三田織さんのレビュー一覧

僕らの食卓 コミック

三田織 

愛とは育むもの。。。

ううう・・・これを読み終わった今、とても幸せな気持ちです。

よかった、という思いでいっぱいです。
終盤、失ってしまったものへの憧れと失ってしまうかもしれないという恐怖の
表現が秀逸で涙なくして読めませんでした。

子供のころに孤独になってしまったけれど、
子供が好きで、周りとは怖くて接することができない臆病なサラリーマンが主人公。

おちゃめな母をなくした兄弟と出会って
大切…

2

山田と少年 コミック

三田織 

優しい気持ちになれるノンケ攻め

 偶然の出会いから発展するノンケとゲイの年の差恋愛ストーリー。流れがとても自然で、ノンケの山田が同性に惹かれていくのも全然違和感がなかったです。自分がゲイであることを知ったばかりの歳の千尋が、山田の言動に度々耳を赤くするのが初々しくて可愛くて、それを見て自分もドキドキしてしまう山田も愛おしかったり。千尋は親友に失恋したばかりではあるんですが、そんな時に山田にこんな接し方をされたら好きになっちゃうよ…

1

僕らの食卓 コミック

三田織 

ほのぼのハートフル癒し合いラブ

可愛いちびっこが出てくるお話はいいですね!
ゆかた~(笑)

豊の孤独な辛い過去と一人ぼっちの今。穣と種に出会って仲良くなって本当に良かった。

二人とも辛い過去を溶かし合いかけがえのない存在になりましたね。もちろん種とパパも。

この幸せを失う怖さに逃げそうになる豊でしたがパパさんとお話して考えを改め穣にプロポーズ?
そこまで穣や種と離れたくなくて幸せで良かった。

豊の親は…

1

ほっぺにひまわり コミック

三田織 

2つのお話の振り幅がすごい

ほっぺにひまわり
ヨネちゃんが可愛すぎてBLということを忘れそうでした。

みんなの癒し系ぽっちゃりいつもニコニコのヨネちゃん。男子校の男達におっぱいを揉まれるもいつもアライくんが助けてくれて。
野球部のカッコいいアライくん。

まさか幽霊騒動がアライくんの策だとは!

無事にお付き合いすることになった二人。でもヨネちゃんは親友から女の子の代わりにされてるんじゃと言われて悩みだして…

1

ばらのアーチをくぐってきてね コミック

三田織 

後日談集

おそらく同人をまとめられたのでしょう、愛にあふれた後日談がいくつか入っています。
これを最近買ったので本編を読み直したらすごく素敵でした。こんな二人の後日談が読めるのは大変うれしいですね。

本編では高校生と社会人でしたが、その後、男性同士ならではの、家族へのカミングアウトがとりあげられています。

お母さんからの伝言、そして山田の伝言。
スーツ姿の山田がレアでこちらもドキッとしました…

3

山田と少年 コミック

三田織 

いい!

久々に読み返してのレビューです。

この作品、いいですねー。ほんとに”ほっこり”が似合う恋愛ものでした。
電気工事の仕事をする山田(20代)と、高校生の少年。
ある日、倒れている少年を拾う、というBLあるある設定でスタートしますが、それからは、傷つきやすくも健気でかわいい少年と、どこまでも優しくいい人な山田の、よちよち歩きの恋に癒やされました。

こんなかわいい高校生、好きに成よね、っ…

1

僕らの食卓 コミック

三田織 

豊穣コンビに幸あれ!

ずーっと手元に残して、ふとした瞬間にまた読みたくなるそんな暖かい、暖かすぎて胸が苦しくなる作品です。

BLというジャンルを越え、家族愛をテーマにされている作品だと思いました。
過去に家庭環境でトラウマを抱えた豊さんが、穣さんと種くんに出会いトラウマを克服し、誰かを愛するという事を知りひと回り強くなります。お父さんの言葉が深すぎて、そのシーンでは涙無しでは読めません。何度読んでも涙がこぼれま…

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僕らの食卓 コミック

三田織 

あたたかい食卓と、あたたかい関係

BLアワードでノミネートされているのを見て、この作品を知りました。知って良かったと感じる、あったかくて、ほっこりとするお話です。

会社員の豊が作ったばくだんおにぎりをきっかけに知り合っていくことになる、母を亡くした青年の穣と、その弟である幼い種。豊もまた、複雑な幼少期を過ごし、暖かいとは言えない環境で育ちました。
穣と豊の、互いに孤独を補い合って欠かせない存在になっていく様子が良い。種がい…

2

僕らの食卓 コミック

三田織 

心温まるストーリー

絵柄があったかい。見ているだけでやさしい気持ちになれる絵だなと思いました。ほんわかストーリーだと思い込んでよみ始めたのですが、ほんわかだけではない、家族とは何なのかを考えさせられる深い物語でした。子供の頃から孤独感を抱いてきた豊かにとって種くんと穣の存在がどれほど温かいものだったか。また穣にとっても、豊と出会ったことで埋められたものがあるのではないかと感じました。
種くんのおにぎりを頬張る姿はか…

2

僕らの食卓 コミック

三田織 

食べ物が結んだ縁。

初めて読んだ三田織作品が『僕らの食卓』でした。
なんて優しくて繊細なお話なんだろう、と読了後は心が温かくなり、とても幸せな気持ちにさせてもらえた作品です。

幼い頃に両親と死別し、養子として迎えられた親戚の家は裕福だったけれど疎外感を強く感じながら育った豊。
幸せな家庭で生まれ育ったけれど母の死で喪失感を抱え、小さな弟(種くん)の面倒を見るために大学を休学している穣。
二人が互いの寂しさ…

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