嵩梨ナオトさんのレビュー一覧

鬼の涙が花だとしたら 小説

夏乃穂足  嵩梨ナオト 

最後に愛は勝つ♪

鬼が出てくるようなファンタジーが好きです。皆さんのレビューを読んで興味を持ちました。ペーパーも読みたかったので、ペーパー付きで購入しました。

千鳥が11歳の時に鬼の森羅(シン)と知り合ったけど一度仲違いして、28歳で再会してからお話は動き出します。

もう、鬼の森羅が一途すぎて切なかったです。どうしてそんなに自分を犠牲にできるのか。誤解されて千鳥に冷たくされてる時は可哀想で可哀想で…。

8

残心 中白の恋 小説

丸木文華  嵩梨ナオト 

弓道モノ

私の好きな丸木文華さんでしかも弓道モノ!?これは買うしかない!と思って即購入。

まず、正しい弓道の知識に感動しました。小説家としては資料集めなんて普通のことかもしれませんが、私はそれだけでちょっとテンション上がりました。
(イラストの方はちょっとだけ違うかな?と思う所も一部ありましたがまあ許容範囲内でした)

主人公の新は亡くなった祖父の影響で弓道部に入り、祖父のように綺麗で真っ直ぐな…

3

『鬼の涙が花だとしたら』初回限定特典 書き下ろしショートストーリーペーパー 朱剛の受難 グッズ

ラブラブな二人

朱剛の視点で見たその後の二人が書かれています。ごめんなさい、めっちゃネタバレしてます。



本編の最後で長老になることになったシン。長老会からお屋敷に住むことを打診された時に断りますが、住んでもらわないと対面的に困るということで普段から住むことはないけれど、という条件のもと結局お屋敷は受け取ることに。

そのお屋敷に三人の子どもと千鳥が朱剛に連れられて遊びに来たお話です。

寝て…

6

鬼の涙が花だとしたら 小説

夏乃穂足  嵩梨ナオト 

シンの一途な思いに萌え

ちるちるさんの作家インタビューで拝見して面白そうだなと思っていた今作品。初読みの作家さまだったので様子を見ていましたがレビューを拝見して速攻で購入しました。内容は皆さま書いてくださっているので感想を。

もともと体格差があるCPが好きなので「鬼」が出てくる作品は好きなのですがこれも良かった。すごく良かった。

攻めのシンと受けの千鳥。どちらも自分ではどうすることもできない不運のせいで恵まれ…

7

残心 中白の恋 小説

丸木文華  嵩梨ナオト 

モラトリアムと現実

弓道部所属の高校2年生・新(受)は
不遜な後輩・俊輔(攻)が苦手。
弓道に大した興味を示さず
そのくせいとも簡単に矢を的に当てる
俊輔に苛立ちを隠せず…。


四人兄弟の三番目に生まれ
祖父を目標に弓道を頑張る新は
とにかく明るくまっすぐな性格。
その一方で、女子にチビと言われれば
ブス!と即言い返すような子どもっぽさや
幼い頃から異性より同性に惹かれてしまう
自身の性癖…

10

鬼の涙が花だとしたら 小説

夏乃穂足  嵩梨ナオト 

せつないです

読み終わった後、ため息をひとつ。
せつないです。

孤独な二人が出会って 友となったが、
山が吼えた日
千鳥は、親友が父を殺したと 疑い。
森羅(シン)は千鳥を助けるため、禁を犯した。

そして 2度目に山が吼えた日
二人は再会した。
森羅(シン)はひたすら千鳥一筋なのに、千鳥の誤解は解けないまま

この世界は、結界で守られた鬼たちの世界。
300年前に人間に裏切られ 鬼…

7

鬼の涙が花だとしたら 小説

夏乃穂足  嵩梨ナオト 

解脱攻めの還俗

一途攻め好きの同士の方、ここに素晴らしい攻めが光臨いたしましたよ。
一途で健気です。てか、健気を通り越してもはや無我の境地にまで達しているといってもいいくらいの愛情の持ち主です。
しかも鬼、おまけに○貞……あまりにツボすぎて涙がでそうでした。ダブル○貞という奇跡の組み合わせに思わず神を捧げてしまいました。
わたしのツボを置いといても普通にホロリとくるお話なので、強力プッシュしたいです。
こ…

12

宵巫女の愛舞 小説

藍生有  嵩梨ナオト 

神職について違和感なく

花丸ブラックではありますが、そこまでエロモード全開とは感じなかったですね。(腐ってますね・汗)
藍生さんの作品は『ショコラティエの恋の味』しか読んだことがないためまだ傾向がイマイチ掴めませんが、本来複数だとかが多い作家さんなのかな?

*********************
受けの久則は、自動車メーカーのサラリーマンで28歳。
離島出身で、海の守り神を祀る神社の長男であり神職資格も有…

0

鬼の涙が花だとしたら 小説

夏乃穂足  嵩梨ナオト 

種族を越えた愛の行方は

鬼、獣人、鬼人族の隠れ里、その他諸々と心躍る異世界ファンタジーを心行く迄堪能できる作品。
心躍るだけでなく、隻眼、触手、自己犠牲的献身による深い愛情、抗えない初恋と、個人的には堪らない萌要素もふんだんに盛り込まれておりました。

※ネタバレを含んでおりますので、ご注意ください。



トンネル工事の作業員としてやってきた現場でトンネル崩落事故に巻き込まれ、異世界へとトリップしてしまっ…

13

宵巫女の愛舞 小説

藍生有  嵩梨ナオト 

裏切られっぱなしの一冊(良い意味で)

 離島で巫女ものとくれば、それはもうおどろおどろしい土俗と因習の世界。たいてい巫女が受けで、神事の名の下に神に身を捧げるはずが、欲に狂った島民の群れに襲われたり、もっと恐ろしい人外の魔物の生け贄にされたりと散々な目に遭い、そこを命懸けで救い出してくれた攻めと手に手を取って島を出てゆく・・・のがお約束だと思ってました。沙野風結子さんの「輝血様と巫女」とか、矢城米花さんの「茨の呪縛」とか夜光花さんの「…

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