嵩梨ナオトさんのレビュー一覧

鬼の涙が花だとしたら 小説

夏乃穂足  嵩梨ナオト 

人外+もふ+ちみっこ+不憫+にゅるにゅる=神

人外BL大好物なのでタイトル買いです。
子供の頃に親しくしていた友だちが実は人ではなく鬼で、自分の父親を殺害した場面を見てしまった人間受と、そんな受にずっと心を寄せていた鬼攻の話です。

何だかもう読んでいてもどかしかったです。
誤解とすれ違いのある意味王道ものなんですが、結構拗らせている受がかなり不憫で切なかった。鬼である攻も色々と拗らせてる不憫攻。不憫と不憫が大変美味しく絡まり合い、ど…

4

鬼哭繚乱 小説

宮緒葵  嵩梨ナオト 

他のレビューに惑わされないで!とてもいい作品。

ひとことで言うと凄くよかった!
こーゆう和がテーマというか、昔!!って感じの作品は読んでて疲れてくるモノが多いので買うときは本当に迷いました...。ですが買って良かったというのが感想です。

攻めは本当に受けのことが好きです。
執着してます、歪んでます。
読んでてなんか気分がよかったです
最後のほうは本気で泣きました。(感動で)
万人受けするかはわかりませんがぜひ沢山の人に読んでいた…

6

氷上のアルゼンチン・タンゴ 小説

華藤えれな  嵩梨ナオト 

スケートを通して成長していく主人公

2016年秋アニメでに話題になったフィギアスケートものにはまった口です。
その流れでスケートものが読みたくなりました。
私の中でアルゼンチンタンゴといえば華藤さんなので萌え萌えで読みました。

スケート選手として恵まれた環境に育ったサラブレッドながらそこそこの成績の紘夢。
年下の天才的なスケーター 栄翔を妬み大人気ない態度を反省しつつも好きになれない奴だと思っていたのに、海外で共に練習に…

3

惑愛に溺れて 小説

火崎勇  嵩梨ナオト 

いきなり濃厚なのはいやだ

火崎先生ブームだった時におっかけで購入。
他のお姉さま方、ありがとう!まさかカバー下に後日談的なものがあるなんて!
レビューなかったら絶対気付かなかったわ。
私同様、気付いていないお姉さま方もいるに違いない。
今後、要注意。購入したら、一回全部はがす!

で肝心のお話。ヤさんものだと分かってなかった。
ヤさんもの、苦手なんです。それで萌。

前半はヤさんドロドロ感はなく、(それで…

1

残心 中白の恋 小説

丸木文華  嵩梨ナオト 

最終章で★1つプラス!

弓道部を舞台にした高校生同士のお話です。初めての感情を持て余したり、性指向のことで悩んだり、部活に没頭したり家族に励まされたり…と、思春期らしい描写の詰まった爽やかな作品でした。ちょっぴり痛い展開を予感させるあらすじですが、結構さくっと読める一冊だと思います。

五つの章に分かれていて、四章までは新(受)視点+最後の章だけが俊輔(攻)視点でした。この最終章が良かった!主人公の新の人となりが客観…

3

山に住まう優しい鬼 小説

  嵩梨ナオト 

八百万の神のいる日本ならでは

環境調査会社に勤める若菜(受け)は調査の下見に出かけた山で、足を滑らせて倒れているところを伊吹(攻め)に助けられます。
足を挫いてしまっていて、手当てをしてもらい食事を貰い、泊めてもらい、山の中を案内してもらいます。
ゲイである若菜は伊吹に一目惚れしてしまいます。

山の調査に本格的に入る事になった若菜は同僚たちと再び山へ向かいます。
同僚たちは宿舎になっている村長の家で酒盛りばかりして…

2

山に住まう優しい鬼 小説

  嵩梨ナオト 

王道の純愛ファンタジー

あらすじ:
環境調査会社に勤める理久(受け)は、開発予定の山の調査中、崖から落下。
山小屋で暮らす伊吹(攻め)という男に助けられ、足の怪我が治るまで彼の世話になることに。
一緒に過ごすうち彼に好意を抱くようになるが、彼には秘密があり……

理久は、子供の頃から何をやっても上手くいかない不運体質で、そのせいかどこか臆病でヘタレな性格。
ゲイで、男運も悪いため、伊吹への恋心を自覚してからも…

6

大好きすぎて意気地なし 小説

さとむら緑  嵩梨ナオト 

ほんのりおかしいラブコメディ

書店員の尋水(受け)は、書店の常連であり、同じビル内にある会社のエリートサラリーマン・優一(攻め)から突然告白を受け、以来「友達としてなら」と付き合いを続けている。しかしある日、同僚に誘われ、なぜか優一とともに合コンに参加することになってしまう。


漫画やアニメやゲームが大好きなオタク書店員受けと、突然受けに「誠実さとエッチな感じがよかった」と訳のわからない告白をしてきたエリート攻めのお話…

9

大好きすぎて意気地なし 小説

さとむら緑  嵩梨ナオト 

焦れ焦れのラブコメ

あらすじ:
エリート会社員の優一(攻め・30歳)にいきなり告白された書店員・尋水(受け・24歳)。
友達として付き合ううち優一に惹かれていくが、彼はなかなか手を出してこず…

冴えないオタクがカッコいい大人の男性に溺愛される展開かと思いきや…?
双方のキャラのギャップが楽しいラブコメです。

尋水は地味で平凡な書店員。
女の子に興味はあるものの、奥手過ぎるが故に恋愛経験はゼロ。

8

鬼哭繚乱 小説

宮緒葵  嵩梨ナオト 

余りに強すぎる執着

宮緒さんの作品は、攻め様の受け様に対する執着や独占欲が強くて、今まで読んだ作品はかなり好みだったのですが、この作品は一際攻め様の執着心が強く、私のキャパを若干超えてしまいました(汗)。
舞台は戦国の乱世の様に、各地で領土を広げようと画策する武将たちが群雄割拠している時代。
登場人物も地名も全くのフィクションですが、その緊迫感も楽しめました。
 
執着心も独占欲も強い攻め様や、精霊であるが故…

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