稲荷家房之介さんのレビュー一覧

雪原の月影 三日月 小説

月夜  稲荷家房之介 

世界観が素晴らしい!


全く知らない世界の話なのに理解がスルッとできるのは描写が細かく描かれているためで、最後まで全くの違和感無く読むことができました。
登場人物もそれぞれが魅力的で、性格や習慣も読みやすくそれでいて細かく描写されているため、読みながら頭のなかでこの人物ならこうするだろうな、と自分の頭のなかでその人物が動き出すような想像力を掻き立てられます。
激しい描写はなくとも主人公の二人の愛情が深まっていく何…

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雪原の月影 合わせ月 小説

月夜  稲荷家房之介 

雪原の月影 合わせ月

とにかく素晴らしい世界観にどっぷりです。
登場人物全員魅力的で性格も考え方もきっちり設定されているので読んでいるうちに頭のなかで人物が勝手に物語を紡いでいくように感じます。前作三日月、満月と本自体はかなり厚く感じますが読み始めたらそんなこと気にならないくらい一気に読めてしまいます!
オススメです!
途中に挟まれる稲荷屋先生の作画も鎧の細部に及ぶまで綺麗に描かれており、お話にぴったりの雰囲気に…

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雪原の月影 合わせ月 小説

月夜  稲荷家房之介 

3冊読み終わりました。

1冊目の三日月から心を持って行かれました。
今話題の政治や行政のお話が背景にあって
もちろん物語だしファンタジーだし現実とは比較にならない事はわかっているけど、
主人公エルンストの民に対する姿勢が今、
国を統べる全ての方々に少しでもあれば変わっていくことあるよなぁ…。と
思って読んでいました。
決して難しい内容ではなく
伴侶ガンチェとのラブラブっぷりは蕩けそうなくらい甘いし、エルンス…

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雪原の月影 三日月 小説

月夜  稲荷家房之介 

困難に前向きに立ち向かう領地再建の物語、愛たっぷりBL

三日月(1巻)・満月(2巻)を含めの感想です。ネタバレあり。

元皇太子という立場から得た国政の知識とカリスマ性を発揮し、貧しい領地を立て直していく主人公(受け)。困難に前向きに取り組む姿は清々しく、日本に於いても歪なナショナリズムが目立つ時代だからこそ、為政者・軍人・国民の有り様を描いた意義深い作品だと感じました。
BLらしく、惜しみなく愛に満ちた生活もふんだんに描かれています。

安…

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雪原の月影 合わせ月 小説

月夜  稲荷家房之介 

ミナハの天啓とは…

月夜先生が、是非読んで欲しいと仰っていた電子特典の書き下ろし『天啓』
こちらがどうしても読みたくて、紙は勿論電子でも本をお迎えいたしました。
“満月”という言葉に特別な意味を持たせた作品です。先の二冊では、エルンストとガンチェの満月を淡々と、でも情感豊かに描かれました。今回の一冊はティスとタージェスの満月が描かれました。環境も寿命さえ違う二人の思いの積み重ねと、相手を思う姿の可愛らしさに心を打…

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雪原の月影 合わせ月 小説

月夜  稲荷家房之介 

ぜひ外伝も!

前作、満月からの合わせ月
変わらない面々にまた会えて嬉しい
電子版のSSもとても良いのでぜひ!


ネット公開してる『外伝』の商業化をぜひお願いしたいです!

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雪原の月影 合わせ月 小説

月夜  稲荷家房之介 

最高!

「満月」で完璧な結末を迎え、もう続きはないだろうと諦めてもいました。
それが、なんと!大量書き下ろしも含んでの本に!
作者様と出版社様に感謝です!
気になっていた脇役2人のお話、2人の関係性が変わっていく過程や2人の満月。
webで読んで知ってはいましたが、本として手に出来るのが嬉しいです。
それに書き下ろしも……何気ない日常もいいのですが、ガンチェやタージェスが持つ懸念など含みもあって…

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雪原の月影 合わせ月 小説

月夜  稲荷家房之介 

合わせ月

雪原の月影刊行から3年半。待ちに待った新刊。
全く色褪せていない主人公で受けの元皇太子のエルンストと元傭兵のガンチェの可愛いイチャラブに時にクスッと笑い、全てを超越し理解しているエルンストの言動にこれこれと納得させられてしまっている自分。エルンスト様健在てした。そして、もう一組のカップルである領兵隊隊長のタージェスとティスの初めてエチも収録されておりニマニマ。いつタージェスが己の心を知り、ティス…

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雪原の月影 三日月 小説

月夜  稲荷家房之介 

閑話も良き!

腐仲間おすすめで読み始めました。
独特の文体が世界観を作り出していて
どんどん引き込まれていきます。
国やら領地やら村やらいっぱいカタカナが出てきて
なかなか把握できない汗。
エルンストとガンチェが思いのほか早くくっついてくれるのですが、くっつくまでの、じんわり距離が縮まっていく過程が最高でした♡
基本的にはエルンストが国を復興していくお話ですのでエロは2割という感じです。
閑話がい…

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「鳴けない小鳥と贖いの王」番外編『鳴かない小鳥と秘密の贈り物』 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

これでこその番外編

きゃー!めっちゃ良かった!!
ルルが健気で、しかもフワフワのピヨピヨがいっぱいで……たくさん癒されました(*´︶`*)♡

本編から3年後くらいのお話になってるアフターストーリーです。
幸せいっぱいのその後にムフフ。これでこその番外編ですね、最高でした!
本編では切ないシーンがいっぱいありましたが、こちらは皆無。クラウスとルルのラブラブな生活が垣間見えました^ ^
そんな2人に訪れる更…

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