杏野朝水さんのレビュー一覧

永遠をつなぐとき~蜜月に溺れて~ 小説

杏野朝水  木下けい子 

帯のフレーズの意味が不明

どうでも言い感想なんですが、帯にめちゃくちゃに~とか、極上の檻で愛に溺れたなんて
書いてあるのですが、1冊まるまる読んで見てもそのフレーズの意味するところが
今一掴めない感性のニブイ自分を発見したかもです(笑)

お話の内容は、ゲイである受け様が大学時代に初めて出会った攻め様に長い間片思い。
それでも、好きだと言い出すよりも友人として傍に、ただ秘められた思いを胸に
攻め様を見つめる事で…

6

蒼い鳥 小説

杏野朝水  陵クミコ 

ガラスの十代

結構杏野さんのシリアスなちょっと暗い感じの展開は好きなタイプではあるのですが、どうにも彼らの抱える家庭の問題が自分の抱えた過去の現実とかぶって、やけに胸に痛く突き刺さるお話でした。
普通BLなんだかだと、高校三年生だと結構自立していて大人顔負けなんて設定が結構あるので、思ったより主人公たちが背伸びしてなくて、等身大の悩みを抱えて苦悩するまさに十代の姿であったのがほっとさせます。

両親が離婚…

3

キスより切ない愛しさを 小説

杏野朝水  金ひかる 

新規開拓の為に購入!

貴族・クレール・ブノワニエ×老舗ホテル御曹司・桐嶋純記です。

えー・・・新規開拓の為に購入したので、続きものと知らずに
購入してしまいした・・・orz
まぁちゃんと調べろよwwって話なんですが・・・( ゚ω゚;)

でも前作を読まなくても、最初の方にある程度前作のあらすじがあったので、
だいたいはわかります(*'Д'*)ノシ

サクサクっと読めたのですが、

1

夢から醒めた恋人は 小説

杏野朝水  鈴倉温 

攻めの記憶喪失

設定が面白かった!に尽きるお話でした。

良は、愛人としてパトロンを渡り歩いているのですが、
「雇い主」である傲慢で、仕事人間な鳴海が、
記憶喪失により、性格が誠実に良のことを見てくれるようになります。
そんな鳴海のことが気になるようになるのですが、
記憶が戻ってしまったら、以前のように自分のことを
何とも思っていない人になってしまうと思い、恐れ・・・

というものでした。
な…

0

君って冷たくてわがままで、でも… 小説

杏野朝水  緒田涼歌 

大丈夫なの?この二人?

ワケアリ大学生×ぼんやり翻訳者。
杏野先生の作品は、好きなので作家買いしているのですが、今回は私の萌えツボには外れていました。なので、辛口です。すみません。
受の人のお人よしっぷりには、度が過ぎてちょっとイラっとしました。
弟の彼女のペットを預かったり、弟や友人に金を貸したり、そのうえ見知らぬ人を泊めて住まわすなんて、世間知らずを通り越して、この人大丈夫なの?と思ってしまいました。
人がい…

2

夢から醒めた恋人は 小説

杏野朝水  鈴倉温 

記憶喪失で変わる関係

記憶喪失と愛人設定が面白そうで読む前から期待しすぎて、後半は若干物足りなさを感じたかな。でも最終的には満足できる終わり方だったので良かったです。

ちなみに記憶が戻ってからの鳴海が一番好きです。不器用ながらも良に気持ちを伝えるのが萌え。
記憶喪失中はやっぱり全くの別人な気がしてしまうので。
良に対しては実はそんなに思い入れがなかったりします(笑)好みの性格かと思ったんですけどね。なんとも気…

0

君って冷たくてわがままで、でも… 小説

杏野朝水  緒田涼歌 

大人と子供?寂しがり屋の二人

帯には意地悪とおっとりってなってるのですが、大学生である攻め様は意地悪って
言うよりも、オレ様で寂しがり屋の我儘で、でも外面が良い子供みたいで、
対する受け様は翻訳家で築40年の古い一軒家で昼夜逆転の一人暮らしをしてて、
32才にもなっているのに、日和見的で、よく言えば人が良くて騙されやすい人。
受け様のこの性格は、幼い時の育った環境が大きく左右しているような感じでした。
攻め様は、まさ…

1

君って冷たくてわがままで、でも… 小説

杏野朝水  緒田涼歌 

32歳、人から好かれたい大人

杏野作品ってちょっと痛いモノが多い気がするのですが、今回のこの作品、
主人公がのんびりしたおっとりさんで、そしてちょっとドジっこで、ボロい借家に一人住まいだけど、ちゃんとご近所付き合いもしていて人あたりもよく、
そんな設定なので、あれ?ほのぼの系なのかな。なんて思って読み始めたのですが、中盤に入り、展開で登場してくる押しかけ同居人の態度が傲慢になってくるにつれて、ものすごく胸が痛くなってきてし…

2

恋の果てには 小説

杏野朝水  井上ナヲ 

大事にしたいから傷つける

なかなかに複雑な攻め様でしたね、それを受け止める受け様は一途で健気です。
初めて出会った時、受け様は17歳、攻め様は27才、受け様は一目ぼれ状態で
直後失恋してしまうことに、その出会いは姉の婚約者としてだったから・・・
それから攻め様は受け様の義兄になるのですが、受け様はそれでも好きだった。
そして、3年後姉夫婦が離婚をすることになり、受け様は最初で最後だからと
思いを打ち明け受け止めら…

2

恋の果てには 小説

杏野朝水  井上ナヲ 

病んでる攻めです

杏野さん作品、多分読むのは3作品目だとおもうのですが、それらは割と攻めが酷いというか痛い感じの作品だったような記憶がありますが、またまた!とってもネガティブな痛い攻めでありました。
ちょっと暗めの展開です。
希望はなかなか見えて来なくて、もう、どうしてくれようぞ、こんな攻めいい加減さっぱりと切ってしまえよ、何とかならんのか?と主人公の受けと一緒に悩みながら、この展開の行き付く先が気になって、理…

3
PAGE TOP