったけれど、3作目の「八年後の王と小鳥」はシリーズの核となる話で必読の書!!そして、涙なしには読めない。 エドが告げる言葉「―俺の血を抜いて」には、英国貴族にとっての血統の意味と重さと価値観などすべてのものが集約されている。それらを真に理解したとき、エドワード・グラームズという男の立ち位置と根本が理解…