嵩梨ナオトさんのレビュー一覧

肌にひそむ蝶 小説

秀香穂里  嵩梨ナオト 

手掴みディナーが美味しそうで…

「肌にひそむ蝶」
世間体を気にして、いつも自分を押し殺しているような地味っこが、自分の全てを塗り替えるようなワイルドな男性に運命的に出逢って、彼が違う世界にさらっていってくれる……
そういうハーレ○インロマンス的なストーリーです。
これを男x女のNLでやられるとケッとなるのに、男同士のBLになるとニマニマと萌えるのはなんでなんだろうね〜?
スクエアな銀行員・邦彦が出会ったのはNYを拠点とす…

2

肌にひそむ蝶 小説

秀香穂里  嵩梨ナオト 

パッケージと商品が違う様な気が……

電子書籍で読了。挿絵有り。

お話自体は読みやすいです。
怒濤の展開を見せますが、トンデモ系のぶっ飛び方ではないと思います。
ちょっと戸惑ってしまったのは、嵩梨さんのこの表紙イラストの雰囲気や蝶のタトゥーを彫るというあらすじ、そして何より作者が秀さんということで、もっとダークな世界を期待していたんですね。そうしたら『クローゼットゲイの自立もの』で、私基準では『爽やか系』だったので、肩すかし…

2

肌にひそむ蝶 小説

秀香穂里  嵩梨ナオト 

予想の斜め上に話が飛びまくる

表紙買いです。
この作家さんは好き設定なのに、読んでみたら好みじゃないというのが続いて、しばらく離れたんですが、たまに読むとやはり好みと思う話もあって、作家買いから外しても博打買い?はぞっこう。
これは昔雑誌で読んだ記憶があり、表紙もきれいなので購入。
ただ、残念ながら内容は好みではなかったです。
抑圧されている会社員が芸術家の攻めと知り合ってから、予想の斜め上に話が飛びまくる。書き下ろし…

4

残心 中白の恋 小説

丸木文華  嵩梨ナオト 

猿腕って検索しちゃった

主人公(受)の性格が好きになれなかったんですけど、だ、駄目でしょうか…?

自分の今までの傾向から鑑みるに、どうもあまりに鈍い人は好きじゃないのかなと。鈍い人って人を傷つけるんですよね。で、人を傷つけておきながら怒って自分が傷ついていたりする。それって自業自得じゃん、って冷めた目で見て終わっちゃうんですよね。それを可愛いとも健気ともこれっぽっちも思えず…。

うーん現実の人物像の好悪とリン…

1

鬼の涙が花だとしたら 小説

夏乃穂足  嵩梨ナオト 

人外+もふ+ちみっこ+不憫+にゅるにゅる=神

人外BL大好物なのでタイトル買いです。
子供の頃に親しくしていた友だちが実は人ではなく鬼で、自分の父親を殺害した場面を見てしまった人間受と、そんな受にずっと心を寄せていた鬼攻の話です。

何だかもう読んでいてもどかしかったです。
誤解とすれ違いのある意味王道ものなんですが、結構拗らせている受がかなり不憫で切なかった。鬼である攻も色々と拗らせてる不憫攻。不憫と不憫が大変美味しく絡まり合い、ど…

4

鬼哭繚乱 小説

宮緒葵  嵩梨ナオト 

他のレビューに惑わされないで!とてもいい作品。

ひとことで言うと凄くよかった!
こーゆう和がテーマというか、昔!!って感じの作品は読んでて疲れてくるモノが多いので買うときは本当に迷いました...。ですが買って良かったというのが感想です。

攻めは本当に受けのことが好きです。
執着してます、歪んでます。
読んでてなんか気分がよかったです
最後のほうは本気で泣きました。(感動で)
万人受けするかはわかりませんがぜひ沢山の人に読んでいた…

6

氷上のアルゼンチン・タンゴ 小説

華藤えれな  嵩梨ナオト 

スケートを通して成長していく主人公

2016年秋アニメでに話題になったフィギアスケートものにはまった口です。
その流れでスケートものが読みたくなりました。
私の中でアルゼンチンタンゴといえば華藤さんなので萌え萌えで読みました。

スケート選手として恵まれた環境に育ったサラブレッドながらそこそこの成績の紘夢。
年下の天才的なスケーター 栄翔を妬み大人気ない態度を反省しつつも好きになれない奴だと思っていたのに、海外で共に練習に…

3

惑愛に溺れて 小説

火崎勇  嵩梨ナオト 

いきなり濃厚なのはいやだ

火崎先生ブームだった時におっかけで購入。
他のお姉さま方、ありがとう!まさかカバー下に後日談的なものがあるなんて!
レビューなかったら絶対気付かなかったわ。
私同様、気付いていないお姉さま方もいるに違いない。
今後、要注意。購入したら、一回全部はがす!

で肝心のお話。ヤさんものだと分かってなかった。
ヤさんもの、苦手なんです。それで萌。

前半はヤさんドロドロ感はなく、(それで…

1

残心 中白の恋 小説

丸木文華  嵩梨ナオト 

最終章で★1つプラス!

弓道部を舞台にした高校生同士のお話です。初めての感情を持て余したり、性指向のことで悩んだり、部活に没頭したり家族に励まされたり…と、思春期らしい描写の詰まった爽やかな作品でした。ちょっぴり痛い展開を予感させるあらすじですが、結構さくっと読める一冊だと思います。

五つの章に分かれていて、四章までは新(受)視点+最後の章だけが俊輔(攻)視点でした。この最終章が良かった!主人公の新の人となりが客観…

3

山に住まう優しい鬼 小説

  嵩梨ナオト 

八百万の神のいる日本ならでは

環境調査会社に勤める若菜(受け)は調査の下見に出かけた山で、足を滑らせて倒れているところを伊吹(攻め)に助けられます。
足を挫いてしまっていて、手当てをしてもらい食事を貰い、泊めてもらい、山の中を案内してもらいます。
ゲイである若菜は伊吹に一目惚れしてしまいます。

山の調査に本格的に入る事になった若菜は同僚たちと再び山へ向かいます。
同僚たちは宿舎になっている村長の家で酒盛りばかりして…

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