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2/3(合計:29件)
M+M
ネタバレ
小説11編、コミック19編が収録されていますが、ページ数としては半々といった感じです。本編を読んでいなくても、二人の雰囲気がそれなりに楽しめます。 コミックは1作品だけ1ページですが、あとは2ページか4ページで4コマ作品もありました。 小説のあらすじを少しだけ紹介します。以下、敬称略です。 凪良ゆう「蟹の宿」 「お菓子の家~un petit nid~」番外編。阿木の目線で進む、…
夏目くも(くも)
秋吉
書店で見かけて表紙買いしてしまいました。 3つの短編入りで、どれも著者の萌が詰まってるのを感じとても良かったです(*^_^*) 個人的にはゆきちがひを1冊まるまる描いて欲しい……!!皐とかん太の距離感が微笑ましいというかなんというか。 タイトル通りの行き違いで、それが解消されたあとがとても気になりますね。 江戸ものをもっと買おうかな……って気分になりました(笑)
葡萄瓜
今作では筆遣いが一寸柔らかくなった様に 感じますが、それはきっと描かれる世界観に 合わせての事なのでしょう。 それはそれでしっくり馴染んでいる所に 何とも老練さと言うか粋を感じます。 総題の通り若だんな尽くしとなったこの一冊、 こう言う視点で描かれる若だんなは結構珍しい かも知れません。 大体が落語の与太郎の延長か鼻もちならない 小金持ちかそのどっちかの類型かと言う感じの …
とほこ
小説家、きさらぎは妻を亡くした。それも不倫相手と心中。 橋の上で出会った男むつみ。資産家の愛人だったが、きさらぎの妻と心中。 恨む?憎い? 同じ境遇のようで全く心の中が違う2人。 2人はいつしか離れがたい存在に。 むつみとしては、きさらぎの妻がいなければ彼は心中しなかった。 愛人という立場ながらも彼と居れたのに、という気持ちでしょう。 一方、きさらぎは妻に対する気持ちが薄くあまりダ…
キリヱ
発売前からうきうき待っていて、やっと買えました。 雑誌で最後の二話だけ読んでいたので、後から最初の方を読むという形になってしまいました。 一応、ネタバレにしましたが、正直、あらすじで全部です。 妻と資産家の心中以外に大きな事は何もありません。 ほぼ先生とむつみくんのけだるい会話で一冊丸ごと。 死んだ奥さんと資産家については、死んだ事のみが重要でどういう人だったか全く出てきませんし、お互い…
早売りが手に入りましたのでちょいと露払いを。 この作者さん、椹野道流さんとのタッグ以来 お久し振りと言う感じでございますね。 緻密な中に漂う何処かとぼけた味わいは健在です。 さてネタバレ防止と申し上げましてもこの作品、 粗筋自体で既にネタバレの様なものでございます。 強いて言えば作品のトーンが多分違うと言う事で ございましょうか。 粗筋のまま進みますとレビュー内選択肢では …
牡丹燈篭
プラチナ文庫&CannaComics応募者サービス小冊子「ANNIVERSARY BOX」です。小説11編、漫画19編を収録。そのうち、本編既読の『従者にあらず』と『くろねこ屋歳時記』の番外編を読みました。 【小説】『従者にあらず』番外編「魔法使いと小さな呪い」椹野道流 疫病の流行から半年後。パン屋のホルガ―と魔法使いのロテールは毎日のように夕食を共にしています。しかし今日のロテールの様子…
夏目くも(くも) 椹野道流
すっぽんぽん。
発売当初から、「え?これがBL?」と表紙見て気になっていました。 ここでのレビューもなかなか好評価でしたので購入。 基本的に4コマ漫画でスタートするんですが、これまたゆるい。 音楽の道に挫折して田舎に帰ってきた?主人公。 彼女にもフラれ意気消沈。 ぼーっと実家の手伝いでもしていたら、なんやかんやで勢い的になし崩し的に そんな流れになっちゃって、ぱっくり。← 神主?さんに、ぺろりと…
椹野道流 夏目くも(くも)
酸いも甘いも混ぜ込んで三冊に渡り語られた くろねこ屋にまつわる講釈が実に見事な大団円を 織り成してお仕舞いでございます。 評者は大概BL小説の登場人物には隣人になって 欲しくないと怖気づく方なんでございますが、 くろねこ屋の面々とその周辺の人達がご近所さんなら どれだけ世間が明るくなるだろう、などと不埒にも 本を紐解きながらついついと考えておりました。 それだけ暖かい読後感だったと…
marun
先に発売されたコミックスと同じタイトルだけど、壱の巻小説版の続編。 またあの独自の和む時間と空間が味わえる作品です。 あのくろねこ屋のある意味個性的な面々が再び登場、前回店長が好きなのに その店長にはオーナがいて、片思いの苦しさ切なさをもどこか楽しんでいるのかと 思っていた副店長のシロタエとそのシロタエにしょっちゅう苛められているコックの アマリネの二人のお話から始まる続編だと思った…