夏糖さんのレビュー一覧

6畳半の惑星 コミック

夏糖 

思ったよりちょっとつらかった

【異星人を受け入れている地球の話。桜井と同じアパートに引っ越してきたリエース星人の灰。桜井は灰と交流を持つうちに彼のことが気になり始めるが、風俗で働く灰は客に傷つけられて帰ってくることが多く…】

絵柄はどちらかというとフワンとして柔らかく、灰の周りにきらめく謎の物体の効果もあり、優しい雰囲気でした。けれどストーリーはなかなかハードで、もっと優しい話を期待していた私はギャップについていけず、つ…

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コインロッカーと穴 コミック

夏糖 

救われる物語

全体を通して、静かです。素敵な空気感。

あらすじは不穏ですが、ホラー要素は、ほぼありません。
都市伝説の条件のひとつ、「身体の一部」も軽め。
共通点のある二人が、互いの心をほどき、補い、温めていく。

ちいさな空間。二人の会話のみ。
細部まで、線で表現されている所もいいです。

性的な接触は、少しあります。

穏やかな気持ちになれる作品だと思います。

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サラバ、僕らの星よ コミック

夏糖 

トラウマ

さわやかな高校生ものかと思いきや、少しトラウマをひきずる青年の話でした。
あたたかくほのぼのとした作風でお気に入りの作家さんです。

幼なじみの二人。幼い頃に衝撃的な体験をしたせいで、本人は記憶にふたをしているけれど、成長するにつれ無理が出てきているよう。しかし、物語の序盤ではそれを感じさせない優しい青年として描かれています。

そんな彼をずっと見守ってきた幼なじみ。強い絆は、愛ゆえなん…

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6畳半の惑星 コミック

夏糖 

ファンになりました♪

あったかいお話です。
絵も雰囲気があってすてきです!( ´艸`)

物語の奥行きがあるので、2巻、3巻、と続くことを期待したいです!
この本がたくさんの人の目にとまりますようにと、初レビューしました。
私のように、読むと、はまる人が一定数いると思われます!ぜひ読んでください~( ^o^)ノ

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アパートメントブルースプリング コミック

夏糖 

男子高校生が好きな方は是非

つい最近読んだのですが、ここ最近で一番のヒットです!
最初大人しくてちょっと冷めた感じの主人公の朝陽くんが、恋をして変わっていく様は読んでいてとても微笑ましかったです。
相手を好きになる描写がハッキリ描かれていて、そこもポイント高いです。男同士故の葛藤はほぼないのですが(受けが、攻めとは釣り合わないと悩んだ事はある)、自分の気持ちを否定せずにお互いの魅力をわかり合って、初体験の時も相手を気遣い…

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アパートメントブルースプリング コミック

夏糖 

ほのぼの

ほのぼのしてます。
嫌いではないけど、ちょっと物足りないかも。

攻の凪は、イケメンで真面目、優しい。
でも過去のトラウマから、ちょっと歪んでる部分もあり。
根はとてもいい奴。
歪んでるといっても、最初の方でちょっとだけそういう部分が描かれるものの、後半は全くないです。
朝陽と出会って歪みが解消された?

受の朝陽は、高校生なのに一人でアパートの大家をしている苦労人。
趣味は自…

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アパートメントブルースプリング コミック

夏糖 

男子高校生3つ

表題作品は、主人公二人のBLよりも、このアパートの住人が魅力的で物語に大きく貢献していたと思います。
友達だと思っていた子に裏切られ、上っ面の付き合いしかしなくなった凪に優しさを見いだし好きになっていく朝陽がなんだか健気でした。ある意味、ラブじゃなくて、友情でも成立しそうないいお話。
付き合うことになってから凪がアパートの住人に挨拶をしたり、エッチが上手くいったら報告すると言ってるのが可笑しか…

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アパートメントブルースプリング コミック

夏糖 

初々しい感じがいいね

全部で3つのお話が収録されてました。
表題の攻めの凪は序盤は少々捻くれた感じの部分を見せるけど、すぐに素直な子になります。受けの朝陽は地味でオドオドした感じの子。
2人を囲む人達がいい人ばかりでよかったですが、何かがものたりない‥
個人的には表題の話より最後のお話の方が好きかなぁ

4

花咲き道理 コミック

夏糖 

主人公が・・・

この本、まるまる1冊分の長編連載作品なんだけど、
最初は主人公かなと思ったお話の語り手は観察者で、恋愛物語の主人公とは恋愛的に全く絡まないちょっと変わった作り。

人のオーラみたいな物が目に見える幹は、劇団の先輩岡崎のまわりにあふれ出す乙女花が気になってしょうがない。
幹はある日、偶然岡崎と劇団のリーダー関口が二人で話しているところを見て、岡崎の花の理由に気付くのだが、、、
と、恋愛物語…

1

コミック

夏糖 

ほのぼの愛情

はっきり言ってかなり地味で淡々としていて、盛り上がり盛下がりも大きくない。
ただ主役の二人の相手が気になる、恋愛的な意味で好きになるまでの心情を
作家である年上バツイチ男の子供たちとの交流を背景に描きながら
ほのぼのした、ゆっくり時間が流れるような穏やかさの中に少しずつ愛情が
芽生えて行くのではないだろうかと言うテイストで描かれた作品です。

会社をリストラされて、今にも橋の欄干から飛…

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