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凪良ゆう yoco
フランク
ネタバレ
あらすじは皆さま書いていらっしゃるので、とりとめもなく思ったことをツラツラと。 前半はとにかくニコールことニコが不憫で不憫で……。 そして田舎に対して抱きがちな悪い面がモロ描かれているので、うわぁ……と思ってしまいそこも読むのが辛かった。 私は田舎で暮らした事がないので、こういう異端や他所者を徹底的に排除するというのは本当なのか、かなり誇張しているだけなのか気になりました。 実際はどう…
朝丘戻 yoco
りもち
朝丘さんの本は『坂道のソラ』で始めて読んで、その綺麗すぎる世界に惹かれて『氷泥のユキ』を購入しました。 表現がうまいのか、朝丘さんの本は読むと背景がブワッと脳内に再生されるのがすごいです。 しかもその全てがあまりにも美しい。他の方も仰っていますが、透明感があるというか、どこか幻想的な美しさというか……。 また、ユキのキャラが健気で、可愛くて、でも素直になれない、まさに男の子!!っ…
葵居ゆゆ yoco
fandesu
これは! 拗れている人たちを描けば大層面白い葵居ゆゆさん。 今回のお二人も拗れまくっております。 暴力男から殺されかかって逃げ出してきた十有は、邸宅の広い庭で気を失います。目覚めてみれば、時を経たセピア色の物たちに囲まれた部屋の、暖かい布団の中。家の持ち主である花賀屋(骨董商かつ大学の客員教授)は、傷だらけの十有をこのまま出ていかせるのは忍びないと言い、しばらくここにいるよう説き伏せます…
綾ちはる yoco
麗音
サンドリヨンはフランス語のシンデレラです。 シンデレラといえば意地悪な継母ら魔法使いとガラスの靴ですが、この作品では魔法使いじゃなくて悪魔のお婆さんにもらった『求める愛が得られる指輪』に翻弄され、芽生えた作られた感情に傷つけられながらも本物の愛情に気付くまでのお話です。 幼い頃しょうもない夫を見限って出ていった母親、妻に捨てられて益々ダメな男の成り下がり、息子の奨学金やバイトで稼いだ生…
シリーズ最新刊『月夕のヨル』を読むにあたって再読しました。 読んでいなくても、個別の作品として問題なく読めます・ でも、シリーズ通して読むと一層世界観に浸れて面白いのは当然ですが、特にこの2作品はまとめて読むことをお勧めしたいです。 氷山がヤリ目的で会った結生に対する態度が酷すぎて、ちょっと読み進めるのに躊躇してしまいました。 初めてなのにやり慣れてると偽るくらいでそんな怒ることかな、…
事故で亡くなった叔父への片思いが忘れられずに時を止めている青年 明が新しい出会いの中で恋をして成長していく話です。 前作『氷泥~』に続いて生と死を考えさせられる物語でした。 亡くなった叔父 聖也という人が少ない描写の中であまりいい人ではなく、さみしかった子供の心を捉えただけのように思えました。 明の中では優しくて素敵な想い人のようですが、節操がなく少女にセクハラ発言や大人気ないからか…
小中大豆 yoco
たまきち
評価が「神」までしかないので仕方なく「神」ですが、もっと突き抜けるくらいの評価です。わたし的には! もともと好きな作家さんの一人だった小中先生の作品ですが、この作品はつい最近になって存在を知り、あらすじを読んで「あ、わたし好みの作品かも・・・」と慌てて買って届いて即読みました。 読みだしたら止まりませんでした。 期待しすぎて読みだしたらハードルが上がり過ぎているため「あー、そーで…
市村奈央 yoco
あーちゃん2016
yoco先生の薄暗ーい表紙が気にはなっていたものの、なかなか手に取れなかった当作。想像していたほど重苦しくなく、せつないお話だと感じました。本編のみ250P弱+先生のあとがき。ポイントは「兄弟もの、3P」です。 お話は日々生(ひびき)が半年間の入院生活を終え、自宅へ戻るシーンから始まります。車の事故で記憶をすっかり失っているのですが、朝霧邸に仕えていた執事の息子に迎えにきてもらって、戻った自…
電子書籍で読了。挿絵なし。あとがきあり。 記憶喪失ものミステリの部分が大きくて、BLとしての萌えは抑えめ。 実に不穏な感じで続くので、最後までドキドキしながら読み進められます。 表紙絵から察すると、yoco画伯のイラストも雰囲気をかなり盛り上げてくれたんじゃないかと思います(電子版には収録されておらず、残念)。 章立てはしていませんが、三部構成。 邸宅の火事から逃げる途中で事故に…
いとき
4作目は最終巻ということで、今までより特別な気持ちで読んだ気がします。 途中、表紙と話の流れ的にもしや死ネタでは、と察してしまい。2人が幸せそうにしてるだけで胸が苦しくなりました....。 “またね“を積み重ねてきたからこそ、最後のシーン、“またね“の言葉が染みますね。アニパーシリーズ最終巻に本当にぴったりの言葉だと思いました。 あいかわらず、朝丘先生の言葉のチョ…