花小蒔朔衣さんのレビュー一覧

王様と幸福の青い鳥 小説

六青みつみ  花小蒔朔衣 

涙無くては読めません。

健気受けが好きだという訳ではないのですが、またまた六青みつみさんの書かれる健気な主人公に私の涙腺が緩みっ放しになってしまいました。

始めのうちは、イリリア(受)のあまりにも頭の緩い子供子供した様子が話を盛り下げて入り込めなかったのですが、
自分の命を助けてくれた王様の為だけに、自分の存在がただの利用価値がある為の演技による優しさだとしても
一途に自分の命に代えてレグリウス(攻)を守ろうと…

4

花婿さん、お借りします 小説

和泉桂  花小蒔朔衣 

どこで萌えればいいのやら

最近スランプで、本が売れていない純文学作家の受けは、担当編集から「BL小説を書くように」と通告される。BLなんて書けない、と泣きつくも聞き入れてもらえず、仕方なく友人が社長を務める人材派遣会社から花婿をレンタルし、執筆の参考にすることに。しかしその話が担当編集に伝わり、花婿との生活を10日間密着で撮影し、ネット配信することになってしまい…。

面白そうな設定だと思ったのですが、なんか受け攻め2…

2

婚姻届と恋の行方 小説

響高綱  花小蒔朔衣 

あまあま

約一年ぶりの響高綱さんの新作なので楽しみにしていましたが、ちょっと物足りない印象でした。まさに「甘々」「ほのぼの」で、紆余曲折らしいものはなく、色んな事がすんなり可愛く(?)片付くお話です。

二人とも一途で相手に対する想いがブレないところは良かったです。特に、和彰の男前なセリフや行動にいちいちキュンとしました。

響高綱作品の特徴なのかもしれませんが、主人公は「男の自分が彼を好きになって…

4

つめたい恋の代償 小説

御堂なな子  花小蒔朔衣 

恋したことのなかった主人公が…

萌えよりの中立です。
どこが悪いわけでもないんけど、あえていうなら可も不可もないような感じでさらさらっと読み終えてしまいました。
というか、おそらく私の「BLでよくありそうなお話だな」とか、「この後こうなるんだろうな」という先入観がいけなかったのだと思います^^;

攻め視点のお話で、それなりにボリュームがあります。
ちょっと真大というキャラの、27歳にして年棒3億の天才学者のわりにぽわ…

2

いじわる偏愛ダーリン 小説

間之あまの  花小蒔朔衣 

男前☆ダーリン❤︎

風見の用意周到なとこ大好きです!
種をまいて、10年以上育ててあげて。
甲斐甲斐しいし、睦美の性格を全て理解してあげてるし、
本当男前☆
こんな人が現実にいたらいいなーって思える作品でした。
男前は選択肢は3つもあるんですね!
優しすぎるわ。

1

嘘つき溺愛ダーリン 小説

間之あまの  花小蒔朔衣 

平和

今回のは雪穂なりの心の葛藤があって甘々でも素直に読めた。
雪穂ほど極端じゃないし、心の傷もないけど大切なものほど遠ざけたくなる気持ちは分かるな。
好きだからこそ怖いよね…

深い愛情をくれて雪穂の速度に合わせてくれる晴久、陰ながら見守ってくれる可愛い伯母、厳しい指摘をくれる友人、あっけらかーんとこれまた厳しい指摘をくれる友人の美人秘書、ただただ甘やかしてくれる幼なじみ。
それぞれの愛の形…

1

お兄ちゃんのお嫁入り 小説

間之あまの  花小蒔朔衣 

甘々

どうも私にはただのあまあまが合わないと気づいた一冊だった。

宗匡視点を読んでも可愛い、可愛いで(顔だけじゃなく性格も含めて言ってるのは分かるが)あまり萌えなかった。
宗匡がとても優しく理緒を大切にしてるの伝わるし、理緒の宗匡への想いも分かるけどなんか…なんと言えばいいのか…薄い。

でも評価は高いし、ただ自分の好みじゃないだけだと思う。
貶すだけなのは嫌なので…

チビたち可愛か…

2

いじわる偏愛ダーリン 小説

間之あまの  花小蒔朔衣 

あまあま

IT企業社長×農家、高校の同級生。
出会って12年、セフレ歴10年、という2人ですが、受けがいつまでもこんな関係を続けていてはいけない、と攻めに言ったら「わかった、じゃあ籍はいつ入れる?」と返事が返ってきた、という話。

孤児の自分を引き取ってくれた養父に顔向けが、だの何だのネガティブスパイラルに陥ってる受けに対して、早よ落ちろよ、と少々イライラしてしまいましたが、基本甘々な話でほのぼのでし…

3

いじわる偏愛ダーリン 小説

間之あまの  花小蒔朔衣 

いじわるだけどあまあまダーリン

 「嘘つき溺愛ダーリン」のスピンオフ。
ラストのお花見からの続きで始まってますけど、これだけ読んでも大丈夫だと思います。
クールで超合理主義の攻め様の風見くんと必要とされたい子の受け様睦実くん。
セフレから恋人として付き合いなおす2人です。
と言っても、風見くんは最初から手に入れるつもりで、長期戦の構えでまずはカラダから、と持ち込んだ模様。
結婚を前提にお付き合いすることになった風見くん…

2

嘘つき溺愛ダーリン 小説

間之あまの  花小蒔朔衣 

ほんとに溺愛、あまあまダーリン

 人畜無害の爽やか好青年の顔して、案外ぐいぐいおしてくる攻め様の晴久。
天然でふわふわとした受け様の雪穂。
 叔母からのお見合いを断るために偽装恋人を晴久に頼んで、恋人らしくするため二人の同棲が始まって。
 私はついうっかりスピンオフの「いじわる偏愛ダーリン」を先に読んでしまっていたので、風見くんってば、雪穂の為、とか言いながらこの時を待っててけしかけてるのねー、と違うところで深読みしてしま…

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