未然の恋

未然の恋
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
15
評価数
5
平均
3.2 / 5
神率
20%
著者
柊平ハルモ 

作家さんの新作発表
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イラスト
稲荷家房之介 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
価格
¥855(税抜)  
ISBN
9784344813793

あらすじ

編集者の一彦とルポライターの季逸。二人の間には知られてはならない『秘密』がある。口止め料として体を求められた一彦は…。
出版社より

表題作未然の恋

桧垣季逸・ヤクザの組長子息のノンフィクション作家
星名一彦・秘密を守る為攻様と関係する出版会社編集

その他の収録作品

  • 二人の歩調

レビュー投稿数3

設定が詳細で説得力がある

特殊な設定ですが、閉じ込められた閉塞感や苛立ちが伝わってきて
前半は特に面白かったです。

受の攻に対する反発や、無反応を装う気持ちもリアリティがあり好きです。
ただ、それだけに攻の事をなあなあに許す流れがもったいないと感じました。
攻が怪我をして、攻に虐げられていた受が攻への想いを自覚するというのは
定番の流れですが、あれだけのことがあったのに
よくそんな相手を好きになれるなと思ってしまいました。

それを入れても、面白い話でした。
その後のエピソードもラブラブでこっちまで照れてしまいそうでした。

0

俺様ワンコ攻めに キュンキュンですvvv

 無実の罪で救護院(現 児童自立支援施設)に入っていた出版社に勤める 星名一彦
仕事で行った ある作家の受賞パーティー会場で 偶然にも一番会いたいくない男に会ってしまう! それは 救護院時代 同じ施設で一緒だった 桧垣季逸  一彦にとって 季逸の存在は 社会人として救護院で一緒だった過去を他人に知られたくない!!よりも もっと思い出したくも無い!!! それは 救護院時代 口止め料!!という理由で 彼に陵辱されていたからだった! その彼が 目の前に現れ 実は 業界内でも有名な人気作家になっていた 上司の手前 季逸を目の前にして 『どういう知り合いだ?』と聞かれ 幼い頃の知り合いとしか言えない。  そして 季逸はこういうのであった
 『なぁ 一彦。もしかしたらオおれはまた 口止め料がもらえるのか?』 その言葉に 首を立てに振らざるをえないのであった・・・。  と まぁ出会いはこんなとこですかね。 
ちなみに解説を加えておくと救護院(現在は児童自立支援施設)とは 少年院の手前の施設です! 
罪を犯した未成年が掴まる→裁判中は 鑑別所 → 裁判終了 罪に応じて → 保護観察・児童相談所・救護院・少年院となるそうです。  
 で一彦がなぜ無実の罪で救護院か? は 塾の帰りに同級生に連れられてゲームセンターへ行くつもりが何故か 覚せい剤の取引現場へ 同級生に強引に覚せい剤打たれてしまい 気がついた時には警察 いくら真実を話しても信じてもらえず人間不信になっていた そんな中 救護院で 絶対的な憧れを抱いていたのが 施設で一緒だった桐生清馬だった!! そして 救護院で季逸に口止め料をせまられたのは何故? これは、救護院の中で憧れていた桐生清馬が 救護院を脱走したのだが その時に手助けしたことを気づかれいたから!
 そして 社会人に再び出会った二人  季逸は俺様な態度で口止め料を要求して 一彦もこんな事はたいしたこと無い!!仕事も以来したいし利害が一致しているだけ!! と自分に言い聞かせ 身体を差し出す。 でも 蓋を開ければ 季逸は施設にいた頃から 一彦が好きだった!! 絶対的な信頼の目で清馬を見ている一彦が欲しくて・・・ その目を本当は自分に向けて欲しくて・・・ でも幼かった季逸は身体だけでも!!と口止め料という手段で要求!! そして 大人になっても 口止め料で要求vvv 強気で俺様だけど・・・結構意気地無し!!素直じゃないvv そんでも 身体を繋げてからは 仕事のご褒美が早く欲しいからvvと徹夜して仕事を仕上げたりvvvv 可愛いvvなんだ この俺様ワンコvvvv もう色々な場面で一彦に逃げられないように 解らないように必死ですvvv  そしてエッチシーンは濃厚vvvvv 季逸がやりたい放題vv 施設では声も殺していたせいでvvv しゃべり放題vv解説し放題vvむさぼり放題vvvv そのHシーンを大好きな稲荷家房之介先生の挿絵なので エロさも恥美さも倍増vvv Hシーンの解説の台詞はたまら~~~~~んvv 季逸が言葉にだして 聞いている一彦だけでなく 読んでいる私も恥ずかしくなるvvv 
 私 この作品の一番最後の挿絵が妙に印象的で 想い通じ合って抱き合い見つめう二人を描いているんですが 互いの乳首vvvvが重なり合ってる!?擦れあってる!!の表現がいいのかな!! この一点がエローーーーーい♪ もう目が離れません 必見ですvv

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攻めが可愛くて仕方ない

野生身溢れるワイルド俺様攻めにクールビューティ受けと言う雰囲気の設定です。
少年時代に二人とも共通の人に言えない過去があるのですが、大人になってから再会し、それをネタに受けの事を言いように弄ぶ俺様な攻め・・・最初は嫌がりつつ次第に躯から堕ちていく受け。。。とBL定番の陵辱的な話を想像していたのですが、読んでみると全然違いました。

人に知られたくない過去を共有する相手として最初は季逸(きいつ)との再会を酷く嫌がっていた一彦(いちひこ)でしたが、季逸が憧れていた作家であることなども判り、編集者として一緒に仕事をすることにもなってしまいます。

しかし、仕事を通して一緒にいる時間が増えれば増えるだけ子どものころには見えなかった彼の一面が見えて来て戸惑いを覚えたりもするのですね。

厚顔不遜で人を振り回しているように見える季逸ですが、そうかと思うと、問題を起こした少年たちを更生させるための施設に入所していたときに、人を信じられなくなっていた一彦が唯一憧れていた『彼』の存在を必要以上に意識して不安になっていたり、すごく優しくて鷹揚な一面を見せたりと、年相応というかちょっと子どもっぽかったりもして、どんどん変化するにつれてすごく可愛い男にも見えてくるのが良かったです。

時を経て大人になったからこそ、子どもの時には見えなかったものが見える余裕をいつの間にか一彦も見につけていて、それが季逸の変化に気づくことにも繋がったのでしょうね。

この二人ならきっとこれからの人生を素敵にやり直ししてくれるだろうとそんな風に思えるお話でした。

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