会川フゥさんのレビュー一覧

STEP WISE STEP コミック

会川フゥ 

3作目が気になるかも

◆STEP WISE STEP(表題作)
 大の親友から恋人へ移行するのが難しくてなかなか先に進めなかったり、仲を拗らせてしまったりという話はよく見かけますが、この作品では受けの思考が幼いためその段階はすんなり超えてしまうところが面白かったです。おバカというよりは、純粋で恋愛経験が足りなさ過ぎて何が起きているのかよく分かってない感じ。そんなワカをいいことに、きぃがどんどん事を進めていくのかと思い…

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忠犬くん コミック

会川フゥ 

凸凹コンビ

『ココロのち晴れ』に登場していた岳と晴瑠の友達の寺のお話し。
『ココロのち〜』では高校生でしたが大学生になっています。

人当たりが良くて朗らかな尚(寺)にしんどい場面を救ってもらった笠縫。
尚のバイト先のカフェに通い詰める懐きぶりで、憧れと好意がだだ漏れていてほんとに大型な忠犬くん。

共通の趣味が見つかり徐々に距離が近づくふたり。
大人っぽく見えるけど高校生という若さゆえの青臭さ…

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忠犬くん コミック

会川フゥ 

素朴で真っ直ぐで

作者買いです。
スピンオフだとは思わずしばらく読んでて、"岳"の名前が出てきた時に「んっ?」と気付きました。
「ココロのち晴れ」の攻め、岳の友人の尚が主人公の1人になっています。
だけど単体で読めるお話でした。

圧倒的太陽系男子の尚に助けられた笠縫が、尚のあまりの明るさや人を惹きつける魅力に憧れて懐いていくんですが、いつしか恋心となっていくその過程がほのぼのと温かく…

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忠犬くん コミック

会川フゥ 

尚くん最強だな!

いつも読後に元気をいただく作家さん。大好きです〜!今回は『ココロのち晴れ』の脇キャラ、尚のお話。さ・わ・や・か!でした。会川先生のスピンオフ、ワクワクドキドキさせてくれるので、毎回楽しみにしています。

本作の尚は、今回主人公の笠縫が通うカフェのアルバイト店員さんという役どころ。大学生編です。主に笠縫視点でお話が進むことで尚の魅力が余すところなく描かれています。とにかく尚がイイ子で読んでいて清…

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忠犬くん コミック

会川フゥ 

大型忠犬攻め好きな方に!

あぁ、心が洗われる音がする~!
ぴゅあぴゅあで素晴らしい作品でした。

知らないおっさんのゲロを体中に浴びた時に自然に優しくされたら
その人のことを忘れられなくなっちゃうのは当たり前ですよ
尚さんがいつもピッカピカの笑顔で人の良いところを沢山見つけ出してくれる眩しい人なので笠縫くんがだんだんと恋に落ちていくのも納得できましたし、尚さんも笠縫くんと一緒に過ごしていくうちに笠縫くんが特別な存…

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ココロのち晴れ コミック

会川フゥ 

(黒髪寡黙+無自覚煽り)× DK=読むしかない

ピュア、DK、アオハル、コミカル、片想い、ハピエン、黒髪寡黙攻めが大好きな方にピッタリの作品が、こちらの「ココロのち晴れ」になります。
卒業を控えた高3(ここで既にエモ味がすごい)の岳と晴瑠、当たり前に側にいた存在が遠く離れたら...
「お互いの存在がいかに特別だったのか」学園生活の中で甘酸っぱくてキラキラと描かれるその感情に、読んだあなたは胸がキュッと締め付けられるでしょう。
また、主人公…

7

僕とサオダケの日々 コミック

会川フゥ 

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小説家のサオダケx高校生のリョウ

① 「愚か者ども、愛を知れ」
② 「僕とサオダケの日々」

リョウは、オサダケともっと親密な交際をしたいと願っている。
リョウに振回される小説家のサオダケx高校生のリョウ

①愚か者ども、愛を知れ
②僕とサオダケの日々

キスだけでは、満足できない。
リョウは、サオダケともっと親密な交際をしたいと願っている。
一途なリョウに振回され、翻…

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ココロのち晴れ コミック

会川フゥ 

何気ない日常が特別

友達とだべって、笑って、恋をして。何でもない日常の中にキュンとしたり温かくなったり…。何気ないことだけど、かけがえのない日々を過ごしている様子に心が温まります。
放課後や夏休み、文化祭、受験勉強…変わりゆく季節を共に過ごす2人を見守りながら楽しく読めました。良かったです!

男の子たちのわちゃわちゃが楽しい!
そして、可愛らしくて初々しい恋にもほっこり&胸キュン!!
日常モノが好…

5

僕とサオダケの日々 コミック

会川フゥ 

一人称が「僕」なのも最高

 高校生リョウの素直さが本当に愛おしい作品でした。これだけの年齢差がありながら、サオダケがほぼ一目惚れに近い形で彼に惹かれたのも分かるなぁと。考え方、感じ方がとにかく真っ直ぐなんですよね。だから、彼がカミングアウトした2人の親友達も、カミングアウトした本人であるリョウに対しての印象を変えることなく、戸惑いの矛先がまずサオダケに向かったんじゃないでしょうか。サオダケにとっては災難だったでしょうけれど…

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愚か者ども、愛を知れ コミック

会川フゥ 

最後の収録作に期待

◆愚か者ども、愛を知れ(表題作)
 ここで終わるの!?というところで終わっていて、なんとも消化不良な印象だった表題作でした。木野が岩倉のことを、ただ自分を勃たせてくれる都合のいい男から恋人に昇格させていた流れが読めないのはもちろん、木野に怒っているけれど岩倉の方こそ最初のナンパが軽過ぎるし動機も大したことないので、木野に対して怒る資格があるのか疑問でした。そして、やっと互いの気持ちが通じたかも?…

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