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ジョシュ・ラニヨン 藤たまき
ココナッツ
ネタバレ
基本、海外物は翻訳次第だと考えています。 日本の小説とはかなり文章の作り方も違いますし。 ただ、他の作品も読んで冬斗さんの翻訳は嫌いじゃないなあと感じました。 ******************** 受けのピーターは美術館のキュレーター(学芸員)、35歳。 とある事件をきっかけに、自分と周辺の記憶を無くしていますが、自分がゲイだとか部屋の位置だとかは覚えているようです。 攻め…
ジョシュ・ラニヨン 草間さかえ
こにしそる
1、2巻と立て続けに読んで発売と同時に買った3巻ですが、以下続刊の不穏な結末が分かっていたので読むのを先延ばしにしていました。 (あとどんどん分厚くなるのと…) 文章が独特なシニカルさで、長くても最後まで楽しく読めます。 生贄や悪魔や儀式といったおどろおどろしいものをテーマにしていますが、作者と訳者の文章の手腕で笑ってしまう所も多数。 (特にヤフーIDの箇所は吹き出してしまった…) …
葡萄瓜
実は評者はこのシリーズを勝手に前世紀終末辺りの 時代背景を借景にした物語だろうと思い込んでいました。 しかしながらそれは大いなる勘違いだった様です。 彼等の生きている時間軸は、我々が生きている時間軸と 恐らく5年程度のずれがあるだけの様です。 何故それに気づいたか? さり気ないキーワードが投入されていたから、とだけ 申し上げておきます。 そう言う訳で進んで参りましたシリーズ三作…
Krovopizza
シリーズ第三作目。 覚悟はしていましたが…切ない展開に胸が抉られるようでした! ◆あらすじ 古書店主でミステリ作家のアドリアンは 刑事でクローゼット・ゲイのジェイクと微妙な関係を続ける。 ある日、従業員のアンガスが失踪。 彼を探すアドリアンは、彼が傾倒していた黒魔術を思わせる カルト事件にも首を突っ込み…。 ◆事件について 黒魔術についての薀蓄や 人の帰属意…
ともふみ
萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い) まず最初に新書館に文句を言いたい。 ブックカバーをかけようとしたら偶然見てしまいました。最後のページに載っている続編の4の広告を。そのあらすじを。その時私を襲った衝撃を分かっていただけるでしょうか。 いざ読むぞ!という瞬間に3の結末を知ってしまったショックは、私に、カフェオレ片手にカラムーチョのLサイズを空にしお口直しにアイス3本食べてフテ寝という奇行に…
ばるどー
アドリアン・イングリッシュシリーズ三作目です。 一作目で主人公アドリアンとジェイクが出会い、 二作目で関係を深めた二人、そしてこの三作目。 本自体が分厚くかなりのページ数があって、ちょっとずつ読んでいこうと思いきや、 一旦読み始めると読み止めることが出来ずに一気に読んでしまいました。 それぐらい面白かったんですが、 「面白かった」と単純に言うのを躊躇うほど、読んでいて胸が痛くなる展…
あおぅ。
訳者買いしました。 小説Dear+で読んでいいなと思っていた冬斗亜紀さんの翻訳。 記憶喪失ものということで過去にさかのぼっていくのかと思って いたら、記憶を失う原因になった事件にからめて少しずつ記憶を 取り戻していくものでした。 登場前からうさんくささを匂わせる受の親友兼雇い主と 目が覚めたときから冷たい視線を投げかけてくる警察官。 自分自身が定かではない受は逆に冷静な目でふ…
シリーズ第一作の『天使の影』にてこずっただけに ページが進められるかどうかかなり不安だったのですが、 今作は余りつまづかずに読み進める事が出来ました。 ロマンスと言う部分で予想以上の進展があったので その部分でも食欲が進んだのやも知れません。 ただ、ロマンス以外の部分と言うと…ある意味では 『天使の影』に軍配を上げてしまいそうな感じです。 ロマンスと言う部分に重点を置かれる方は先ずこ…
社会派小説としては多分申し分が無い作品です。 帯にある『2006年ブックニュースアワード GLBTフィクション部門受賞作』の謳い文句は 伊達じゃないと納得出来ます。 ただ、これをメンズロマンスとして捉えると なると…増してや日本のボーイズラブの文脈で 読み解くとすると率直に言えば甘さに欠けます。 推理小説シリーズ作導入の一冊として考えるなら 程好い一冊ですが、ここから先の作品世界に…
よなか
BL小説というより、主人公がゲイの一般ミステリー小説といった感じ。 全編に渡って事件の話でそれ以外の会話や、キャラクターの深い掘り下げとかは無いので、これ一冊では特に萌えは感じなかった。 そのへんは事前に聞いた評判で分かっていたから、その分ミステリー要素に期待して購入しました。 先が気になって中断せずに読み進めました。 しかし、ミステリーに詳しいわけでもないのに偉そうですが、驚くような…