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ジョシュ・ラニヨン 門野葉一 冬斗亜紀
ぷれぱーる
ネタバレ
いやー、余韻がヤバい。 私の語彙力の方がヤバいけど、とにかくヤバかった。 萌えて萌えて萌え転がりました♡ はぁ〜、素晴らしい。 コピーキャットを追うFBI捜査官のお話。 そもそもコピーキャットなのかそうじゃないのか……と、謎に包まれた事件。 上級特別捜査官・ケネディと、美術捜査班から転属してきたジェイソンが即席バディを組んで捜査にあたるサスペンスストーリーです。 いけずなケネ…
ジョシュ・ラニヨン 藤たまき
ましゅ
凝ったミステリーを求めると拍子抜けかもしれませんが、シンプルで私はとても読みやすかったです。 今回は記憶喪失という要素がありまして、その失われた部分が徐々に分かってくるところも楽しめました。 「フェア・ゲーム」と同じ作者さんだったんですね。 読み終わってから気付きました。 劣勢な受けがお好きなのかな…? 彼の作品は相手のこれこれこういうところが好き~、魅力はここ~と連ねるのではな…
ジョシュ・ラニヨン 草間さかえ
ダラダラ
表題作と、他読み切り作品が収録された短編集。 アドリアンシリーズは表題作のみ。それでも半分以上、170ページ分ほどありました。 電子はそれぞれ単話売りもあり。 よかった。やっと笑顔の2人が見れました。 自分の殻を破った人は強いね。揺るぎないものを持ってる。 人前でアドリアンのうなじにキスなんて、2年前は考えられなかったろうな。 もうベタ惚れしてますってひしひしと伝わってくる。 ベ…
シリーズ本編最終巻。 終わってしまった。 全ての巻においてページをめくる楽しみはあったけれど、4・5巻は特に手が止まらなかったです。 最終巻にしてやっと聞きたかった声が聞けた。 待ってたよ、ジェイク。 シリーズの翻訳家、冬斗先生もおっしゃっていましたが、この作品にはもう一人の主人公がいてそれがジェイク。 私は彼の「乞い」の声を聞くためにこのやろうめ!とも思いながらここまでページ…
痴話喧嘩の巻。 数巻分飛ばしたのかと思ったくらい言葉はなくとも関係が出来てた。 ジェイクに女性の影を見たアドリアンの嫉妬からの行動力は見事なものでした。 前作以上に頑固。そして相変わらずの皮肉の効いたユーモアよ・・・ 特にお気に入りの言葉は、とある大学の博士が学生からインディ・ボーンズ(骸骨)と呼ばれているというのを聞いて答えた 「残酷な思春期の若者に幸あれ」ですね。ゴロが好き。 …
M/Mの小説初読み。 ちるちる内でもよく挙がる作品だったので気になっていましたが、ようやく読破。 一番好みだったのはセリフ回しだったり登場人物の関係性。 私が洋画を好んでよく見ますが、その好む雰囲気のままでとっても楽しめました。 例えば、雇い主と雇われ人の上下関係だったり自分を嫌っているであろう人とでも(なるべく低接触を図りつつも)ハグをする。 アドリアンと母親の関係性も好き 病弱…
愛すべきMR文庫。 今回も言わずもがなですが、面白かったです。 BLとミステリーが一緒に楽しめる! BL部分に全振りでもエロ特化でもなく…ストーリーの厚みもしっかりある読み応えバッチシな小説でした。 純粋に事件の真相や犯人が気になりつつも恋愛面にもそわそわさせてくれる。 男二人の関係が元通り…いやそれ以上になるまでの流れが丁寧で、衝突したりしつつも確かにまた繋がっていく。 続編…
ふばば
「All's Fair」シリーズ3作目にして完結作。 そして、私の意見としては3作品の中で一番面白かった! サスペンス色が強く、より「◯リミナルマインド」テイストがあって目が離せないドラマを観ているような感覚。 内容は、1作目の「彫刻家」事件の犯人が拘置所の中からエリオットに接触を図ってくる… FBIの同意を得て接見するエリオットだが、犯人は共犯者の存在を仄めかしてくる。 タッ…
「フェア・ゲーム」続編。 より一層ミステリ臭もエンタメ度も薄く、真実を追っていくエリオットのシリアスな姿には非常に読み応えがあった! 時系列は前作より半年後。 タッカーとエリオットは島にあるエリオットの家で半同棲的な。 そこに起きるのが、エリオットの父親・ローランドの家が放火される事件。 続いてエリオットとローランドの2人がクロスボウで狙撃を受ける。 元学生革命家だったローランドは手記…
なかなかに硬質で、アメリカの犯罪/刑事ものTV番組にも似たストーリー展開が面白かった。 私の好きな番組「クリミナルマインド」を見てるような気分。 今回の事件は、「アドリアン〜」のシリーズよりはミステリ臭は薄く、よりTV的エンタメ度が高かったように感じた。というのも、日本ではまずいない、シリアルキラー、猟奇的連続殺人鬼の話だから。 とはいえ、ぐいぐい読み進めるというわけにはいかず、結構時間…