牧さんのレビュー一覧

拝啓、南十字星の下より。 1945シリーズ番外編 4 小説

尾上与一   

1945シリーズ番外編完結 「恒久平和を祈って」

1945シリーズ番外編最終巻。オールキャストとあり楽しみにしておりました。美しい深いあおの表紙。
最終巻にふさわしい夜のあおです。このシリーズどの表紙も綺麗な空の青が印象的でした。
「天球儀の海」から尾上先生からアタックして牧先生にお願いしたとのこと。本当に唯一無二を感じます。

タイトル作品は六郎×恒でした
六郎×恒9
秋山1
秋山の報告書=恒、塁、千歳、斉藤(!)、藤十郎
三上…

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拝啓、南十字星の下より。 1945シリーズ番外編 4 小説

尾上与一   

シリーズ完結おめでとうございます

1945シリーズの完結おめでとうございます

牧先生による新しい表紙と巻末のイラストが毎回とても楽しみで、Xで公開してくださるボツラフも合わせて心躍るシリーズ作品の数々でした。
旧版が店頭から消え、電子版もなく、「とても素晴らしい作品です!」とおススメしたくとも自分の手持ちの書籍だけ。
それがずっと残念でしたが、巻末の先生のお言葉にある様に皆様のおかげで再び新しい書籍で手にする事が出…

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拝啓、南十字星の下より。 1945シリーズ番外編 4 小説

尾上与一   

これで最後の本とのこと。またみんなに会いたいです。

1945シリーズの番外編集第4弾。28本のSSが収録されています。
2012年から2018年に書かれた、同人誌や特典ペーパー、web書き下ろし等を集めた約350ページの文庫本です。
月光ペアが多めではありますが、艦爆ペアが比較的多いのがこれまでの3冊とは異なります。
本書では、寛容で温厚で賢い秋山の良さを感じることが多かったです。また、塁にしょっちゅう絡む斉藤のお話を読めたり、戦後高校教師に…

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拝啓、南十字星の下より。 1945シリーズ番外編 4 小説

尾上与一   

シリーズ完結…寂しさと切なさと、ほのぼの沁みる温かさと。珠玉のエピソードの数々

「1945」シリーズ、これにて完結。(寂しい…)
全部で28遍の、珠玉のエピソードの詰め合わせです。

各キャラ達の出てくる本編は、やはり戦争ものとあって
切なく辛い展開に心抉られましたが、、

こちらの短編集にはそんな彼らの日常のほのぼの、
クスッと笑えるエピソード類が詰まっています。
(数ヶ月間戻って来ていない塁を、いまだに待ち続ける三上のお話...
このお話は、強く胸が痛み…

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海鷲に告げよ 小説

尾上与一   

三上&塁

同人誌既読。 
三上に反感を持っていた頃からだんだんと自分の気持ちや三上が無事でいて欲しいという願い変わっていく塁の心の成長。
そして何より子供の頃から満たされず、さらに傷つけられたその心が三上の優しさと愛情で癒され相手を大切に思う気持ちが生まれていく姿。
それが幾つものエピソードと牧先生のイラストによって切々と伝わってきます。
巻末のイラストに今回も涙。永遠のお気に入りシリーズ。

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『海鷲に告げよ』コミコミスタジオ限定 SS小冊子「ミカミテツオ」 グッズ

集約であり補完

「海鷲に告げよ」の特典SS小冊子。
まだお互いのことを知らなかった時、音が鳴る戦闘機があると注意喚起する三上からの電信が張り出され、腹を立てる塁。
懐かしい場面です。ここから少しずつ、塁が三上に心を開いていき、唯一の存在になっていくのですが、このSSは、「海鷲に告げよ」に収録されている「ローレライの手紙」の補完ともいえるかもしれません。
「ローレライの手紙」の中で、塁から衛藤新多への手紙にそ…

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海鷲に告げよ 小説

尾上与一   

3冊目の番外編集の発行に感謝です

1945シリーズの番外編集第3弾。20本のSS・短編と、1本の牧先生のマンガが収録されています。メインは浅群塁と三上徹雄の「蒼穹のローレライ」の二人です。たまにちょこっと月光ペアが絡んで来ます。
2015年から2021年に書かれた、同人誌や旧版の特典小冊子等からの再録と、2024年の小説Chara vol.50に掲載されたSSと牧先生のマンガの再録、あわせて約390ページの文庫本です。「郵便飛行…

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碧のかたみ 2 コミック

近江谷  よこやま  尾上与一   

原作に忠実で全ページカラー

尾上与一先生の小説「碧のかたみ」のコミカライズ。1巻に引き続き2巻も全ページカラーです。本当に贅沢。
第2巻は、第8話から第12話を収録。原作だと小説(キャラ文庫)の115ページから190ページに相当します。1巻と同様、原作に忠実です。科白も原作とほぼ同じ。
このまま最後までマンガにするんですね。大変。私は最初コミカライズの話をきいたときにはもっと軽く考えており、数話分を電子単話で配信するだけ…

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郵便飛行機より愛を込めて 小説

尾上与一   

琴平兄弟メインの番外編

琴平兄弟がメインの番外編でじた
航に微笑ましく思うお話が多く感じます。
恒と六郎が捕虜になってからアメリカで長い間療養し、住んでいたことがわかって驚きました。
そして恒の身体が未だ癒えていないのが痛々しかったです。
六郎と2人寄り添いあって暮らしていくお話は涙がでました。

「なにもなかったから恒を好きになったわけじゃない」戦争の刹那だったからではない愛情がヒシヒシ伝わります。
ずっ…

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碧のかたみ 1 コミック

近江谷  よこやま  尾上与一   

忠実にコミカライズ

尾上与一先生の小説「碧のかたみ」のコミカライズ。全ページカラーなのがとても贅沢です。
第1巻は、第1話~第7話収録。原作の冒頭から文庫版だと114ページまで。科白も同じですし、とても忠実にコミカライズされています。
と言うのは簡単ですが、作画は大変だろうなと想像します。結構戦闘機が出てきますし、戦闘シーンもあります。なかなか描く機会ないじゃないですか、ラバウル基地ですし。
描線が細いので、普…

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