花小蒔朔衣さんのレビュー一覧

狼さんはリミット寸前 小説

神香うらら  花小蒔朔衣 

高校生=青春~

同級生再会もの。
初めての先生でした。
花小蒔先生の挿絵目当てでこの本に到達~

ご出身の岡山をイメージに街並みを書かれているそうで
私も自分、の出身県(別のとこですが)を懐かしく思い出しました。
ってぐらい、周りがよく描けていて、脳内に映像がキレイに浮かびます!
カプの勤務先がレトロ風なビルらしいんですが、それも
なんだかすごーく思い描きやすくて、ビル内に入った時の
すこしひん…

3

王様と幸福の青い鳥 小説

六青みつみ  花小蒔朔衣 

切ないけど、甘くかわいい作品

とにかく受けのイリリアが純粋無垢でかわいいのですが、若干年齢以上に幼い印象を受けました。

地下牢で長くひどい目にあっていたにも関わらず、人を恨むことなく生きているイリリアに、はじめは利用価値としてしか見ていなかった王様が徐々に安らぎを感じるようになります。
でも幾度となく命を狙われ裏切られてきた王様は、自身のイリリアに対する感情を認めることができません。

利用価値があるから優しくされ…

10

ライオンさんの奪還計画 小説

神香うらら  花小蒔朔衣 

スピンオフとの事でしたが☆

すみません、『狼さんはリミット寸前』という作品の
スピンオフとは知らずに読ませていただきましたが
私としては問題なく楽しめました!

弁護士になった難波は、恋には決して本気になる事なく
ただ楽しめればいい程度のものでした。
大学時代、唯一同性の恋人だった勲以外は…。
嫌いになって別れたわけではないからこそ
8年経った今でも忘れられず後悔の念から逃れられません。
不慮の怪我で検査に…

6

近すぎて、遠い 小説

椎崎夕  花小蒔朔衣 

受けがタイプでした。

近すぎて、遠い。確かに。そうですね。笑
くっつく前からこんなにずっと2人でのシーンが多いのはやはり近すぎるおかげなのでしょうね。
和は、理史くんのことが好きで、それを知られないようにすることで必死でした。そのことを利用されて、義兄にいやらしいこともされたり... 馬鹿すぎる...
理史くんは、和に過保護で読んでいてとても楽しかったです。笑 何せ私はそうゆう組み合わせが好きなので。笑 和のこ…

3

王様と幸福の青い鳥 小説

六青みつみ  花小蒔朔衣 

既視感…

冒頭10ページほどで同じ作者さんの「騎士と誓いの花」(2005年) という作品に似ていることに気づき、頑張って最後まで読んだのですが結末までの展開も似ていてあまり面白いと感じませんでした。

今作も、攻は王族(あるいはそれに繋がるような位の高い身分)で偉丈夫な信念の人(大人)、受は出自不明で不遇の過去を持つ、一見すると地味だけど実は美形でとにかく純粋な健気っ子(ショタではないけど子供)――とい…

6

ライオンさんの奪還計画 小説

神香うらら  花小蒔朔衣 

不器用な大人同士の再会愛

弁護士の明久(攻め)は、自分の身勝手と諸事情で8年前に別れてしまった勲(受け)のことをいまだ忘れられないでいた。しかしある日、偶然病院で勲と再会する。実家の経営する病院を継いだはずの勲は、その地方病院で小児科医をしていた。今度こそは勲を自分のものにし、二度と手放さないと心に決め、猛アタックを開始する明久だったが…。


『オオカミさんはリミット寸前』のスピンオフです。そちらの主役攻めも出てき…

7

キャンディミルク 小説

ひちわゆか  花小蒔朔衣 

兄弟してエロい

愛情たっぷりのSMものでした。(痛さはありません)
とにかく言葉責めがエロいです。

話は大きく2つに分かれていて上杉兄弟のそれぞれのお話です。
最後の描き下ろしは二つのお話がコラボします。
それにしても兄弟して根っからのSってすごいですね。
しかもそれぞれ責め方が微妙に違うので、読んでいて面白かったです。

個人的には弟紀章と匠の話の方が好きでした。
お互いのことが大好きなのが…

1

臆病な大人の口説き方 小説

月東湊  花小蒔朔衣 

私も攻めが理解できないー

お仕事もの。今まで知らなかった職種だったので、そこは評価高!
そりゃ脚色色々あるだろうけど、でも面白かった!

ただ攻めの気持ちがなかなか理解できず、評価↓。
キルギス行く前から、人格破綻してんじゃん!というしかない根性悪なところが、今ひとつピンとこず。
会社なんて人間関係が八割だと私は思うわけ。
だから何にもしてないのに、あの嫌味な態度は理解に苦しむ…
まあ最後は癒されて、かなり人…

7

キャンディミルク 小説

ひちわゆか  花小蒔朔衣 

決して古くない

昔、新書で出た作品の文庫化&書き下ろし分が約30ページ超。
当時はSMテイストで乳首責めという内容がわりと衝撃的だった覚えがありますが、今となっては普通な感じですね。

とりあえず書き下ろしの「キャンディミルク」の内容だけ書きます。

留守中に客人の訪問があったことに気づき、そのことについて責め立てる上杉弟×匠の描写から話はスタート。何故か匠は客人の詳細について頑なに口を割ろうとしません…

6

近すぎて、遠い 小説

椎崎夕  花小蒔朔衣 

痛々しい。

先に続編の方を読んだのですが、その過去編?とはいってもそれほど経ってはいませんが…。 こっちはこっちで腹の立つキャラ(義兄)がメインです。 又従兄弟が好きだけどその気持ちを言えず、逆にそれを知られて脅されたり、それに加えて姉へのDVとドロドロとまではいかないまでもシリアス展開? 束の間の幸せもその義兄によって崩れてくんだけど、ある意味コイツのおかげで両想いにもなれたのか? でもこの前作を読むと続編…

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