尾上与一さんのレビュー一覧

さよならトロイメライ 小説

尾上与一  笠井あゆみ 

執事

最近あまいBL多すぎるよな。
たまには昔みたいに手ひどいヤツが読みたいとおもっていた昨今。
久ぶのハードコアでした( ノД`)シクシク…甘いのが読みたい
完全に読み手を選びます。

成熟前にオッサンの手籠にされるとか。
薬をもられて手籠めにされるとか。
あれやこれやなプレイとか。
精神的にアイタタタな展開が待っておりますので
ダメな方はご注意くださいませ。

お話しは、貧乏故…

3

恋愛を進めるにあたって 小説

尾上与一 

「初恋をやりなおすにあたって」の同人誌

大好きだった商業誌「初恋をやりなおすにあたって」の同人誌!これ、商業誌本編がお好きだった方にはぜひぜひぜひお読みいただきたいと思う1冊です。通販(コミコミ、アニメイト、フロマージュと先生は呟いておられました)しておられると思うので、見かけられましたら迷うことなくgetしてくださいませ。ああ、先生有難うございます!とガチで思ったので神です。

以下7編+あとがき+おまけ。おまけ以外は二段組。2,…

3

ルドヴィカの騎士 ~奇跡の泉・銀~ 小説

尾上与一  央川みはら 

好みの主従過ぎてもう

奇跡の泉シリーズ第二弾。
同時発売で先に金の方を読んだんですが、そっちはいまいち響かなかった。
表紙の感じからして銀であるこっちの方が絶対に自分好みだろうなぁとは思ってたんですが、直感は正しい!
好み過ぎて倒れそうな話になってました。

こちらは前作の受であるヨシュカのお兄ちゃん、マティアスのお話です。
世界観は前作で頭に入っているので、導入部分からすんなりと入ることができました。

1

天球儀の海 小説

尾上与一   

まさか

まさかこんなことをされるなんて!
一生忘れられないような出来事がありました。
小説としても大変おもしろかったです。
攻めの執着が意外とすごい。
幼少期に助けてもらったから憧れたみたいなきっかけだと言っていますが、別に彼にだけ助けられたわけじゃないので、単純に一目惚れとかそういうものだったんだと思いました。
手の甲のホクロ、そんなに気に入られてたんだな…
攻めのお父さんが普通にいい人で良…

0

初恋をやりなおすにあたって 小説

尾上与一  木下けい子 

読み応えがすごくあった

プロ将士って過酷なんですね。
将士って頭が壮絶に良い人、というイメージしかなかった私だけど、受けの命を削るかのように将棋を指す姿は壮絶で圧倒されました。

「初恋」という言葉から、何となく甘酸っぱいものを想像していたのだけど、思っていたよりも壮絶な覚悟が込められた「初恋」だったなぁ……というのが読後の印象。

初恋の思い出そのものは、小学生時代ということもあり実にたわいのないエピソードな…

4

初恋をやりなおすにあたって 小説

尾上与一  木下けい子 

将棋界のイロハを知るにはいいかも

設定も現代もののせいか、今までの尾上先生の作風とだいぶ違いました。
時代物に比べると、尾上先生持ち前の「物語の深さ」が薄まっているように思いました。

今フィーバーの将棋界という伝統と格式ある世界に在籍する才能のある若手棋士の知能戦に向けた日々のストイックな鍛錬、ユニークな人柄、将棋に捧げた人生模様などを覗けて面白かったです。

棋士の雪のキャラがたっていてなかなか可愛かったです。攻めの…

3

初恋をやりなおすにあたって 小説

尾上与一  木下けい子 

優しさと愛の話

家事全般得意な青年が生活能力ゼロのプロ棋士のお世話をすることから始まる物語、のはずが、物語はもっとずっと前から始まっていて、そこにはいくつもの思いが絡まっていて、登場人物全員の温かくて真っ直ぐな思いに読んでいる間はずっと泣いていた気がします。

華奢で繊細で「雪」という名から連想されるイメージをほとんど裏切らない儚さを持つ受けが、それでも棋士を痛感させる負けん気の強さで決して弱弱しく守られるだ…

4

初恋をやりなおすにあたって 小説

尾上与一  木下けい子 

後退王子!

面白かった!!!!!初の尾上先生で読めるかなとドキドキしていたし、将棋って全く興味がないんだけど、受けがちょっと変なスイッチもってる人で、めちゃくちゃ面白かったです!時間たってからでも「ああ、あのキャラね」といって覚えていそうなので神よりの萌2です。書き下ろし本編300Pほど+後日談3P+あとがき。

京都の何でも屋で1月から働いている敦也。家事一通りができるというポイントが売りで、昼過ぎに急…

2

初恋をやりなおすにあたって 小説

尾上与一  木下けい子 

プロ棋士は大変そう

幼馴染みが偶然再会するお話。
小学生のころから将棋一筋で、年若くしてプロ棋士になった灰谷雪。
九州から上京して何でも屋で働いている大須賀。
二人は小学生の頃、一時期仲良くしていたが、大須賀の母が事故死したことで、ちゃんと別れを告げないままはなれてしまいます。
ある日大須賀が、ハウスキーパーとして仕事に行った先は灰谷の家で、そこは惨憺たる状態で、、、。

生活のすべてを将棋に捧げてきた灰…

4

アヴァロンの東 ~奇跡の泉・金~ 小説

尾上与一  央川みはら 

一番好きな作家さんですが、今回はうぅん……

※辛口注意※

待望の尾上さん新シリーズ。
鮮烈な印象を残してくれたデビュー作から1945シリーズまで、とにかくいつもあっと驚かせてくれるような、とても個性的な話を生み出し続けてくださっている作家さん。
大好きで大好きで、今回の作品ももう心待ちにしていたんですが、残念ながら今作は私の心には響きませんでした。

設定は嫌いじゃないんです。
ファンタジーも中世ヨーロッパの騎士風も、鎧兜の…

6
PAGE TOP