里つばめさんのレビュー一覧

落花と破鏡の コミック

里つばめ 

お互いの存在に救われる救済ストーリー

好きな作家様。こちら連載時に1話だけ読み単行本化を待っていました。
同日発売の『東京似非紳士俱楽部』と一緒に購入してどちらも読みました。全く異なる雰囲気で面白いです。本作はしっとりした作風です。
全260ページ。以下ネタバレあります。

東京で社畜だった真智(受)が体を壊し、十数年ぶりに故郷に戻る。幼馴染の然(攻)と再会すると、雰囲気が変わっていて…というお話。

真智は子供の頃、自分…

4

落花と破鏡の コミック

里つばめ 

内容的にはふわっとした印象

独特の雰囲気に惹かれる作品だな~と思いました。内容的にはふわっとした印象かも。真智目線だと姉のトラウマから心理的に解放されるお話で、然は母親からの物理的な解放って感じ?二人とも救済されて良かったです。
たまに良く分からない展開が入ってて、フリージャーナリストは何のために出て来たの?とか、視える設定の使い方が中途半端だな、とかすっきりしないところもありました。
BL的には、離れてもずっと想い合っ…

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東京似非紳士俱楽部 コミック

里つばめ 

シリーズとして続くのかな?

なんだかよく分からないままに大人数が出てきて、勝手に喫茶店を手伝うヘンテコな展開になり、あっという間に両片思いが成就してました。紳士倶楽部やキャラの背景とか見えないところは全スルーで、ふわっと読めば面白いと思います。
メインカプはどうやら煌巳と大雅っぽい??二人とも第一話には出てこない不思議な構成。でもビジュは突き抜けてる気がします。黒髪ふんわりお坊ちゃまとお堅いメガネ男子。姉の婚約者に惚れちゃ…

1

東京似非紳士俱楽部 コミック

里つばめ 

可愛い似非紳士たちの集い

わーい里つばめ先生新刊だー群像劇だーー!
タイトル、表紙、世界観全てがたまらない。
楽しかったです。貴方の推しはどなたになりましたでしょうか?
以下ネタバレ含みます


会員制紳士倶楽部!セレブ有閑紳士達、もうかぐわしい。メンツが濃ゆい。
「非紳士」というタイトルから、怪しげな倶楽部を想像していましたが、
みんな総じて可愛い!世間しらずなウブさがあります。

「電車の何線にのろ…

3

DOGS infight コミック

里つばめ 

これぞBLの醍醐味

読むのが遅すぎました。
今まで里先生を読む機会がなく、この度初めてDOGSを読み、好き!!!となり、続いてこちらも読みました。
素晴らしかったです。DOGSの2巻目という立ち位置ですが、全てよんでもやはり、こちらの巻が素晴らしく萌えました。
私は大体受けが好きになって、受けの立場で読むので好きなキャラも受が多いのですが、こちらの作品はとにかく斉藤さんがかっこよすぎます。
あーだこーだ説明し…

1

落花と破鏡の コミック

里つばめ 

何かの序章? そうでもない?

隠すつもりもないんでぶちまけますが
【DOGS】シリーズも【俺が好きなら…】のシリーズも途中敗退
どうにもお仕事が絡むと途端になにいってるのかわからなくなって ちょっと苦手 ってなってたところに【君の公式…】で敗者復活を遂げたんですよ

いや 復活とはいえ負け組は確かなので 今回の購入も自分が読んでもいいのか吟味に吟味を重ね

お仕事ものではなさそうだな とw

重大なお知らせを

4

落花と破鏡の コミック

里つばめ 

No Title


Renta!先行配信。仕事で体調を崩して地元に戻った真智。幼なじみの然に再会。

真智が心に抱えたものとか、然の抱えるものとか……。然は一見チャラっと明るいお坊さんって感じなのだけれど……

2人の関係があることをきっかけに変化していく。真智は冒頭とにかく疲れたサラリーマンという感じだったのに然の前だとめちゃくちゃ可愛い表情になるんですよね……

あの街で静かに愛を育んでほしいな…

0

東京似非紳士俱楽部 コミック

里つばめ 

洗練×カオスがギュッと詰め込まれた1冊です

里つばめ先生の新刊『東京似非紳士倶楽部』。
もうタイトルからして好きです。
すべて漢字、しかも9文字の長さ、紳士と自称しつつ似非だとあらかじめ断りを入れる矛盾、そして加えられた “東京” イメージ。
もう絶対に楽しそうな予感しかしません。

東京と付くものには整然&無機質&洗練の仮面を被ったカオスと雑多と悪趣味とがある気がします。
その双方併せ持つさまこそが、ザ・東京(…

5

落花と破鏡の コミック

里つばめ 

物語の余白まで大好きです

発売を心待ちにしていた里つばめ先生の新刊『落花と破鏡の』。
緑と銀とを基調とした表紙の色合いは、同時発売の『東京似非紳士倶楽部』の赤と金とに対になっているようにも見え、その並びに惹かれて久々に電子書籍ではなく紙の本を購入しました。

里つばめ先生の書かれる作品の登場人物たちの、目が語る描写が大好きです。
台詞になる箇所とならない箇所。人々の台詞にならなかった部分、それをしみじみ読ませてくだ…

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落花と破鏡の コミック

里つばめ 

淡々と日常の中にいるふたり

姉を失くしたことによって生き残った自分が許せない真智と、捨てられた母親に金を強請られてやる気のない生き方をする然。幼馴染のふたりは真智の久しぶりの帰省によって再会します。

幼い頃のふたりにはどうしようもできなかったことによる苦しみや後悔、相手に対する淡い恋心の切なさが強く響きます。事件や謎はありますが、わりと淡々と物語は語られ日常の中で解決していきます。ただふたりが再会したことによって、止ま…

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