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尾上与一 牧
umeair
ネタバレ
「1945」シリーズ、これにて完結。(寂しい…) 全部で28遍の、珠玉のエピソードの詰め合わせです。 各キャラ達の出てくる本編は、やはり戦争ものとあって 切なく辛い展開に心抉られましたが、、 こちらの短編集にはそんな彼らの日常のほのぼの、 クスッと笑えるエピソード類が詰まっています。 (数ヶ月間戻って来ていない塁を、いまだに待ち続ける三上のお話... このお話は、強く胸が痛み…
みつき999
同人誌既読。 三上に反感を持っていた頃からだんだんと自分の気持ちや三上が無事でいて欲しいという願い変わっていく塁の心の成長。 そして何より子供の頃から満たされず、さらに傷つけられたその心が三上の優しさと愛情で癒され相手を大切に思う気持ちが生まれていく姿。 それが幾つものエピソードと牧先生のイラストによって切々と伝わってきます。 巻末のイラストに今回も涙。永遠のお気に入りシリーズ。
ぱるりろん
「海鷲に告げよ」の特典SS小冊子。 まだお互いのことを知らなかった時、音が鳴る戦闘機があると注意喚起する三上からの電信が張り出され、腹を立てる塁。 懐かしい場面です。ここから少しずつ、塁が三上に心を開いていき、唯一の存在になっていくのですが、このSSは、「海鷲に告げよ」に収録されている「ローレライの手紙」の補完ともいえるかもしれません。 「ローレライの手紙」の中で、塁から衛藤新多への手紙にそ…
1945シリーズの番外編集第3弾。20本のSS・短編と、1本の牧先生のマンガが収録されています。メインは浅群塁と三上徹雄の「蒼穹のローレライ」の二人です。たまにちょこっと月光ペアが絡んで来ます。 2015年から2021年に書かれた、同人誌や旧版の特典小冊子等からの再録と、2024年の小説Chara vol.50に掲載されたSSと牧先生のマンガの再録、あわせて約390ページの文庫本です。「郵便飛行…
近江谷 よこやま 尾上与一 牧
尾上与一先生の小説「碧のかたみ」のコミカライズ。1巻に引き続き2巻も全ページカラーです。本当に贅沢。 第2巻は、第8話から第12話を収録。原作だと小説(キャラ文庫)の115ページから190ページに相当します。1巻と同様、原作に忠実です。科白も原作とほぼ同じ。 このまま最後までマンガにするんですね。大変。私は最初コミカライズの話をきいたときにはもっと軽く考えており、数話分を電子単話で配信するだけ…
chimml
琴平兄弟がメインの番外編でじた 航に微笑ましく思うお話が多く感じます。 恒と六郎が捕虜になってからアメリカで長い間療養し、住んでいたことがわかって驚きました。 そして恒の身体が未だ癒えていないのが痛々しかったです。 六郎と2人寄り添いあって暮らしていくお話は涙がでました。 「なにもなかったから恒を好きになったわけじゃない」戦争の刹那だったからではない愛情がヒシヒシ伝わります。 ずっ…
尾上与一先生の小説「碧のかたみ」のコミカライズ。全ページカラーなのがとても贅沢です。 第1巻は、第1話~第7話収録。原作の冒頭から文庫版だと114ページまで。科白も同じですし、とても忠実にコミカライズされています。 と言うのは簡単ですが、作画は大変だろうなと想像します。結構戦闘機が出てきますし、戦闘シーンもあります。なかなか描く機会ないじゃないですか、ラバウル基地ですし。 描線が細いので、普…
番外編3冊目!こうして読める幸せ。 尾上先生や出版社様方のご尽力に感謝いたします。 蒼穹のローレライの二人。 塁の不器用さ、いといけな様、読んでいて切なく胸が苦しくなります。 三上の話し方を読むと懐かしく ああそうだった、シリーズで一番優しい口調だったな‥思い出しました。 恒と六郎も塁の振り回され役で登場。 恒が同じ搭乗員として塁を理解しようと、救いたいと思っていることに涙し…
ただただ一言、素晴らしい番外編集でした... 全21編の短編が収録された、1945シリーズ番外編集第3弾です。 同人誌や旧版のコミコミさん特典など、 今では読めないもの・入手の難しいものがこうして一つの形で読める喜び…! 噛み締めました。 1945シリーズ、どの御本も大体一度は読み返しているのですが 実は『蒼穹のローレライ』だけはどうしても読み返せなくて( ; ; ) …
ミルクオオメ
ラバウルに行きたい。 検索かけて、見た事もない風景の写真なのに、涙が出るんです。 彼らがここに居たんだって思ったら、胸が熱くなる。 登場人物が『キャラ』じゃなくて、一人の人間として描かれている。 作者様の、さすがの表現力で、気持ちをどんどん攫われます。 出だしから、どんな展開になるのか引き込まれ、回想では、ローレライの謎や、そこで過ごした彼らの日常生活がとても気になりました。 整備…