ジョシュ・ラニヨンさんのレビュー一覧

アドリアン・イングリッシュ(2) 死者の囁き 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

事件を通して深まる関係

ああ…もう読みながら何度萌え転がったことか。1巻でこのふたり本当にラブになるの?と不安だったのだけど、やっとふたりの仲が前進。それでもそこに至るまでがハラハラ、やきもきさせられ、つらかった。

またも事件に巻き込まれる主人公。今回の事件では攻めのジェイクは管轄外なのだけど、受けのところに駆けつけて、その後も一緒に滞在してくれる。
その時点ではジェイクは肉体関係どころかキスすら拒否していて、本…

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アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

面白かったです

海外ものは初めて読んだのだが、さらっと読めて普通にハラハラドキドキ、楽しめた。
本格ミステリが好きなので、謎解きのようなものを期待していたのだけど、そこまでのものはなかったのがちょっと残念。
主人公の回りで殺人事件が起こって、主人公も狙われて、サスペンスフルな展開の中で、担当刑事のリオーダンとロマンスが芽生える…というお話。なのだろうが、この巻ではまだ芽生えていない!ので続きがとっても気になる…

1

Don't look back 小説

ジョシュ・ラニヨン  藤たまき 

薄い分、読みやすい

外国小説(翻訳版)を久しぶりに読んだので、「そういえばこんな感じだった」と思い出しました。言い回しとかちょっと癖があるように思えるんですよね。

昔読んだ本は、登場人物の愛称やミドルネームが出てきて何人いるの?状態でしたが、こちらはピーター(主人公)、グリフィン(刑事)、コール(上司兼大学のルームメイト)と友人くらいなので読みやすかったです。

ピーターの視点で進んでいくのですが、最後まで…

1

アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

萌えとは何か

先が気になり、ぐいぐい引き込むチカラがあります。読み終わるまで集中して世界に没頭出来ます。
感想は素直に「面白かった!」と言えるものですが、しかしずっと「これってBLなのかな…?」という疑問が頭によぎる作品でもありました。
たまたま主人公がゲイだったというだけで、一般の「サスペンス色の強いミステリー」なのでは?と。確かにベッドシーンはありますけれども、それは大人向けのミステリやサスペンス、ハー…

3

マーメイド・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一  冬斗亜紀 

さっぱりあっさりラニヨン

内容については他の方がレビューされているので割愛。

もの凄く王道。
もの凄く定番。

アドリアンシリーズのような深みを求められるとちょっと違うのかもしれません。
けれど、ミステリーとしてもBLとしても完成度の高いエンタメです。
海外ドラマと映画の中間のような仕上がり。
これはこれでありだと思います。
メンズラブ好きにもオススメします。

海外の雰囲気が味わえる、同時にミステ…

3

海に魚はたくさんいても 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一 

甘々に変貌したジェイクにニヤニヤしちゃった方は読むべし

原題は「Plenty of Fish(たっぷりの魚)」ですが、There are plenty of fish(海には魚がたっぷりいる)というのは、失恋した時に言う常套句なのだそう。Plenty Of Fishというマッチングアプリもあるとのことで、つまりは『恋の相手探し』のお話です。

フィンは幼馴染みのブレアーのことが好きです。去年、勇気を振り絞ってキスをして告白したのに当惑されてしまい、…

9

マーメイド・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一  冬斗亜紀 

新感覚なミステリーが◎

ジョシュ・ラニヨン先生の新シリーズに期待を持って手に取りました。
最初は少しとっつきにくく感じたのですが、途中から面白くなって無我夢中で一気に読み終えました。臨場感たっぷりのミステリーで、最後までハラハラしました。犯人や真相がはっきりするのが、最後の最後で、一冊で解決するか心配になったくらいです(笑)。それぐらいボリュームも多く、盛り沢山な内容でした。

「殺しのアート」シリーズという事で殺…

6

マーメイド・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一  冬斗亜紀 

がっつり

この間読んだ犬本がとても面白く同じ訳者さんなので購入。ジョシュ先生、初めてでした。がっつり漢!がっつり事件もの!あんまりがっつり漢というのが今一つ苦手だったのかもと気づいてしまったので萌でした。本編380Pほど、よみごたえがっつり。

休暇中、上司からの依頼で急遽、ケネディとダイナーの駐車場で合流したジェイソン(FBI特別捜査官、美術犯罪班所属)。ある少女がパーティの途中で姿を消したため、プロ…

4

マーメイド・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一  冬斗亜紀 

作者の『ベストラブシーン』ではないかと

ラニヨンさんの新シリーズはFBIのプロファイラーと美術犯捜査官。
合衆国のミステリだとプロファイラーは良く出て来ますが、美術犯捜査官というのは珍しくない?私が知らないだけかな?
FBIはもとより『Don't look back』では美術館での窃盗事件が描かれていましたので、作者はそちらもお詳しいのだろうと思うのです。
読み終わった直後から、もう既に続刊への期待に溢れていて『いても立…

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マーメイド・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一  冬斗亜紀 

ロマンスもサスペンスも大満足

ジョシュ・ラニョンさんの最新作です。またシリーズものになるのかな?とても面白かったです。イラストは門野葉一さん。ラニョンさん作品の挿絵をたくさん描かれてた草間さかえさんも良かったですが、門野さんも洋画みたいな本場アメリカの雰囲気が出てるリアルな絵で作品に合っています。

ストーリーはラニョンさんお得意のFBIのプロファイリング捜査もの。最初は攻めのケネディと受けのジェイソンの仲が悪すぎて「おい…

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