稲荷家房之介さんのレビュー一覧

華蜜の斎王 小説

谷崎泉  稲荷家房之介 

世界観が魅力

谷崎さんの初ファンタジー&稲荷家さんの挿絵というだけで
そそられる人も多いのでは?という作品。

作り込まれた世界観の、かなり詳しい描写で始まる本作。
ファンタジー本に時折見られる地図が欲しい……!
(ええ、ないので、自前で描きましたとも!)


まるでラピュタのように空に浮き風に乗って現れる国「華蜜」。
伝説のように語られるその国を、使命をもって訪れた疾風の国の王子・青…

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花彩 コミック

稲荷家房之介 

華麗な一冊

稲荷家房之介先生初の華麗なイラスト集。
版も大判のA4サイズに、フルカラーで描かれた30枚の絵。
うち13枚は「百日の薔薇」のクラウス×タキ。
他には、軍服ありヤクザの刺青あり鬟あり僧衣あり……などなど。

雑誌やアンソロジーの表紙、図書カードのイラスト、
更には書き下ろしでは、普段着姿(着流し)で縁側で寛ぐタキなど
どれも美しく、うっとりと溜め息が出る。

個人的には見開きで収…

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檻の中の純情 執事は知謀を巡らせる 小説

バーバラ片桐  稲荷家房之介 

腹黒よりいじめっ子

個人的に執事ものには弱くてほとんどのものは読んでるんですがなかなか悶えるほど萌えるものに出会えることはないんですよねー(^-^ゞ

バーバラさんの本はあらすじで気になったものは読んでるんですがなかなかはまらず・・・私の趣味とちょっと外れてるのかな?笑
今回は執事攻めで受けが薄幸な境遇、その受けを執事が裏からあの手この手で救い出すって好物だったので読んでみました☆


攻めは腹黒っちゃあ…

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百日の薔薇(2) コミック

稲荷家房之介 

続編!だけど、まだ続く!

まるごと一冊ひとつのストーリー入り。

この作品はとにかく男気のある人ばっかりが出てくるのですね。
受け様も攻め様も、カッコイイ~~~~!
それに、子供達まで・・・男気溢れてますw

闘うところや傷付くところなんかは、も~ハラハラドキドキ。
BLの「Love」部分だけではなく楽しめました。

ひとつ・・・グッと来るシーンがありました。
タキの乗る戦車に触れながらバイクで出撃する…

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百日の薔薇 コミック

稲荷家房之介 

巻末もステキ♪

まるごと一冊がひとつのストーリーです。

ストーリーは、昔や今が前後しながら進むタイプなので
頭を整理しながら読み進めました(^^;
1度読んで終わりではなく、再度読み返しましたが
繰り返し読むほど面白さが増してきました!! イイ!w

でも、ちょっとえっち度高いです。
なので、濃いぃぃぃのはニガテ・・・という方には
ちょっとキビシイかもですねw
それに、戦場での流血だったり、…

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百日の薔薇(2) コミック

稲荷家房之介 

さてどう収拾をつけるのか!?

約束の地なんて、やっぱりF.S.S.ぽい・・・作者さん、好きよね?ね?とまた勝手に盛りあがってしまいました。

そんなことはおいといて。

タキとクラウスの関係性は、はっきりしているようではっきりしない。まだまだ周りのいろんなことが解決していないし、ここでさらに風呂敷が広がったのでこの後どう収拾をつけていくのか、作者さんの力量が問われます。もちろんwktkしながら待ってます。

雰囲気…

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百日の薔薇 コミック

稲荷家房之介 

好きを集めるって素晴らしい

騎士制度とか、和洋折衷な感じとか、きっといろいろ好きなものを混ぜた感じなんでしょうね~。その中にF.S.S.ぽいものを感じて、私的にはちょっと盛り上がりました(笑)

なにせ大河ものですから、1巻ではまだ状況を把握するに至らず、これからどんな展開になるのか楽しみです。なんとなく、主人公たちが悲しい結果になることも辞さずに戦いのリアルさを書いてくれそうな気がして、勝手に期待しています。

最…

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百日の薔薇(2) コミック

稲荷家房之介 

うーん

本当、絵はとにかくため息が出る程上手いし、アクションも派手で素晴らしいのですが、矢張りメインである主従と巫としての祀り上げが重ね重ね勿体ない。

タキが頑でもいいんですけど、もう少し違う形じゃ駄目だったのかなあと。

いっそBLとしてではなく、匂わせる程度の一般作だったら神評価でした。
続きは気になるんですが、この二人がどうなっちゃうのかしら?(わくわく)的な期待は持てなかったので、残念…

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百日の薔薇 コミック

稲荷家房之介 

もったいない

ミリオタなので多大なる期待を持って読んだのですが、とにかく絵が上手いし話も普通に面白かったんですよ。
でも、メインの主従関係が駄目でした。
大型犬×見目麗しい上官は大変好みなんですが、多分両思いって亊なんですけど何か毎回無理矢理みたいな描写が苦手で。
普通に受け入れてたら駄目なんですかね。その状態でも色々障害があるのでそれでいいと思うんですよ。
あと、巫女姫犯すべからずというのがどうも。

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ビューティフル・プア 小説

榎田尤利  稲荷家房之介 

美しき貧乏人。

友人に借りて読んでみました。
………最初、ちょっとトンチキ系なのかとさえ思いました。
貧乏貴族っていうのも、そんな侯爵が期間付きの身売り(?)をするっていうのもなんだかちょっと不思議だったというか。
正直、ちょっと読みにくかったというか、自分の好みから外れてたんですよね、最初の方は。
それでも、侯爵の貧乏っぷりっていうか倹約生活とかはなんだか見てて面白くて。
「侯爵」って貴族の称号は持っ…

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