ジョシュ・ラニヨンさんのレビュー一覧

フェア・チャンス 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

意志と自我の強い二人

◾️タッカー×エリオット

モノクローム・ロマンス文庫に犬派にされてしまう。「月への吠え方〜」で宗旨替えの肩を叩かれた今、この展開は最早逃れられない。

いい展開でした。大方のBL作品でこの立場になるのは受けなんだろうなと思うと、M/M作品の対等さを感じずには入れません。それでいてタッカーに悲壮感があまりないのがいい。ポロッと零した閉所暗所への言及にはドキリとしましたし、続編があるならそう…

4

フェア・プレイ 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

お前が人を殺したって

◾️タッカー(FBI)×エリオット(大学教授,元FBI)
前巻「フェア・ゲーム」から半年後です。しっかり同棲していてニッコリ。そしてタッカーが激甘になっていました。常にエリオットを気遣うタッカー。あまーい!!今回特に萌えを運んでくるのが「気をつけて」と「話し合う」です。どういう経緯で2人がそれを決めたのかも気になるけど、そんな素敵な暗号あるかね!「気をつけて」を繰り返した後、最後のタッカーの「愛…

4

フェア・ゲーム 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

ニッサン350Z

フェア・ゲーム→フェア・プレイ→フェア・チャンス
シリーズ第1巻

◾️タッカー×エリオット
始まりの高揚感の後すこし落ち着き、後半からの再度の盛り上がりがすごい。何と言ってもヒーローの如く現れるタッカーと、タッカーが奥底にたたえる甘さがたまらない。エリオットは余計な首を突っ込みトラブルに巻き込まれるヒロイン(みたいなもの)でありつつ、揺るぎなく男であり、また最終的には己の力で勝利を得、己…

6

マジシャン・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一  冬斗亜紀 

なんだこれ

海外のBLは読んでてドラマっぽい
この作品はサスペンス要素も強いのであっという間に読み終えました

作家買いの1人です

いつも電子で買うのですが今回、何故か縦書きに所々横書きが入ります

最初重要だったりkeyになる単語なのかと思って読んでましたがなんでもないところでも散見されて集中出来なくなることもあり地味にイライラ

なんでこんな変なことになってんだろ
読みづらさ半端ない…

4

モネ・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一  冬斗亜紀 

まさかのFBI小説のオハコな展開?…

 美術ビジネス業界のウンチクもあり、今回もストーリーが面白く、新鮮でした。アート界が舞台ということもあり、登場人物のゲイ率が高い。
今回はまさかの…展開があり、衝撃でした。。二度と無い経験だよね??
 ケネディも何と同じ体験(こちらはもっと重い)を過去に経験済みという事も判明します。それが原因でケネディが○○と結婚しているという形容にも噴いたw。意外とケネディの乙女(?)な部分に触れられて面白…

5

マジシャン・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一  冬斗亜紀 

神経質の度が過ぎてないか?

LOVE方面の感想を。
「やっとサムが(萌)」と思ったんですけれど、よく考えてみたら訳が分からなくなっちゃった。「ひょっとしてサムの内面が伝わらないのはジェイソンにも原因があるんじゃないか?」って思えたんで。

だってジェイソン、サムに対してあまりにも卑屈過ぎないですか?
『自分は愛されていないかもしれない』というジェイソンの思いって、下手すれば彼のひとり相撲の思い込みっていう可能性もある…

10

マジシャン・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一  冬斗亜紀 

続きがもう読みたい

今回も映画というかアメリカの面白いドラマ風に脳内上映しながら読みました(誰か本当に映画化してくれー!)挿し絵もハリウッドっぽいもんね。表紙のジェイソン可愛いー。美術捜査班の美形FBI捜査官34歳です。

攻めのサム46歳はFBIのプロファイラー。映画によく出てくるシリアルキラーとかサイコパスのモンスター達を捜査する仕事なので、知力・体力必要な上に逮捕後も犯人に逆恨みされるという大変な立場。事件…

11

マジシャン・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一  冬斗亜紀 

恋より仕事を選んできた男が恋に落ちた話

サム(46歳)×ジェイソン(34歳)のFBIの大人の男同士の遠距離恋愛シリーズ3作め。

各巻ごとに事件が起こり、それを解決する中で二人の関係を描くシリーズなのですが、事件関係はネタバレになるのでここでは恋愛関係について。

本作の二人は、掌中の珠、愛しい雛鳥ジェイソンをあらゆる危険から遠ざけて守りたい庇護者サムVS自分の身を自分で守れる、一人前の男としてサムから認められたいジェイソン、

11

マジシャン・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一  冬斗亜紀 

頑張れジェイソン!

こわっ!
なんじゃ、このラストは!!
ドキドキが止まらないんですけど……

初っ端から、薬を打たれて拉致されそうになるジェイソン⁉︎
危機一髪のところで逃げ出すものの全身に怪我を負ってしまい、サムの実家で2週間の傷病休暇を過ごすことにーー…

ジェイソンが狙われた事で、仕事を後回しにして献身的に寄り添うサム。
あのワーカホリックのサムがですよ!
もうね、それだけで胸アツでした。

6

モネ・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一  冬斗亜紀 

ヤキモキさせられっぱなし…

サムの態度にめちゃくちゃモヤったー‼︎
もう、途中まで最悪でしたよね。
ケネディが可哀想で……
いや、でも本当に揺れ動く恋心の描写がお上手ですね。
ちょっと女々しいけど、期待しては裏切られまくるケネディが不憫で。

そんな感じでイライラさせつつ、萌えを提供してくれるのもサムなんですよねー。

「お前もかけがえがない」と、サムがジェイソンに言うところ──最高にキュンとした♡

後…

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