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3/6(合計:56件)
葵居ゆゆ 香咲
みざき
ネタバレ
男性を誘惑する、本来は女性体が多いはずの淫魔(サキュバス)の男性体として産まれたデザイナー・夕都が初恋を実らせるまでのお話です。 サキュバスとして、本来であれば他人をフェロモンで誘惑して精気を得なければならないのですが、過去に両親の精気を両親が倒れるまで取り過ぎてしまった事がトラウマになってしまったのと、その気がない相手をフェロモンで誘惑する事に引け目を感じていて、サキュバスは普通の食事では…
てんてん
本品は『恋も食事もあなたと二人』のコミコミ特典小冊子です。 本編後、降町が夕都としたある約束のお話です。 降町の恋人は人間ではなくサイキュバスという淫魔ですが、降町からする とおよそ悪魔らしくありません。 控えめだし、遠慮ばかりだし、精気を貰って生きているなんて申し訳ないと 思っているらしく、十分モテそうな顔立ちなのに、本人がひっそりしている せいか恋愛経験もなかったときい…
今回は出版社文芸部の副編集長と男性サキュバスのデザイナーのお話です。 受様が精気を得る為に誘惑した攻様と恋人なるまで。 この世界の人口の2割は「人ならざる者」と言われていますが、受様は淫魔の 中でも男性を誘惑するサイキュバスなのに男性型で、生まれてからであった 数少ない人外でも自分と同じ存在はいません。 まだ両親から精気を分けてもらっていた子供の頃に、空腹のあまり吸い過ぎ …
夕映月子 香咲
わぬこ
元々バリタチだった槙がかわいいネコたちの前でタチであろうとして疲れてしまい、そこでタチとしての自分に違和感を持ち性趣向を変えてみようと思い立つ。 槙の攻めてとしてのプライドが邪魔をして三隅に惹かれていくのを受け入れられない葛藤が素晴らしい。 相手の三隅もそんな槙の複雑な感情に配慮して強く攻めことはせずに槙が三隅を受け入れるのを待っているのがまさにスパダリ。 槙も三隅が好きという感情を受け…
ぴれーね
超臆病で悲観的な受けと、そんな彼をこれでもかと大きな愛情で包み込みまくる世話好きな攻めによる、とても優しくてあたたかいラブストーリーになります。 受けの自己否定感があまりに強いと言う点では好き嫌いが分かれるかもしれませんが、個人的にはとてもツボなお話でした。 いや、攻めの愛と言いますか、器がとにかくデカイのです。 不憫な子が、攻めの大きく揺るぎ無い愛情で満たされてゆくー。 ってパターン…
ふばば
いや〜萌えました。 (私の年のせいか)やっぱり学生BLよりも、少しでも年上のリーマン設定に萌えますね。 設定は、今までタチとして可愛い系の男性を抱いてきた槙(マキ)が、「受けになりたい」という自身の心の奥底からの欲求を無視できず、遂により強いタチに抱かれる選択をする… という、攻めから受けへの転化ものです。 視点は、今まではタチ、これからはネコ志願の槙なので、色々精神的な葛藤の描写が多く続…
ゆ~
前半の元攻めの受け、槙の葛藤が悩ましくて良い。 仕事にプライドを持っていて且つデキル攻めとしてのプライドもあったけれど、誰かにこの高いプライドをへし折って欲しい。じゃないと前に進めないという悩みを(但し自分の認めた相手に限る)という言葉がつくのにも関わらず全てを攫っていくハイスペック攻め様のタカシが上位の雄として君臨している様が槙にとっても読者の私にとっても堪らなかった! 恋の敵対者が出て…
カラフル
BL小説として上手くまとまった模範的な作品でした。 私個人としては、もう少し捻りのある作品が好きだったりしますが、万人受けする一冊だと思いました。 ハイスペック同士の恋愛ですが、展開は王道でした。大人の社会人BLというより、リアルなゲイ事情も入ったメンズラブで楽しめました。大人の割り切った関係という事でエロシーンも多いのですが、不思議と退屈せずに読めました。そういう所も含めてBL小説…
165
ハイスペック同士ですね! 長年攻めだった槙が自分のアイデンティティーに悩みこの男ならと選んだのが三隅。 THEベストオブ攻めですね! 途中までは槙の矜持について延々と、その後は三隅を好きだと気付いて悶々と。セフレでは辛いけれど好意を知られたら面倒がられて切られてしまうと。 そして仕事で事件が。仕事に色恋を持ち込まないと誓ってたのに槙が三隅の危機を救います。 プライドと自信と矜…
fandesu
この作品、タイトルがとても気になっていたのですよね。 『出来る男の誇りと恋』……何かすんなり読めない、引っかかる感じがするのです。それも確信犯でやっている匂いがするんですよねぇ。 読んでみて、このタイトルの『ギクシャク感』と主人公、槙が悩む『グルグル感』が符合している様な気がしました。技巧的でちょっと嬉しい。 若いゲイ達にタチとして指南をしてきた槙が、タチで居続けることに疑問を持ったのが…