依田沙江美さんのレビュー一覧

step by step 小説

月村奎  依田沙江美 

恋愛要素はちょっと薄めかも

ほんわかしていて本当にありそうな大学サークルが舞台で(実話の入ったお話らしいですが)カップリングも好みでした。
無愛想だけど面倒見のいい先輩、森と、ちょっと甘ったれな後輩、芳明の先輩後輩のラブストーリーです。
ただ、女の子が邪魔をしてきて、この子には最終から最後までかなりイライラさせられました。

主人公芳明は甘やかされて育っていて、卑屈で子供ぽく、他力本願なところがあるのですが、陶芸のサ…

2

ココだけCOMICフォーカス!! EXTRA 2006 グッズ

興味を引く場面をちょこっとだけ

「小説chara vol.13」応募者全員サービスの小冊子102ページです。

小説のイラスト(表紙や挿し絵)を描かれた方が、小説の一部を元に漫画を描かれています。11本中7本が描き下ろしだそうですが、どれが描き下ろしなのかは明記ありません。

原作小説の紹介に1ページ、それからマンガで7~11ページで収録されています。あらすじだけでなく、人物相関図やツボ度チェックまであるのが嬉しいです。…

2

かみなりソーダ コミック

依田沙江美 

2人の心模様

全部で4つのストーリー入り。

中心の1つのストーリーに、そこに登場する人物の妄想的お話が1つ、
同じ寮のとても短い作品が1つ、あと1つは寮でのお話ではあるのですが、
表題の作品に出てくる寮と同じ寮かどうかも不明なほど
短い作品が1つ、という構成になっていました。

約10年前の作品という事ですが、古さとか全く感じないですね。

人それぞれ好みが有るとして、私は依田さんの作品がガ…

1

牛泥棒 小説

木原音瀬  依田沙江美 

圧巻の世界観!!流石です

こういう作品を奇譚物というのでしょうか。
当たり前のように妖怪が現れる世界。
ファンタジックでノスタルジーを感じさせる素晴らしい作品でした。
BLというジャンルでなくても通用しそうな面白さ。
牛泥棒というタイトルの妙や文章力、表現力は圧巻です。
木原さん節で、ところどころ切ない!痛い!と思うシーンはあるものの、独特の世界観に一気に引き込まれました。
受けの健気さがとっても切なくて、攻め…

4

チョコレート・キス 3 コミック

依田沙江美 

とうとう最終巻です

名門男子校で繰り広げられる、甘酸っぱい青春ラブストーリーの3巻です。今回は、同じ学園の3カップルが登場します。
3巻まで読んでも、やっぱりキャラの見分けが難しかったです。ただ、今回は伸哉と幹太が一緒のシーンが少なかったので、2巻よりは読みやすかったです。

◎幹太×吹原
幹太が生徒会長になってからのお話です。生徒会の仕事が忙しくて、つい吹原の誕生日を忘れていた幹太。数日後に思い出して、慌て…

3

チョコレート・キス 2 コミック

依田沙江美 

キャラの見分けが難しくて…

名門男子校で繰り広げられる、甘酸っぱい青春ラブストーリーの2巻です。

1巻のレビューでも書いたけど、2巻になってますますキャラの見分けがつきにくかったです。
今回新しく幹太が登場して、ほんと伸哉との区別がつかなくて。これは誰?と考えてると、話に集中できず…。読み終わるまでに疲労感が倍増です。
だって、1ページ目から主役が変わったことに気付かずに、伸哉だと思ってたぐらいです(汗)

と…

4

チョコレート・キス 1 コミック

依田沙江美 

ナイトのような委員長

名門男子校で繰り広げられる、甘酸っぱい青春ラブストーリーです。転校生の伸哉と委員長の油野が、ゆっくりと恋を育てていく様子にキュンとなります。

何と言っても、油野がカッコイイです。伸哉の危機には駆けつけるし、さりげなくナイトのように守ってくれるし。そもそも二人の出会いが、困ってる伸哉を油野が助けたことだし、始めから縁があったんだろうな~と思います。

一方、伸哉は天然でおっとりしていて可愛…

3

愛くらいちゃんと コミック

依田沙江美 

小悪魔度がパワーアップしてます

『愛の深さは膝くらい』の続編です。前作よりも、二人の気持ちがはっきりしていて、本作品の方が面白いです。

特に、昴の小悪魔度がアップしていて、先生を振り回すのが萌えます。
おまけに、ちょっと成長して男らしくなってるのも良かったです。
意外と女子から人気があるのに、好きな人がいるとハッキリ断ったり、先生にキッパリ告白したり。カッコ可愛い面を見る度にキュンキュンします。

そして、先生の方…

3

愛の深さは膝くらい コミック

依田沙江美 

パンツにこだわるお年頃

代用教員と高校生の、可愛いラブストーリーです。
高校生の昴が、意識してないのに小悪魔のように先生を振り回してるのが、可愛いの一言に尽きます。

先生を好きなのがバレバレなのに、強がってる姿にも萌えます。好きなのに意地悪するとか、子供か!?と突っ込みたくなります(笑)

特に好きだったのは、先生とホテルに行ったのに、パンツが気に入らなくて裸になれなかった場面です。そうか、ブリーフじゃ恥ずか…

3

斜向かいのヘブン 小説

砂原糖子  依田沙江美 

immortal

不思議な作品でした。ごく普通のサラリーマンなのに吸血鬼の受。
序盤でこれは本人の思い込みなんだと思わせて本当に吸血鬼というw
しかもめちゃめちゃ地味です(笑)
でも面白いです。

消防設備会社で働く久條は同僚の羽村主任の笑うところを初めて見てからなんとなく気になり始める。ある日ふたりで飲みに行った席で自分は吸血鬼なんだと羽村から聞かされる。
本人の思い込みだろうと思い、変わった性格の羽…

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