木村ヒデサトさんのレビュー一覧

おれ、被害者 コミック

木村ヒデサト 

未来形BLがコレ系ばっかりだったらちょっとこわい

レビューで初めての中立作品……
というのも、BLとしてならいわゆる「萌え」は感じられず、でも表現作品として見れば、これを読んで受ける衝撃度の度合いは正にネ申降臨としか言えず。
一言、怖かった……イタい作品ばっかり。

「よろこびの先鋒」
汚部屋の住人(同じゼミ生)からの首絞めセックスでしかイけなくなっちゃう大学生。きたない、グロい、露悪的であります。

「鹿島くんの知らない日常」

2

マリアボーイ コミック

木村ヒデサト 

彼の名はヨシキ。

表紙で病んでる系の痛い系だろうと決めつけてたけど、それだけじゃありませんでした。
もしこの表紙がなければ、読み始めはただの青春もの。あら可愛い、高校生の初恋かしらって読んでる途中でいきなり、脇役の年上イケメン美容師ヨシキが主役なんだと気づく。
お、面白い!しゅうちゃんの悶々やパニックや爆発も爆笑だったけど、主題作の2人には終始吹きっぱなしで、ラストの「クソやろう・・・」でまたブハーッ!次回作き…

1

鬼は笑うか コミック

木村ヒデサト 

ある意味カルト漫画

なんだろうなんで何回も読み返したくなるんだろう。
主人公達を最初からまた確かめたくなる。こんなだったんだ、こういう感情だったはずなのにと。
愛情を受けずに育った柏瀬だけど、ほんとに嫁いだとしても、ウエルカムに違いない天然な星谷父母の元で、一生幸せに暮らして欲しい。
しかしあの体育教師、クソでしたね。婚約者だった女性教師は、気の毒だったけど、結婚前に本性がわかってよかったと思うと同時に、もっと…

9

おれ、被害者 コミック

木村ヒデサト 

う~む・・・

「マリアボーイ」と「鬼は笑うか」がとても好みだったので、こちらを購入したけど、残念なことに私にはイマイチでした。
どれも後味が悪すぎる。中でも多重人格ものは、特集に組まれてたときに読んでいて、すごく苦手だったことを思い出した。
この作家さんだと覚えていたら、先出の2作は読む気がしなかっただろうから、記憶力が乏しくてよかった。
「未確認の証明」も、最後が衝撃的な事実判明!となるべきなんだろう…

0

おれ、被害者 コミック

木村ヒデサト 

ねずみ可愛かった



登場人物の片割れがほとんどが被害者。

首閉めセックスしてたりするけどそうしないとイケなくなってるし。

未確認の証明の男の子だけ可哀想なことになってます。
はじめてレイプされたのが小2?
本人は記憶を消して、レイプされる度に未確認生物、UHOやツチノコをみたと言っている。
良い記憶にすり替えてる。
と考えると冒頭でパジャマ姿で家のからUHOを見て喜んでるけど…家でレイプさ…

1

マリアボーイ コミック

木村ヒデサト 

ヨシキくんの再生物語

美貌の美容師・ヨシキ(受け)は、最愛の弟に歪んだ執着を抱きながら、相手かまわず男と寝る生活を送っていた。そんなある日、部屋を追い出されて行き場がないという若いイケメンと出会う。深みにハマるのが嫌で関わらないようにしても、かまわず距離を詰めてくるその男・加藤(攻め)に惹かれていくヨシキだったが…。


美容師のヨシキと高校生のなおと、という兄弟を中心としたスピンオフ作数点が1冊にまとめられた本…

4

鬼は笑うか コミック

木村ヒデサト 

体育教師は地獄に落ちろ

中学生の星谷(攻め)は、クラスでも浮いている柏瀬(受け)のことが気になっている。以前柏瀬が、体育倉庫で体育教師と淫行しているところを見てしまったからだ。しかし星谷が憧れている女教師がその体育教師と結婚するということを知り、柏瀬を責めると、「俺が悪いのか」と激昂されてしまい…。


最初は中学生時代の攻めの幼い正義感や、高校時代の攻めのまっとうな人間の無神経さがすごく受け付けなかったのですが、…

10

鬼は笑うか コミック

木村ヒデサト 

このタイトルって

中学で出会って、お互いがお互いを得ることで成長していく子ども達のお話。
このタイトル、途中までは良く意味がわからなかったんだけど、
最後にこう来たか!

先の見えない子ども時代、いつか別れが来てしまう事を怖れて、いっぱい、いっぱいセックスしたのに、二人の間には産まれる物など無くて、そうやって泣きながら眠ったあの日から、こんな日が訪れるなんて、
そうか、
あの日の言葉を、
鬼が聞いたら…

8

鬼は笑うか コミック

木村ヒデサト 

買ってよかった!

好きな漫画家さんと作家さん買っていたので、購入しました。
あまり買わない絵なのでどうかな~と思いながら読み始めました。
わたしは読み始めてすぐ、そのストーリーに引き込まれました‼
1回読んでも読み足らず、何回も繰り返し読んでいます。
柏瀬の不思議な感じとかとても面白かったです‼
中学生、高校生、社会人という長い年月を見事にまとめた1冊だと思います。
鬼、大爆笑。でわたしも大爆笑しました…

3

鬼は笑うか コミック

木村ヒデサト 

再読必須!

まさかの中学生で、なかなかえぐい状況から始まりました。
それなのに読み進める手が止まらないこの魅力は一体どこから…?
星谷の純粋さの中に潜む狂気や、大人びているようで年相応の心を隠していた柏瀬。
等身大の男の子と、大人な性の問題や家庭の問題などが見事に混ざり合って不思議な物語を形成していました。
最後の方は中学時代の闇も気にならなくなるほのぼの感で、重いだけでも軽すぎるわけでもない非常にう…

2
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