ゆき林檎さんのレビュー一覧

玉響 コミック

ゆき林檎 

しっとりなお話

まるごと一冊ひとつのストーリーでした。

まるごとなので、読み応えあります。
それに、評価どおり内容にも重みがあって
もちろんそこも読み応えアリです。

時代背景は関東大震災の頃、大正時代の設定です。
その時代の事を詳しいわけではないですが、
やはり他の本などにも書かれているように
良い家柄の子供達というのは、許婚が居たり親の組んだ縁談があったり
思う人生を生きるのは難しいんで…

1

初恋は群青に溶ける コミック

ゆき林檎 

青春だなぁ

玉響で好きになったゆき林檎先生。先生の作品を揃えようと買った一冊。玉響と違い、現代もので、高校生同士の恋のお話。いやぁ、青春って感じでした!読んでてキュンキュンしました笑

ひょんのことから音楽室で出会ったケンゴと吉岡。二人は同級生でクラスメイトだけど、吉岡は休みがちでクラスには来ていなかった。そんな吉岡をクラスに戻そうとケンゴはします。

出会いから少しずつ二人の距離は近づいていきます。…

2

初恋は群青に溶ける コミック

ゆき林檎 

ひたむきさが過去を救う

絵柄があっさりしていて、綺麗、ストーリーも分かりやすくて読みやすいです。受けの吉岡は外見こそ柔和な印象を受けますが、瞳にはどこか影が宿っており、過去にトラウマを抱えていることもあって、どこか人生を諦めたような雰囲気を持っています。ひとつ年下の攻めである熊田は、まっすぐな心でその吉岡の心を解きほぐしていきます。吉岡の過去には重いシーンも見られますが、二人の純情さがそれを救いのあるものにしてくれていま…

3

玉響 コミック

ゆき林檎 

普通に面白い

特筆することがないです。普通に面白かったです。絵も上手です。
私的には物(ビー玉)が二人の関係ともう少し細かく交錯したり、ドラマチックな構図を入れ込むことでさらに感情移入しやすく繊細なお話になったのでは??と思いますが、さらっとした画風や話の内容からしてこんなもんでも良かったのかも知れません。

2

玉響 コミック

ゆき林檎 

ないた……!

ずっと欲しかった、この作品。読んでみて人気なのも納得できます。表紙が繊細で美しく惹かれたんですが、内容も好みでした。

時代物ということで若干ハッピーエンドになるのか不安でしたが、話のまとめ方が上手く、読み終わったあと号泣でした。今となってはあまり関係なくなった身分ですが、当時は重視されたもの。そのなかでも思い続けている相手と恋人同士になるってほんとに奇跡だと思います。幸せになってくれて嬉しい…

2

初恋は群青に溶ける コミック

ゆき林檎 

ほろりと染み入ります

こちらのランキングと皆様のレビューを見て、購入してみました。ありがとうございました。

真夜中に読んだので、ホロリと涙してしまいました。青春時代って、どんなに傍目には順調で幸せでもなんだか不安定で、脆く儚いものですよね。これから待ち受ける色々な社会人としての試練、それを目前にして大人として羽ばたいていこうとするまだ未熟な子供以上大人未満の鳥たち。だからこそ、世代と時代を超えて、高校生活というた…

6

初恋は群青に溶ける コミック

ゆき林檎 

とても綺麗で読んでて気持ちいい

 とにかく、表紙をみて!!おおなんかいいぞと思って購入しました!
いや、見立てただけあって最高でした。
 2人のぎこちなく切なくでも、甘くて優しくてとても読んでいて幸せな気分になりました。攻めのケンゴのおかげで受けの吉岡は過去のトラウマを乗り越えていって良かったです!!!
 2人が大人になった後のお話も少しあって、すごくほっこりしました(´▽`*)
  この方の色々な作品を読んでみたいと思…

2

初恋は群青に溶ける コミック

ゆき林檎 

すごく綺麗

青空にとけてしまいそうな程に綺麗な表紙に見合うとても綺麗なお話でした。
ケンゴも亨もピュアで本当に綺麗。
心を抉った傷はとても深いものだったけれど、その傷のおかげでケンゴに出会い浄化されたと思うと目頭が自然と熱くなってしまいます。
少しずつ深まっていく…絶対に無理をしないプラトニックな二人にここまで感動を覚えるとは思いませんでした。
心理描写も巧みで、すんなり感情移入させちゃうのもすごいで…

1

或る日 コミック

ゆき林檎 

「玉響」のふたりの再会の日。

本編コミックでは、
立花と麻倉が体を重ねて結ばれた日の翌朝、
「いつになったっていい、だからちゃんと話をつけてこい」
そう言われて送り出され、一度麻倉は家に帰りました。

この同人誌は、それから半年後のこと、
実際に親と話をつけて麻倉が立花の元に帰って来た、
その日とその翌日の様子が描かれています。


麻倉には実は病弱な兄がいて、
跡取りから逃れることが可能になったこと、

20

初恋は群青に溶ける コミック

ゆき林檎 

痛みを乗り越えて

高校生と言う多感な時期に受けた心と体の傷。
違う形ではあっても、高校球児の肩の故障という試練。
本来は出会うことのなかった二人が、お互いの痛みを分かち合い
惹かれ合いながら、時間をかけて未来へ歩んでいく・・・
そんな、初恋のお話。

1冊がひとつのストーリーなので、時間がゆっくり流れ
ひとつひとつ、熊田目線(熊田の気持ち)と吉岡目線(吉岡の気持ち)
がとても丁寧にわかりやすく、男子…

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