花小蒔朔衣さんのレビュー一覧

おとなりの野獣さん 小説

間之あまの  花小蒔朔衣 

甘くてきゅんとするお話

再会モノです。

再会するなり豪が朋をゴリゴリに押していきます。
きっと食べようと思えばあっという間に朋のこと食べちゃえるのに
そこはちゃんと朋の気持ちを大事にする野獣の豪なのです。

それにしても朋が流されやすすぎて
よくこの歳まで綺麗なまま育ってこれたな…としみじみ思いました。
豪みたいな人にもっと早く見つかってたら、朋はもうパクッですよ。
とっくに食べられちゃってます。

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いじわる偏愛ダーリン 小説

間之あまの  花小蒔朔衣 

惜しみない愛

『嘘つき溺愛ダーリン』のスピンオフ作品です。
『嘘つき溺愛ダーリン』で欲出てきた風見と睦実のお話。

まさかこの二人が10年もセフレだと言うのは
こちらを読むまで知らなくて、知ってすっごくびっくりしました。
そんな雰囲気全然感じてなかったのに…!

睦実がついた一つの嘘から始まる二人の関係で
睦実の嘘を知る前は睦実が健気で可哀想だなって思ったんですけど
それを見てしまうと風見が健…

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「旦那様は恋人を拾う」電子限定おまけ「恋人は旦那様を酔わせる」 グッズ

酔わされたのはどっち?

桐一郎視点のお話です。

タイトルの『恋人は旦那様を酔わせる』というのを
読み終えて確かになぁと思いました(*´ω`*)

桐一郎が六花に口移しでお酒を飲ませてるところで
飲ませてるのは旦那様では?と思ったのですが、
桐一郎が六花という存在に酔ってるので、
タイトル通りなんですよねぇ(*´ω`*)

本編の二人も甘々でしたが
こちらもすっごく甘々です(*´ω`*)

六花…

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旦那様は恋人を拾う 小説

間之あまの  花小蒔朔衣 

タイトル通り、拾いました

呉服屋の店主の桐一郎と、桐一郎に拾われた六花のお話です。

六花がすごく健気で私はすごく好きだなぁと思いながら読んでいました。
桐一郎への気持ちを自覚して、でもだからといって自分と桐一郎がどうなれるかなんて一切考えず
家を出ようとするのですがー…。

一旦はこのままハッピーエンドに向かうと思いきや
まさかの展開で辛い…って思ったんですけど、さすがは旦那様でした。
そして六花の努力も…

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嘘つき溺愛ダーリン 小説

間之あまの  花小蒔朔衣 

幸せを知るまで

溺愛モノを探し求めこの作品にたどり着きました。

最初は偽装恋人の二人が、ほんとの恋人同士になるまでお話なのですが、
ハル(攻め)は元々雪穂のことをいいなと思っていたから
最初からすごく優しくてすごく良い人なんです。

そんなハルと少しずつ少しずつ恋をしていく雪穂。
でも雪穂には過去のことでトラウマがあってー…。

途中ハラハラ展開があり、好きなのに別れを選ぶ雪穂にすごく胸…

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辣腕家は恋に惑う 小説

きたざわ尋子  花小蒔朔衣 

お前もか……( -᷄ὢ- ᷅)

前作『束縛は夜の雫』をいささかプンスカで読んで、それでも、充留編も読んでスッキリしたいと思ってまして。
お相手は多分あの人だろうなぁ、と予想通りの人(・∀・)


受け様は、前作で生き別れの双子の遥として生きてきて中身が入れ替わり、これからは充留として生きていこう、とスッキリ気持ちを入れ替えてる充留。
大手リゾートグループの土産店&レンタサイクル勤務。

攻め様は、リゾートグループ次…

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あべこべな僕らの恋デイズ 小説

川琴ゆい華  花小蒔朔衣 

お仕事×ファンタジー

入れ替わりもの。

タイトルはなんだかDKカプみたいな印象だけど、社会人同士、しかも同い年の上司部下のお話です。それぞれが初見で互いに抱いた興味が恋情であることに気づいていくローファンタジー。または、相手への好奇心が恋に育っていく過程とも受けとれる解釈の広がりはやっぱりお上手です。

今作のスバラシイところは、ノンケ同士の設定ってところ。個人的な嗜好としてノンケ同士は超難関設定の一つなんで…

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ずっと、ずっと。完全版 小説

雨月夜道  花小蒔朔衣 

嫌いではないのですが

『そっと、ずっと。』のスピンオフ。
こちらのお話には「ん?」とひっかかる部分はなかったのですが「いにしえの……」とつい口から言葉が飛び出ちゃいました。
ざっと調べてみると『小説花丸Vol15号』は2015年発売なのかしら?
7年前以上の「昔懐かし」感がします。

出版社あらすじに書いていない部分を付け足します。
〇穂積はずーっと海外在住です。
〇穂積は子どもの頃に父と母を、高校時代に…

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そっと、ずっと。完全版 小説

雨月夜道  花小蒔朔衣 

叔母より兄と父が怖い

可愛らしいお話なのですけれども、どうも乗り切れなかった部分がありまして。

受けさんの守屋九朗は生まれてすぐに父を亡くしました。会社を複数経営している斎賀家で暮らしているのは父と斎賀氏が親友だったため、母を住み込みの家政婦として雇ってくれたから。ところがその母も(6歳位の時だと思う)事故で亡くなってしまい、そのまま斎賀氏のところで暮らしています。
斎賀家の次男惟武(6歳上、攻めさん)は九朗が…

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臆病な大人の口説き方 小説

月東湊  花小蒔朔衣 

攻めざまあな展開になってほしかった

ボリスの画策で2人の関係が離されてしまったのですが、それは仕方ないにしても長月が必要以上に日高に冷たく当たるのが腹立たしかったですね。
受けも散々冷たくされておいて、帰国前日に自分から抱かれにいくなんて、イラッとして全然萌えずそこを読み飛ばしてしまいました。(笑)
ありがちかもしれませんが、やはりそこは攻めざまあにしてほしかったです。
腐女子は受けに自分を投影するものと思ってますので(少なく…

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