稲荷家房之介さんのレビュー一覧

愚かしくも愛おしく 小説

妃川螢  稲荷家房之介 

根っからのリーマンものです。

これにはBLってつけちゃだめっすよ。

企業戦士のお話にからめているだけです。
オトコノコじゃない。オトコの話っす。

仕事の出来る男前の受。その後輩で今現在は上司の攻。
可愛い後輩で恋人にだったが、会社の御曹司だったことがわかり立場を考えて別れる。
しかし、別れの言葉を忠実に守り一回りも二回りも大きくなって戻ってくる攻。
ただただ、受を手に入れるがために。

健気じゃないっす…

1

青水無月 小説

水原とほる  稲荷家房之介 

兄弟モノだけれど

弟攻が下克上っぽくていい!と思ったのも束の間。同情を誘い込む物語の切り出しに、予想道理のDV。病的な根底があるとどうしても「かわいそうな人」という日本人独特の偽善心が心の奥底でもたげてしまって、萌えに集中しきれませんでした。。ごめんなさい。どうしても、主人公の想いが分かってしまうだけに、同情の念しか生み出されず、不完全燃焼の読了でした。
シチュエーションも、アレな乱交も、嘔吐もあったし、どれもよ…

2

ビューティフル・プア 小説

榎田尤利  稲荷家房之介 

ホシィwwwwちょw

榎田さんの作品って、あれよね、読後がすごく爽やかというか、心地良く読み終われるから好き。
エロエロでもないんだけど、最後の一回だけであっても妙にちゃんとしたエロを読んだ気がするのである。
ようは、好きなのだ(*・∀・*)クヘヘ。
今回のお話はといいますと、とある国の公爵様。
それはもう美しい公爵さまが居られたわけです。
金髪碧眼。だれもがため息をつく美貌!!
そんな公爵様が…

3

愛しき支配者 小説

秋山みち花  稲荷家房之介 

燕尾服の男同志というのは萌えアイテムなのです

苦手ジャンルの甘甘らしきストーリーですが、稲荷屋さんの美麗表紙にクラクラきました!
背表紙は口絵カラーイラストなんですが、これが個人的激ツボ萌えアイテムの燕尾服の男二人ダンスシーンなんですよ!!
はっきり言ってイラスト買いです。
まるでギリシア彫刻のような肉体描写も麗しく、礼装が軍服調の大礼服だし、金髪碧眼の攻めと黒髪美形の受けといい、まさに稲荷屋絵にぴったりのカプ。
絵のことしか褒めてな…

1

十字架とピストル 小説

甲山恋子  稲荷家房之介 

傲慢ヤクザ×神父

前任の神父が病気で長期入院の為に新し赴任してきた受け。
受けの前に突然ヤクザの梶(攻め)が部下を連れて現れ、前任の神父を出せと怒鳴り込んできた。
前任の神父が借金を踏み倒して逃げたと言うのだ。
一先ずその場は帰ってもらい、本部に問い合わせたが「彼は悪魔に取り憑かれ、心も体も病んんでいる」と言うだけ。
借金の件について話しても同じ様な回答だけだった。
再び梶が来て、協会にある金目の者を部下…

2

禁忌の報謝 小説

真崎ひかる  稲荷家房之介 

一応巫女もの?

あらすじも見ずに稲荷屋さんのイラストというだけで購入。
まさか巫女モノだったなんて・・・!?
気がつけよ、おい!ってなもんなのですが。
そうなんです、巫女モノあまり得意じゃない(汗、、)
しかし、装束が巫女というだけで、よくあるお決まりの生贄(?)設定ではあるのですがあっさり&さっぱりしたものです。
逆にこんなに軽くていいんだろうか?とさえ。

大学を中退してまで宮大工になった攻めが…

0

禁忌の報謝 小説

真崎ひかる  稲荷家房之介 

割とあっさり

帯『ここから攫ってしまいたい……』

閉ざされた島の70年に一度の祭、その社を修理にやってきた青年榊[攻]と、宮司の息子尊[受]との島を舞台としたストーリー。

尊はその社の神への生け贄の為に育てられ、秘密の儀式が行われて、それを知った榊は彼を救おうとします。
小さな島での閉鎖的な儀式とあってもっとドロドロした話かと思ってたんですが、意外にドロドロ感は無くて割とあっさり目。
儀式も途中…

1

囚われの愛を殺せ 小説

藤森ちひろ  稲荷家房之介 

藤森さんの作品ではおなじみの九曜会絡みのヤクザものです。

お話は『冷酷な香港マフィアトップと義兄を盲目的に信じるヤクザの凌辱愛』といったところでしょうか。
組で経営しているカジノでのごたごた処理の為に兄とともに渡った香港で、以前パーティで初めて顔を合わしたマフィア・李秀瑛の元を訪れた須王征文。
以前出会った時、征文は秀瑛に対して得体のしれないものを感じていた。
それはあまり良い印象ではなくて、ぞくりと後を引くようなもの。

この、攻めの第一印象…

1

甘美な謀略に堕ちて 小説

高崎ともや  稲荷家房之介 

独占欲っていいよね

攻めが独占欲強いです
社会的地位を奪って自分とこの別荘に監禁
媚薬を使って初夜までがエロエロでよかったです
媚薬飲まされて自慰する受けが素敵

後半はいろいろ予想外で面白かったです

0

悪辣で優しい男 小説

火崎勇  稲荷家房之介 

結構好きです

仕事のためならば枕接待もする攻め
枕接待と知りつつホテル代など受理する経理の受けのお話です

最低な男だと自分でわかっている攻めと
利益のために誰とでも寝るんだから自分とも寝てくれるんだと思い込んでいる受け
攻めは本気だと説得を試みるのですが
受けは「誰にでもいうんでしょ?」と聞く耳をもたず

本気なのにわかってもらえない攻め
本気だと信じられない受け

このすれ違ってる感じ…

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